2004年3月24日
がん
県民の実践指針
- 受けようがん検診、守ろう「がんを防ぐための12カ条」
課題
- 食生活を発がん危険因子の面から見ると、野菜や果物類及び脂肪や食塩を適正に摂取している人の割合が少ないなどの問題が多い。また、若い人の喫煙率が高いことや多量飲酒者が多いことも問題である。発がんを予防するために、これらの生活習慣を改善する必要がある。
- がんによる死亡率が増加しているが、壮年期における早期発見のためのがん検診受診率は低く、要精検者の中で精密検査を受診していない人も見られる。また、肺がん、胃がんに次いで肝臓がんの死亡率は増加の傾向にある。女性においては子宮がんの死亡率がここ10年連続して全国ワースト10に入っており、早期発見のための対策を強化する必要がある。


1)衛生統計年報
2)人口動態統計
施策の方向
1 がんを予防するための生活習慣改善の推進(一次予防)
- がん予防のための適切な食習慣を普及する。
- 喫煙防止対策の充実を図る。
未成年者の喫煙をなくす
分煙の徹底
禁煙支援プログラムの普及 - 飲酒対策の充実を図る。
2 検診受診率および精密検査受診率の向上(二次予防)
- 市町村、事業所、医療機関等の連携により検診機会を拡大する。
- 子宮がん検診受診率の向上を図る。
3 検診体制の整備
- がん検診の精度管理を強化する。
- 検診内容の充実(マンモグラフィーによる乳がん検診など)を図る。
目標の設定
| 項目 | 宮崎県の現状 | 2010年の目標 | |
|---|---|---|---|
| 食塩をとりすぎている人(一日摂取量が10g以上の人)の割合を減らす | 63%1) | 30% | |
| 脂肪をとりすぎている人(脂肪エネルギー比が25%以上の人)の割合を減らす | 40%1) | 20% | |
| 野菜類の摂取が少ない人(一日摂取量が350g未満の人)の割合を減らす | 63%1) | 30% | |
| うち緑黄色野菜の摂取が少ない人 (一日摂取量が120g未満の人)の割合を減らす |
70% | 35% | |
| 果物類の摂取が少ない人(毎日摂取していない人)の割合を減らす | 36%1) | 15% | |
| 牛乳・乳製品の摂取が少ない人(毎日摂取していない人)の割合を減らす | 60%1) | 30% | |
| 未成年者の喫煙をなくす | 男性 | 中学1年:7.5% 高校3年:36.9% (全国値)今後調査 |
0% |
| 女性 | 中学1年:3.8% 高校3年:15.6% (全国値)今後調査 |
0% | |
| 分煙について正しい知識を持っている人の割合を増やす | 13年度調査 | 増やす(調査後設定) | |
| 喫煙が及ぼす健康影響についての正しい知識を持っている人の割合を増やす | 13年度調査 | 増やす(調査後設定) | |
| 禁煙支援プログラムを提供できる市町村数を増やす | 3市町 | 44市町村 | |
| 多量に飲酒する人(一日摂取量が平均純アルコールで60gを超える人)の割合を減らす | 男性 | 6.7%1) | 5.4% |
| 女性 | 0.2%1) | 0.1% | |
| 「節度ある適度な飲酒」についての知識のある人の割合を増やす | 13年度調査 | 増やす(調査後設定) | |
| がん検診受診者の割合を増やす | 胃がん13.5%2) 大腸がん15.8% 肺がん19.4% 乳がん9.4% 子宮がん15.5% |
胃がん20% 大腸がん24% 肺がん30% 乳がん15% 子宮がん30% |
|
| がん検診精密検査受診者の割合を増やす | 胃がん83.9%2) 大腸がん70.0% 肺がん91.9% 乳がん87.2% 子宮がん82.5% |
全て100% | |
| がん検診の重要性を知っている人の割合を増やす | 13年度調査 | 増やす(調査後設定) | |
| 「がんを防ぐための12カ条」を知っている人の割合を増やす(資料編p56) | 13年度調査 | 増やす(調査後設定) | |
1)平成10年度県民健康・栄養調査
2)平成10年宮崎県成人病検診管理指導協議会集計結