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平成16年度インフルエンザの流行予測

平成16年度 宮崎県におけるインフルエンザ抗体保有状況調査

今年度もインフルエンザの流行が心配される時期になりました。毎年、冬に流行するインフルエンザは風邪とは異なり、かかったら重症化するので注意が必要です。

県内で分離されたインフルエンザウイルスA型

ヒトに感染し大きな流行を引き起こすインフルエンザウイルスには、Aソ連型、A香港型、B型の3つの型があります。この3つの型について、年齢別にどれくらいの抵抗力(抗体価)を持っているか調査しました。その結果は次のとおりでした(図1〜3)。


結果
  1. Aソ連型とA香港型に対する抗体保有率は、5歳〜19歳で45〜80%と比較的高い状況でした。
  2. 一方、0〜4歳および20歳代以上では、Aソ連型、A香港型に対する抗体保有率がいずれも極めて低い状況です。
  3. B型に対する抗体保有率は、15〜19歳は約40%の抗体保有率を示しましたが、それ以外の年齢ではどの年齢層でもいずれも極めて低い状況です。
コメント

一般的にヒトがインフルエンザに対して感染防御できると考えられている指標は抗体価が40倍(1:40)以上で、今回の調査では、0〜4歳および20歳代以上では、Aソ連型、A香港型およびB型に対する抗体保有率がいずれも極めて低く、ワクチン接種(任意)による予防が望ましいと考えられます。

また、同じ型でも変異したウイルスに対する防御に必要とされる160倍(1:160)以上の抗体保有率は、ほとんどの年齢で20%程度と低く、ワクチン接種が望ましいと考えられます。

今年度は、新型インフルエンザの流行も心配されています。全国的な流行が始まる前にワクチン接種を受けましょう。また、充分な栄養と睡眠を取り、外出から帰ったら、うがいや手洗いなどを行うことが重要です。

なお、さまざまな質問に関して、インフルエンザQ&Aが厚生労働省や国立感染症研究所のホームページに掲載されています。また、インフルエンザワクチンを受ける時は、それぞれの地域の医療機関や保健所に問い合わせていただくようお願いします。

平成16年度インフルエンザ抗体保有状況調査 ―宮崎県― はこちら >>>


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