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食中毒に注意しましょう

これから夏本番となりますが、この時期には食中毒が起こりやすくなります。食中毒というと、レストランや旅館などの飲食店での食事が原因と思われがちですが、様々な場所で発生していますし、家庭での食事にも危険があります。(下図参照)

  • 食中毒とは?
    • 食中毒とは、水や食品を摂取することによりおこる感染症や中毒で、一般に腹痛、下痢、発熱などの症状があらわれます。
    • 大きくわけて、微生物(細菌やウイルスなど)による食中毒、キノコなどの自然毒や化学物質などによる食中毒があります(下表 参照)が、原因が判明した食中毒のうち、90%以上は微生物を原因とするものです。また、夏場は細菌による食中毒が多いようです。(ウイルスによる食中毒については後日お話しします)
  • 細菌による食中毒発生のしくみ
    食中毒をおこす細菌は、自然環境、家畜などの動物や魚介類などに存在しています。食品が何らかの原因で菌に汚染され、その菌が食品中で増殖し胃腸炎を起こすくらいに増えた状態の時に、その食品を食べると食中毒が発生します。
  • 食中毒を防ぐためには?
    私たちの身のまわりには多くの食中毒菌が存在しており、これを完全に防ぐことは難しいと考えられますが、食中毒について理解し、食品を扱う上での基本的な注意を守ることで予防することができます。

食中毒予防の3原則

  1. 清潔(ばい菌をつけない
    • よく手を洗いましょう。
    • 肉や魚を扱い調理器具は、別にしておきましょう。
  2. 迅速(ばい菌を増やさない
    • 調理したものは、できるだけ早めに食べましょう。
  3. 加熱(ばい菌を殺す)、冷却
    • 調理の時は、しっかり熱を通しましょう。
    • 熱を通すことができない食品は、食べる直前まで冷蔵庫(10度以下)で保存しましょう。

表 宮崎県における病因物質別食中毒発生状況(平成6年〜15年総計)

 
事件数(%)
患者数(%)
死者数
総数
127(100%)
3,590(100%)
1
原因判明数
106(83%)
3,107(87%)
1
細菌原因
79(62%)
2,201(61%)
1
 サルモネラ属菌
34
413
1
 ブドウ球菌
10
92
 
 腸炎ビブリオ
14
102
 
 病原大腸菌
6
471
 
 ウエルシュ菌
5
926
 
 セレウス菌
1
5
 
 カンピロバクター
9
192
 
 その他
0
0
 
ウイルス合計
21(17%)
881(25%)
 
 小型球形ウイルス(ノロウイルス*)
21
881
 
 その他
0
0
 
化学物質合計
0
0
 
自然毒合計
6(1%)
25(1%)
 
 植物性自然毒(クワズイモなど)
2
6
 
 動物性自然毒(フグ毒など)
3
15
 
その他
0
0
 
原因不明数
21(17%)
483(13%)
 

※平成15年8月の食品衛生法施行規則の改正により、食中毒事件票の病因物質欄の「小型球形ウイルス」が「ノロウイルス」に変更されたが、平成15年の統計では小型球形ウイルスとして集計している。

表 平成15年度病因物質別食中毒発生状況(全国)

 
事件数(%)
患者数(%)
死者数
総数
1,584(100%)
29,341(100%)
6
原因判明数
1,512(95.5%)
27,766(94.6%)
6
細菌原因
1,109(70.0%)
16,536(56.4%)
1
 サルモネラ属菌
350
6,517
 ブドウ球菌
59
1,438
 腸炎ビブリオ
108
13,342
 腸管出血性大腸菌
12
184
1
 病原大腸菌
35
1,375
 ウエルシュ菌
34
2,824
 セレウス菌
12
118
 カンピロバクター
490
2,627
 その他
9
111
ウイルス合計
282(17.8%)
10,703(36.5%)
 小型球形ウイルス(ノロウイルス*)
278
10,604
 その他
4
99
化学物質合計
8(0.5%)
218(0.7%)
自然毒合計
112(7.1%)
308(1.0%)
5
 植物性自然毒(クワズイモなど)
66
229
2
 動物性自然毒(フグ毒など)
46
79
3
その他
1(0.1%)
1(0.0%)
原因不明数
72(4.5%)
1,575(5.4%)

※平成15年8月の食品衛生法施行規則の改正により、食中毒事件票の病因物質欄の「小型球形ウイルス」が「ノロウイルス」に変更されたが、平成15年の統計では小型球形ウイルスとして集計している。


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