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県広報みやざき

健康レポート

保健所での無料・匿名の相談・検査
 現在、県内の保健所では、HIV感染をはじめとする性感染症およびB型・C型肝炎について無料・匿名で相談・検査を行っています。
 性感染症は、感染者との性的な接触により、ヒトからヒトへと感染する疾患で、特に不特定多数との性行為により感染が広がる可能性があります。
 主な疾患名としては、HIV感染、性器クラミジア、淋病、梅毒、性器ヘルペス、尖圭(せんけい)コンジローマなどがあります。
 感染の原因は、細菌やウイルス、寄生虫などの病原体で、感染者の精液、膣(ちつ)分泌液、尿、血液中などに存在しており、性行為により性器、肛門、口などの粘膜などに接触することで感染します。
 最近では、若い世代を中心に性器クラミジア感染などが増加しており、社会的にも問題になっています。
 また、肝炎はウイルスを原因とする場合が多く、肝臓は、別名「沈黙の臓器」とも呼ばれ、病気になってもなかなか気付きにくいので、「体がだるい」などの自覚症状が出るころには、かなり重症化しているケースもあります。
 HIV感染をはじめとする性感染症やB型・C型肝炎について少しでも心配や不安をお持ちの方は、まずは、最寄りの保健所に気軽にお問い合わせください。
 「保健所での無料・匿名の相談・検査」を積極的に活用して早期発見、早期治療に努めましょう。
 健康増進課   0985(26)7079
英国滞在による献血制限が緩和されました
 変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)対策のため、1980年〜1996年に英国に1日以上滞在された方は、献血ができませんでしたが、その期間の英国滞在歴が通算30日までの方は、1月27日より献血ができるようになりました。 

 医療薬務課  0985(26)7060
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