都城保健所管内・周辺部の感染症発生動向
(定点報告) 24
第24週(平成23年6月13日〜6月19日)
一定点当たり患者数:指定された医療機関(定点医療機関)で1週間内に患者(疑似)と診断された患者総数を
定点医療機関数で割った数
グラフ:縦軸(Y軸)に一定点医療機関における患者数、横軸(X軸)に週単位で表す
文書のカッコ内数値:前週の一定点当たりの患者数
●伝染性紅班;警報開始基準(2以上)
![]()
- *第24週は、宮崎県2.56(前週;2.58)、都城管内1.83(同;1.17)、小林管内0.33(同;0.33)、志布志管内(同;1.67)、鹿屋管内(同;1.20)でした。先週より微増しています。流行警報継続基準値1.0を超えています。県内では、宮崎市、延岡、高鍋、日南と広い範囲で、流行レベルにあります。
*伝染性紅斑は、頬に出現する蝶翼状の紅斑を特徴とし、小児を中心にしてみられる- 流行性発疹性疾患である。両頬がリンゴのよう に赤くなることから、「リンゴ(ほっぺ)病」と呼ばれることもある。
- *本症の病因は、ヒトパルボウイルスB19である。年始から7月上旬頃にかけて症例数が増加し、9月頃症例が最も少なくなる季節性を示す。患者の年齢分布では5〜9歳での発生がもっとも多い。
*0〜20日の潜伏期間の後、頬に境界鮮明な紅い発疹が現れ、 続いて手・足に網目状・レ−ス状・環状の発疹がみられる。胸腹背部 にもこの発疹が出現することがある。これらの発疹は1 週間前後で消失するが、なかには長引いたり、一度消えた発疹が短期間のうちに再び出現することがある。
*成人では関節痛・頭痛などを訴え、関節炎症状により1〜2日歩行困難になることがあるが、ほとんどは合併症をおこすことなく自然に回復する。なお、頬に発疹が出現す る7〜10日くらい前に、微熱や感冒様症状などの前駆症状が見られることが多いが、この時期にウイルス血症をおこしており、ウイルスの排泄量ももっとも多くなる。
*発疹が現れたときにはウイルス血症は終息しており、ウイルスの排泄はほとんどなく、感染力はほぼ消失している。通常は飛沫または接触感染であるが、ウイルス血症の時期に採取された輸血用血液による感染もある。
*特異的な治療法はなく、対症療法のみである。免疫不全者における持続感染、溶血性貧血患者などではγ-グロブリン製剤の投与が有効なことがある。前述したとおり、紅斑の時期にはほとんど感染力がないので、二次感染予防策の必要はない。
(国立感染症研究所 感染症情報センターの文献より)
感染症予防の基本は、「手洗いの励行」です!!!
- *以上の資料は宮崎県感染症情報センター及び鹿児島県環境保健センターの感染症週報あるいは感染症情報を基に都城保健所が作成したものです。
平成23年6月24日作成 保健所トップへ戻る