県広報みやざき

女性特有のがん（子宮がん、乳がん）は、検診で発見しやすいがんにもかかわらず、検診受診率は低く、死亡者が増加傾向にあります。 　このため、一定年齢の方を対象に、子宮がん検診、乳がん検診の「無料クーポン券」と、がんや検診について分かりやすく解説した「検診手帳」が配付されることとなりました。 　配付の対象となるのは、本年４月１日時点の年齢が、子宮がんは20歳、25歳、30歳、35歳、40歳、乳がんは40歳、45歳、50歳、55歳、60歳の女性です。４月20日現在でお住まいの市町村から配付されます。 　詳しくは、お住まいの市町村にお尋ねください。
喫煙は、がんや心疾患などさまざまな病気のリスクを高めます。また、喫煙は、習慣ではなく依存症とも言われています。 　禁煙したくてもなかなかやめられないと言う方もおられますが、たばこには、「心理的依存（習慣）」に加え、喫煙習慣の本質である「ニコチン依存」があるため、禁煙がしにくいのです。そのため、禁煙は本人の意志の問題だけでなく、ニコチン依存症と捉え、その治療を行うことも重要です。 　現在、一部の医療機関では、健康保険が適用できる禁煙外来もあります。禁煙の方法も従来の貼り薬のほかに飲み薬も保険適用が可能になるなど、手段が広がっています。喫煙は、自身の健康だけでなく周囲の人の健康へも影響を及ぼします。世界禁煙デーを機に自身の喫煙習慣を見つめ、自分に合った方法で禁煙をはじめてみてはいかがでしょうか。 　健康増進課 　 0985（26）7078