消費者トラブルの事例紹介

8日以内は、解除可能

 業者が突然やってきて、屋根や床下の点検を無料で行うと持ちかけ、点検後に高額なな工事契約等を執拗に薦める点検商法に注意しましょう。  

質問


「近所で屋根工事をしていたら、ここの二階の瓦がずれているのが見えた。無料で屋根の点検をする」と業者が訪ねてきたので依頼した。 その後、「雨漏りしていて工事が必要だ」と言われ、50万円の契約を結んだ。急ぎすぎたと思うので契約解除したい。

回答 無料の点検を装った業者が訪問してきて、「このままでは危ない」など不安をあおり、高額の工事契約を結ばせる「点検商法」のトラブルが発生しています。
 屋根工事以外にも、排水管の無料点検後に、床下が湿気で傷んでいると言って、乾燥剤の散布契約を結ばせたりします。
 また、建物以外では、水道水の無料点検後に浄水器を売りつけたり、「布団にダニがいる」と言って高額の寝具を売りつける事例もあります。
 本件の場合、訪問販売での契約ですので、契約書面を受け取ってから8日以内であれば、無条件で契約を解除できる「クーリング・オフ」が適用されます。
 8日を過ぎてしまっても、業者が事実と異なることを伝えていた場合や、契約書面の記載内容に不備がある場合など、契約の取り消しやクーリング・オフが可能なこともありますので、あきらめず相談してください。
 点検商法によるトラブルに遭わないためには、「必要がなければ、きっぱり断る」、「その場ですぐに契約しない」ようにしましょう。