宮崎県病院局

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県立病院事業評価委員会の意見概要(平成18年12月21日開催)

◎  開催日:平成18年12月21日(木)


 ※ 県立病院事業の平成18年度決算見込みをもとに、委員長をはじめ、各委員から病院別に意見等をいた
  だいた。
   (回答)は、委員の質問等に対して、当該委員会の場において、病院局が回答した内容である。



【共通】

 ○ 経営改善のため現業業務の委託化を行ったとのことであるが、今後は、どのような業務を民間へ委託し
  ていくのか、基本的な考え方を伺いたい。

  (回答)
    医療の安全にかかわるものは制約されるが、単純業務であったり、あるいは、民間の知恵を活かした
   方が、よりコストを抑えることができる業務は、委託化していきたい。



【宮崎病院】

 ○ 病床数の減少につながることにはなるが、県病院に対して、病室の個室を多くしてもらいたいという声
   がある。

  (回答)
    患者サービスの向上などにつながることから、方向としては、個室化を進めたい。


 ○ 地域の医療機関との連携を推進しているとのことであるが、現在の外来患者の減り方は、想定された範
   囲内であるのか。

  (回答)
    県立病院は、何でも診る病院というより、入院患者を中心として、高度、救急医療に特化していく方
   向である。また、医師の負担を考えると、外来患者の減少は、ある程度想定された範囲である。


 ○ 医師の数と質について、現状は、どうなのか。

  (回答)
    人員の確保については、若干の欠員の科もあるが、影響のあるような大きな欠員はない。また、質は
   維持できていると考えている。
    医師の確保を図っていく上では、研修医の確保に努めることも大事であると考えており、毎年10人
   前後の研修を行っている。



【延岡病院】

 ○ 今年度の決算見込みを見る限り、大変厳しい見通しとなっている。今後、中期経営計画どおりに経営を
    改善していくためには、どのような対策をとっていくのか。

  (回答)
    収支の悪化は、整形外科・心臓血管外科の医師の交替及び眼科の休診による患者減少に伴う収益の減
   少の影響が大きい。医師の確保が重要な対応策であるが、県北という地理的なハンデがある上、大学病
   院も医師の確保を行っており、確保が難しい状況である。大学を回り医師の派遣依頼には努めている。
    診療に関しては、県北は高齢化が進んでいることも踏まえ、高度医療に特化していく。専門化・特化
   すれば一般の患者は減少することになるので、地域の医療機関との連携を進め、入院治療等の高度な医
   療が必要な患者対応に努めていきたい。このため、地域医療支援病院の承認を受けたところである。
    

 ○ 医師については、人数の確保も必要であるが、優秀な人材をどう確保するかが課題である。特定の大学
  以外から、科のトップを引っ張ってくるとか、県立病院間で人事交流を行ってみてもよいのではないか。


 ○ 9月の竜巻における延岡病院の対応ぶりはよかった。救急体制ができているということはい
    いことである。これは、収益は別にして、県立病院の一つの役割であると思う。


【日南病院】


 ○ 対計画比、対前年度比いづれも改善の見通しであるが、今後の取組みの方向はどうか。

  (回答)
    現在、診療単価が低いことから、その改善を図りたいが、そのためには医師の確保が必要であり、大
   学へのさらなる働きかけが必要であると考えている。


 ○ 病棟の再編を行ったとのことであるが、今後の再編見通しは、どうか。

  (回答)
    病棟再編については、10月から1病棟削減したところであるが、今後については、患者数の推移を
   見守っていきたい。現在の患者動向では、概ね適正の範囲と判断している。


 ○ 病棟に7対1看護体制を導入したということであるが、患者の評価も把握していく必要がある。

  (回答)
    一部の病棟では、夜勤の人員が増え、手厚い看護体制がとれるようになった。また、日勤帯の看護師
   も増え、ベッドサイドのケアも以前に比べより手厚くなり、患者の方からも、いい方向で受け止めてい
   ただいている。病院職員、患者の双方から良い評価を得ている。



【富養園】


 ○ 精神科の病院であるため、収益の割にはかなりのマンパワーが必要になると思うが、経営改善はどのよ
    うに取り組んでいくのか。

  (回答)
    長期入院患者の社会復帰を促進するなど、転・退院の促進による患者減少に伴い、病棟削減を進め、
   人員の削減を行うという対応をとってきたところであり、基本的には、適正な人員配置が経営の改善に
   つながると考える。なお、退職者が増え、退職金が増加するということもある。

【総括】


 ○ 今回の評価委員会には、平成18年度上半期の経営状況と、それを踏まえた今年度の決算の見通しが報
  告された。
   収入については、患者減に伴い減少傾向にあるが、費用については、削減が図られ、全体の収支として
  は改善が見られる、ということだと思う。
   個別に見ると病院によって状況は異なるが、現状においては、全体としては中期経営計画との対比では、
  かなり近い数値で推移しているのではないか。





  ⇒平成18年度上半期の経営状況について(PDFファイル:32KB)

  ⇒平成18年度県立病院事業会計決算見込み(平成18年12月)(PDFファイル:53KB)

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