「フードマイレージ」  「ウッドマイルズ」
「仮想水(ヴァーチャル・ウオーター)」

について!!!

前回、「地産地消」を食の安全の立場からお話ししました。
この際、環境負荷について少しふれましたので、今回は「地産地消」と環境に関連したお話しをします。
 フードマイレージ
  • 1994年、イギリスの消費者運動家ティム・ラング氏が提唱した「私達の手元に食材が届くまで、環境にどの程度、影響を与えているか」という指標のこと。
    • 即ち、輸出国から輸入国に、輸送される食糧の重量(トン)と距離(キロメートル)をかけたトン・キロメートル(t・km)で表しています。
        • しかし輸送手段の燃費やCO2排出量の差、栽培手法による必要なエネルギー量の違い等については考慮されていません。
  • 主な国の状況は、表のとおりです(2001年農林水産省)
  • 国   総量(t・km) 国民一人当(t・km) 
    日本  9002億 800万  7093
    韓国  3171億6900万   6637
    アメリカ合衆国  2958億2100万  1051
    イギリス  1879億8600万  3195
    ドイツ   1717億5100万  2090
    フランス  1044億 700万  1738
  • 総量において我が国は韓国やアメリカ合衆国の約3倍、イギリスやドイツの約5倍、フランスの約9倍です。
  • 国民一人当たりでも韓国を除く国々の約2.5倍から7倍です。
    • 「地産地消」を理解し実行する際に、分かりやすくまた説得しやすい指標の一つかと思われます。
    •  これは国家間に限らず地域間でも同じ考えができます。
 ウッドマイルズ
   食材の輸送距離を減らすフードマイレージの概念を木材にあてて考えたものです。
 ヴァーチャル・ウオーター
  「農産物・畜産物の生産に要した水が、農産物や畜産物の輸出入に伴って売買されている」という考えです。
  • 農畜産物1kgを生産するのに必要な仮想水を表しています(読売新聞資料)
  •  農畜産物  水量  農畜産物  水量
     米  3.6  牛肉  20.6
     大麦  2.6  豚肉  5.9
     大豆  2.5  鶏肉  4.5
     小麦  2.0  卵  3.2
    トウモロコシ  1.9    
  • 日本は、みずみずしい稲穂と豊かな水の国、「瑞穂の国」と言われてきました。
    • しかし食料自給率は低く、森林は荒廃といった現状はフードマイレージウッドマイルズヴァーチャルウオーターのいずれにおいても「負」を背負った国といえそうです
      •                                      (2009年9月8日)
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