都城保健所管内・周辺部の感染症発生動向
(定点報告) 40
第40週(平成24年10月1日〜10月7日)
一定点当たり患者数:指定された医療機関(定点医療機関)で1週間内に患者(疑似)と診断され、報告された患者総数を定点医療機関数で割った数
グラフ:縦軸(Y軸)に一定点医療機関における患者数、横軸(X軸)に週単位で表す
文書のカッコ内数値:前週の一定点当たりの患者数
●手足口病(警報開始基準値5.0、警報継続基準値2.0)
*第40週は、宮崎県3.11(前週;5.17)、都城管内2.80(同;7.67)、小林管内4.67(同;6.67)、志布志管内3.67(同;3.00)、鹿屋管内9.00(同;8.60)でした。
*県全体で前週比60%と減少しました。例年同時期の定点あたり平均値(0.89)の約3.5倍です。小林、宮崎市保健所からの報告が多く、年齢別では6ヶ月から3歳で全体の約9割を占めています。
*手足口病は、口腔粘膜および手や足などに水疱・発赤疹が出現する急性ウイルス性感染症であり、乳幼児を中心に夏に流行する疾患です。治療は対処療法で、多くは数日の経過で改善します。感染経路は経口・飛沫・接触であり、保育園や幼稚園などの乳幼児施設においての手洗いやうがい、排泄物の適正な処理などの予防策が重要です。
(国立感染症研究所 感染症情報センターの文献より)
●RSウイルス感染症
<RSウイルス感染症は警報基準値はありませんが、情報提供します>
*第40週は、宮崎県4.23(前週;6.17)、都城管内3.8(同;5.67)、小林管内0.00(同;2.00)、志布志管内1.00(同;2.33)、鹿屋管内0.00(同;0.40)でした。
*県全体で前週比69%と減少しました。例年同時期の定点あたり平均値(1.7)の約2.4倍です。延岡・日南保健所からの報告が多く、年齢別では2歳以下で全体の約9割を占めています。
*RSウイルスは、飛沫感染あるいは鼻汁や喀痰中のウイルスが手指や器物を介して感染します。
生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%がRSウイルスの初感染を受けます。
*通常は軽症の上気道炎や気管支炎ですが、乳幼児では重症の肺炎・気管支炎になることもあるので、注意が必要です。成人では普通感冒のみで終わることが多いです。
*診断は呼吸器分泌物よりRSウイルスを分離するか、ウイルス抗原を検出することによりなされます。治療は対処療法が基本となります。予防としては、流行時にうがいや手指の消毒を励行することです。また咳が出るときにはマスクをするなど、咳エチケットが大切です。
(国立感染症研究所 感染症情報センターの文献より)
感染症予防の基本は、「手洗いの励行」です!!!
- *以上の資料は宮崎県感染症情報センター及び鹿児島県環境保健センターの感染症週報あるいは感染症情報を基に都城保健所が作成したものです。
平成24年10月15日作成 保健所トップへ戻る