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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2026年12号

第28巻第12号 [宮崎県第12週(3/16〜3/22) 全国第11週(3/9〜3/15)]


宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県薬務感染症対策課
宮崎県衛生環境研究所

令和8年第12週(ARIのみ第11週)の発生動向

全数報告の感染症(12週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:結核3例。
  • 3類感染症:報告なし。
  • 4類感染症:つつが虫病1例。
  • 5類感染症:劇症型溶血性レンサ球菌感染症1例、侵襲性肺炎球菌感染症1例、梅毒3例、百日咳1例。

全数把握対象疾患累積報告数(2026年 第1週〜第12週 保健所受理分)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

・定点医療機関からの報告総数は445人(定点当たり24.1)で、前週比84%と減少した。なお、前週に比べ増加した疾患は、特になく、減少した主な疾患はインフルエンザ、RSウイルス感染症、感染性胃腸炎であった。
また、第11週の急性呼吸器感染症の報告総数は1,218人(定点当たり43.5)で、前週比103%とほぼ横ばいであった。

【インフルエンザ】

報告数195人(7.0)で、前週比84%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(9.6)の約0.7倍であった。年齢群別は15歳未満が全体の約7割を占めた。

【感染性胃腸炎】

報告数は129人(8.6)で、前週比72%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(9.6)の約0.9倍であった。年齢群別は1歳から2歳が全体の約2割を占めた。

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】

報告数は46人(3.1)で、前週比96%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(2.3)の約1.3倍であった。年齢群別は5歳から7歳が全体の半数を占めた。

*新型コロナウイルス感染症流行前5年間(2015−2019)の
当該週、前週、後週(計15週)の平均値

基幹定点からの報告
○マイコプラズマ肺炎:報告数は1例(定点当たり0.14)で、宮崎市保健所から報告があった。年齢は0〜4歳が1例であった。
保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患

病原体検出情報(衛生環境研究所微生物部)

急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection:ARI) 
(2026年第11週:3月9日〜3月15日搬入分)

○ 急性呼吸器感染症(ARI)※1サーベイランス検体について、急性呼吸器感染症サーベイランス遺伝子検査マニュアルに従い、検査を実施した。

※1 急性呼吸器感染症(ARI):咳嗽、咽頭痛、呼吸困難、鼻汁、鼻閉のいずれか 1 つ以上の症状を呈し、発症から10日以内の急性的な症状であり、かつ医師が感染症を疑う外来症例
※2 左記のいずれのウイルスも検出されなかった検体数を計上

全国2026年第11週の発生動向

全数報告の感染症

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比90%と減少した。なお、前週と比較して増加した主な疾患は、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患は、インフルエンザであった。また、急性呼吸器感染症の報告数は前週比99%とほぼ横ばいであった。

インフルエンザの報告数は44,322人(11.7)で前週比81%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(9.3)の約1.3倍であった。北海道(24.1)、長野県(23.5)、石川県(21.4)からの報告が多く、年齢群別では15歳未満が全体の約8割を占めた。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は6,792人(3.0)で前週比105%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.7)の約1.1倍であった。鳥取県(9.5)、北海道(8.4)、富山県(7.8)からの報告が多く、年齢群別では4歳から7歳が全体の約半数を占めた。

感染性胃腸炎の報告数は14,545人(6.3)で前週比97%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(6.0)の約1.1倍であった。宮崎県(11.9)、群馬県(11.7)、秋田県(10.2)からの報告が多く、年齢群別では1歳から2歳が全体の約2割を占めた。

* 新型コロナウイルス感染症流行前5年間(2015−2019)の
当該週、前週、後週(計15週)の平均値

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