
宮崎県感染症発生動向調査2026年10号
第28巻第10号 [宮崎県第10週(3/2〜3/8) 全国第9週(2/23〜3/1)]
※次回の感染症週報のホームページ更新は、3月23日(月)となります。
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県薬務感染症対策課
宮崎県衛生環境研究所
令和8年第10週(ARIのみ第9週)の発生動向
全数報告の感染症(10週までに新たに届出のあったもの)
- 1類感染症:報告なし。
- 2類感染症:報告なし。
- 3類感染症:報告なし。
- 4類感染症:報告なし。
- 5類感染症:梅毒2例、播種性クリプトコックス症1例、百日咳1例。

全数把握対象疾患累積報告数(2026年 第1週〜第10週 保健所受理分)

( )内は今週届出分、再掲
定点把握の対象となる5類感染症
・定点医療機関からの報告総数は553人(定点当たり26.9)で、前週比63%と減少した。なお、前週に比べ増加した疾患は、感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はインフルエンザ、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。
また、第9週の急性呼吸器感染症の報告総数は1,738人(定点当たり62.1)で、前週比78%と減少した。
【インフルエンザ】
報告数322人(11.5)で、前週比43%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(16.5)の約0.7倍であった。年齢群別は15歳未満が全体の約8割を占めた。
【感染性胃腸炎】
報告数は128人(8.5)で、前週比115%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(10.5)の約0.8倍であった。年齢群別は1歳から2歳が全体の約3割を占めた。
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は48人(3.2)で、前週比79%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.5)の約1.3倍であった。年齢群別は2歳から7歳が全体の約7割を占めた。
*新型コロナウイルス感染症流行前5年間(2015−2019)の
当該週、前週、後週(計15週)の平均値

基幹定点からの報告
○感染性胃腸炎(ロタウイルス):報告数は1例(定点当たり0.14)で、高鍋保健所から報告があった。年齢は5〜9歳であった。
保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患
病原体検出情報(衛生環境研究所微生物部)
急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection:ARI)
(2026年第9週:2月23日〜3月1日搬入分)

○ 急性呼吸器感染症(ARI)※1サーベイランス検体について、急性呼吸器感染症サーベイランス遺伝子検査マニュアルに従い、検査を実施した。
※1 急性呼吸器感染症(ARI):咳嗽、咽頭痛、呼吸困難、鼻汁、鼻閉のいずれか 1 つ以上の症状を呈し、発症から10日以内の急性的な症状であり、かつ医師が感染症を疑う外来症例
※2 左記のいずれのウイルスも検出されなかった検体数を計上
全国2026年第9週の発生動向
全数報告の感染症
定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比70%と減少した。なお、前週と比較して増加した主な疾患は、特になく、減少した主な疾患は、インフルエンザ、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎であった。また、急性呼吸器感染症の報告数は前週比75%と減少した。
インフルエンザの報告数は86,175人(22.7)で前週比66%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(15.4)の約1.5倍であった。長野県(37.2)、石川県(34.4)、岩手県(33.0)からの報告が多く、年齢群別では15歳未満が全体の約8割を占めた。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は5,096人(2.2)で前週比77%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.8)の約0.8倍であった。富山県(5.8)、愛媛県(5.7)、鳥取県(5.5)からの報告が多く、年齢群別では4歳から6歳が全体の約4割を占めた。
感染性胃腸炎の報告数は14,538人(6.3)で前週比79%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(6.1)の約1.0倍であった。群馬県(11.4)、大分県(9.9)、石川県(9.9)からの報告が多く、年齢群別では1歳から2歳が全体の約2割を占めた。
* 新型コロナウイルス感染症流行前5年間(2015−2019)の
当該週、前週、後週(計15週)の平均値
インフルエンザ情報《県内第10週、全国第9週(再掲)》
県内第10週インフルエンザ発生動向
3月2日〜3月8日までの1週間では322人(11.5)の報告があった。前週比43%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(16.5)の約0.7倍であった。
*新型コロナウイルス感染症流行前5年間(2015−2019)の
当該週、前週、後週(計15週)の平均値

全国第9週インフルエンザ発生動向
2月23日〜3月1日までの1週間で86,175人(22.7)の報告があった。前週比66%と減少した。長野県(37.2)、石川県(34.4)、岩手県(33.0)からの報告が多かった。年齢群別では5歳未満が全体の17%、5-9歳が36%、10-14歳が22%、15-19歳が7%、20-59歳が17%、60歳以上が1%であった。
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