
宮崎県感染症発生動向調査2026年9号
第28巻第9号 [宮崎県第9週(2/23〜3/1) 全国第8週(2/16〜2/22)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県薬務感染症対策課
宮崎県衛生環境研究所
令和8年第9週(ARIのみ第8週)の発生動向
全数報告の感染症(9週までに新たに届出のあったもの)
- 1類感染症:報告なし。
- 2類感染症:結核2例。
- 3類感染症:報告なし。
- 4類感染症:報告なし。
- 5類感染症:水痘(入院例)1例。

全数把握対象疾患累積報告数(2026年 第1週〜第9週 保健所受理分)

( )内は今週届出分、再掲
定点把握の対象となる5類感染症
・定点医療機関からの報告総数は986人(定点当たり42.5)で、前週比65%と減少した。なお、前週に比べ増加した疾患は、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患はインフルエンザ、感染性胃腸炎であった。
また、第8週の急性呼吸器感染症の報告総数は2,240人(定点当たり80.0)で、前週比90%と減少した。
【インフルエンザ】
報告数741人(26.5)で、前週比61%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(20.7)の約1.3倍であった。年齢群別は15歳未満が全体の約8割を占めた。
【感染性胃腸炎】
報告数は111人(7.4)で、前週比59%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(10.5)の約0.7倍であった。年齢群別は1歳が全体の約2割を占めた。
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は61人(4.1)で、前週比120%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.4)の約1.7倍であった。年齢群別は4歳から6歳が全体の約4割を占めた。
*新型コロナウイルス感染症流行前5年間(2015−2019)の
当該週、前週、後週(計15週)の平均値

基幹定点からの報告
保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患
病原体検出情報(衛生環境研究所微生物部)
急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection:ARI)
(2026年第8週:2月16日〜2月22日搬入分)

○ 急性呼吸器感染症(ARI)※1サーベイランス検体について、急性呼吸器感染症サーベイランス遺伝子検査マニュアルに従い、検査を実施した。
※1 急性呼吸器感染症(ARI):咳嗽、咽頭痛、呼吸困難、鼻汁、鼻閉のいずれか 1 つ以上の症状を呈し、発症から10日以内の急性的な症状であり、かつ医師が感染症を疑う外来症例
※2 左記のいずれのウイルスも検出されなかった検体数を計上
(細菌・ウイルスについては2026年3月2日までに検出分)
細菌
ウイルス

※ ARI病原体定点から検出されたウイルスのうち、分離されたウイルスも再掲
全国2026年第8週の発生動向
全数報告の感染症
定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比88%と減少した。なお、前週と比較して増加した主な疾患は、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患は、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症であった。また、急性呼吸器感染症の報告数は前週比93%と減少した。
インフルエンザの報告数は131,200人(34.5)で前週比83%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(19.1)の約1.8倍であった。埼玉県(50.7)、愛媛県(50.4)、大分県(45.2)からの報告が多く、年齢群別では15歳未満が全体の約8割を占めた。
感染性胃腸炎の報告数は18,439人(8.0)で前週比101%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(5.9)の約1.4倍であった。石川県(13.9)、群馬県(13.9)、島根県(13.5)からの報告が多く、年齢群別では1歳から2歳が全体の約2割を占めた。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は6,600人(2.9)で前週比108%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.7)の約1.1倍であった。鳥取県(8.4)、愛媛県(7.4)、北海道(7.3)、富山県(7.3)からの報告が多く、年齢群別では4歳から7歳が全体の約半数を占めた。
* 新型コロナウイルス感染症流行前5年間(2015−2019)の
当該週、前週、後週(計15週)の平均値
インフルエンザ情報《県内第9週、全国第8週(再掲)》
県内第9週インフルエンザ発生動向
2月23日〜3月1日までの1週間では741人(26.5)の報告があった。前週比61%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(20.7)の約1.3倍であった。
*新型コロナウイルス感染症流行前5年間(2015−2019)の
当該週、前週、後週(計15週)の平均値

全国第8週インフルエンザ発生動向
2月16日〜2月22日までの1週間で131,200人(34.5)の報告があった。前週比83%と減少した。埼玉県(50.7)、愛媛県(50.4)、大分県(45.2)からの報告が多かった。年齢群別では5歳未満が全体の15%、5-9歳が37%、10-14歳が25%、15-19歳が7%、20-59歳が15%、60歳以上が1%であった。
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