
宮崎県感染症発生動向調査2026年42号
第28巻第42号 [宮崎県第42週(10/12〜10/18) 全国第41週(10/5〜10/11)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県薬務感染症対策課
宮崎県衛生環境研究所
令和8年第42週(ARIのみ第41週)の発生動向
全数報告の感染症(42週までに新たに届出のあったもの)
- 1類感染症:報告なし。
- 2類感染症:結核1例。
- 3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症1例。
- 4類感染症:日本紅斑熱2例。
- 5類感染症:劇症型溶血性レンサ球菌感染症1例、梅毒3例。

全数把握対象疾患累積報告数(2026年 第1週〜第42週 保健所受理分)

( )内は今週届出分、再掲
定点把握の対象となる5類感染症
・定点医療機関からの報告総数は349人(定点当たり20.9)で、前週比84%と減少した。なお、前週に比べ増加した主な疾患は特になく、減少した主な疾患はインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、感染性胃腸炎及び流行性角結膜炎であった。
また、第41週の急性呼吸器感染症の報告総数は1,452人(定点当たり51.9)で、前週比118%と増加した。
【インフルエンザ】
報告数は150人(5.4)で、前週比78%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.27)の約19.8倍であった。年齢群別は15歳未満が全体の約6割を占めた。
【RSウイルス感染症】
報告数は36人(2.4)で、前週比100%と横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(1.6)の約1.5倍であった。年齢群別は2歳以下が全体の約9割を占めた。
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は32人(2.1)で、前週比103%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(1.5)の約1.4倍であった。年齢群別は3歳から5歳が全体の約4割を占めた。
*新型コロナウイルス感染症流行前5年間(2015−2019)の
当該週、前週、後週(計15週)の平均値

基幹定点からの報告
保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患
病原体検出情報(衛生環境研究所微生物部)
急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection:ARI)
(2026年第41週:10月5日〜10月11日搬入分)

○ 急性呼吸器感染症(ARI)※1サーベイランス検体について、急性呼吸器感染症サーベイランス遺伝子検査マニュアルに従い、検査を実施した。
※1 急性呼吸器感染症(ARI):咳嗽、咽頭痛、呼吸困難、鼻汁、鼻閉のいずれか 1 つ以上の症状を呈し、発症から10日以内の急性的な症状であり、かつ医師が感染症を疑う外来症例
※2 左記のいずれのウイルスも検出されなかった検体数を計上
全国2026年第41週の発生動向
全数報告の感染症
定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比109%と増加した。なお、前週と比較して増加した主な疾患はインフルエンザ、RSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患は特になかった。また、急性呼吸器感染症の報告数は前週比116%と増加した。
インフルエンザの報告数は47,746人(12.8)で前週比113%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.32)の約40.6倍であった。沖縄県(31.3)、神奈川県(21.6)、埼玉県(21.0)からの報告が多く、年齢群別では15歳未満が全体の約6割を占めた。
感染性胃腸炎の報告数は7,254人(3.2)で前週比98%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(3.3)の約1.0倍であった。大分県(6.4)、石川県(5.8)、宮崎県(5.5)、岐阜県(5.5)からの報告が多く、年齢群別では1歳から2歳が全体の約3割を占めた。
ヘルパンギーナの報告数は2,933人(1.3)で前週比118%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.50)の約2.6倍であった。群馬県(5.1)、静岡県(4.6)、茨城県(2.7)からの報告が多く、年齢群別では1歳から3歳が全体の約6割を占めた。
* 新型コロナウイルス感染症流行前5年間(2015−2019)の
当該週、前週、後週(計15週)の平均値
PDFファイルダウンロード
バックナンバーはこちら