色とりどりの
野菜、果物、豆類を
食べましょう!
 

メタボリック症候群は、今や多くの情報や資料などから専門用語から一般化した言葉となりました。
 
 その対策は食事、運動の役割が大きく唱えられていますが、その中でも食事の栄養素(蛋白質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルの五大栄養素)に関する情報が溢れており、研究も進んでいます。  

しかし私たちの身体や健康は、これらの栄養素だけで保持・維持出来るのでしょうか?

ここで、ちょっと冷蔵庫の野菜庫や八百屋さんの店先を覗いて見て下さい。
 様々な色合いをした野菜や果物が目に入ってきます。
 
 どうして人参やトマトは赤いのか、どうして茄子やブルーベリーは青紫なのか、どうしてトウモロコシやカボチャは黄色なのか、不思議に思いませんか?

 
 これは色づけすることによって、昆虫を呼び寄せ種を守るため、あるいは昆虫に食われるのを防ぐため、あるいは人が間違うことなく同じものを収穫させる(人への気遣い?)ため、等々が考えられます。

ところが野菜、果物、豆類など植物にはフィトケミカル(「フィト」とはギリシャ語で「植物」とのことで『植物化学物質』といいます)という物質が含まれており、このフィトケミカルは植物の色素や辛味を形成しています。
 
 カロテン、アントシアニン、ポリフェノールなどを皆様はご存じだと思います。
 
 そして個々のフィトケミカルは抗酸化や抗ガン性などの働きを持ち、私達人間(ひょっとしたら動物)にとって健康維持に大きな役割をもっている事が判ってきています。

 

下記表に、その一例を示します。

 植物名    フィトケミカル名  作用
茄子、ブドウ
ブルーベリー
アントシアニン類 抗酸化
大豆など

ごま

柑橘類、トウモロコシ

ニンニク

ショウガ
 

イソフラボン

セサミノール

リモネン

アリシン

ジンゲロール 

骨粗鬆症予防

抗酸化

抗酸化、抗アレルギー

抗酸化

体熱生産 

ブロッコリ

ほうれん草
 

スルフォラソン

ルテイン

抗酸化、解毒、抗ガン

抗酸化
トマト、スイカ

唐辛子類

人参

  赤 

リコペン

カプサイシン

カロテン

抗酸化

体熱生産

抗酸化 

このようにフィトケミカルは五大栄養素とは性格が異なり、量が少なくても急に欠乏症をおこす事はありませんが、健康維持に重大な役割を果たしています。

私は赤が好きだからといって、その色ばかりの野菜、果物、豆類に偏ることなく様々な色のものを調理し、目でも色彩を楽しみながら食することで健康保持に努めましょう。

平成21年4月20日
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