みやざきの味と花101ロゴ 宮崎牛
 
 

●優れた色合いと肉質
 充実した味の確立で、今や完全に全国ブランドの仲間入りを果たした。大相撲優勝力士への宮崎牛1頭贈呈はすっかり人気イベントとして定着、豊かな食糧基地・宮崎の名を全国区へと押し上げた。
 宮崎牛の特徴はやわらかさ、味わい、色合いの素晴らしさにある。これらを備え、優れた肉質を特つものだけが「宮崎牛」に認定される。基準はうま味の指標となるさし(脂肪交雑)、色合いなどで、4、5等級からが宮崎牛。つまり、学校の成績表で1、2、3が普通か、それ以下、4が優、5が秀とあるように宮崎牛もランク付けされるわけだ。
 本県は昔から日向馬の産地で、軍馬、農耕馬が生産、飼育されていた。それが1960(昭和35)年代後半から耕運機など農業機械の普及で馬は急減、その一方で肉用としての和牛生産が始まった。
 1971(昭和46)年には肉用牛振興地域に指定され、98年には飼育頭数244,200頭(全国3位)を記録するまでになった。99年には和牛22,142頭を出荷、そのうち「宮崎牛」として出荷したのが11,214頭であった。
 主産地は都城、小林市を中心とする霧島山ろくの諸県地方。生産量も県全体の半分以上を占める。高崎町には米国農務省の対米輸出の認定を受けた宮崎くみあい食肉高崎工場がある。近年は米国のほか、香港、シンガポールにまで輸出するようになっている。
 本県には知事を名誉会長に「みやぎきブランド推進協議会」が設置されている。「宮崎茶」「宮崎早場米」「寿かんしょ」「ピーマン」「キュウリ」「宮崎ハマユウポーク」「日向地鳥」「日向カボチャ」「日向夏」「宮崎近海どれカツオ」など多くの特産物を今後、どうやって全国ブランドに育てていくか。宮崎牛の成功にあやかりたい。
森 松平
メモ
 JAには宮崎牛指定店の制度がある。肉屋の指定店は県内103、県外90店。指定レストランは県内40、県外11。このうち東京・恵比寿のガーデンプレイスにあるビアレストラン、大阪・堺市のグリル南海は代表的な宮崎牛指定店として有名。肉汁のうまさが際立ち、宮崎牛の素晴らしさを伝える。宮崎市ではJA宮崎直営の「焼肉レストランアパス」が利用しやすい。





宮崎牛の写真
肉汁のうまさが際立つ
ブランド品

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