都城保健所管内・周辺部の感染症発生動向
(定点報告) 26
第26週(平成24年6月25日〜7月1日)
一定点当たり患者数:指定された医療機関(定点医療機関)で1週間内に患者(疑似)と診断さ れ、報告された患者総数を定点医療機関数で割った数
グラフ:縦軸(Y軸)に一定点医療機関における患者数、横軸(X軸)に週単位で表す
文書のカッコ内数値:前週の一定点当たりの患者数
●感染性胃腸炎;警報開始基準20.0、警報継続基準12.0
*第26週は、宮崎県7.31(前週;7.86)、都城管内8.17(同;6.5)、小林管内12.7(同;16.7)、志布志管内2.67(同;3.0)、鹿屋管内6.4(同;9.4)でした。
*都城保健所管内は、警報継続基準値をここ4週間下回っていますので、今週で情報提供終了します。
*県内では、5月に入り鳥刺身が原因と思われる食中毒事例が2件発生しました。原因菌としてカンピロバクター属菌が検出されています。一般に、細菌性食中毒は夏季に多発しますが、カンピロバクターによる食中毒の発生は5〜6月にピークがみられ、冬季にも発生しています。原因食品は肉類が最も多く、大半は鶏肉およびその内臓ですが、牛レバーなどその他の動物の内臓の生食によるものもみられています。
*カンピロバクター腸炎の症状は、下痢、腹痛、発熱、悪心、嘔吐、頭痛、悪寒、倦怠感などで、潜伏期間が一般に2〜5日間とやや長いことが特徴です。患者の多くは自然治癒し、予後も良好である場合が多く、特別な治療を必要としないが、重篤な症状や敗血症などを呈した患者では、対症療法と共に適切な化学療法が必要になります。
* カンピロバクター腸炎予防の一般的注意としては、肉類の生食を避け、十分な加熱調理を行い、まな板等の調理器具や手指を介した他の食品(特に生野菜など加熱せずに摂取する食品)への二次汚染に気を付けることが必要です。
(国立感染症研究所 感染症情報センターの文献より)
感染症予防の基本は、「手洗いの励行」です!!!
- *以上の資料は宮崎県感染症情報センター及び鹿児島県環境保健センターの感染症週報あるいは感染症情報を基に都城保健所が作成したものです。
平成24年7月5日作成 保健所トップへ戻る