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県広報みやざき

健康レポート

肝炎は、早期発見、早期治療
 肝炎の中でも、ウイルス性肝炎は国内最大級の慢性感染症と言われるほど身近な病気です。肝炎は、自覚症状がないことも多いため、「体がだるい」と気付いてからでは重症化していることも多くあります。一方で、症状が軽いうちに治療をすれば、肝硬変・肝がんという重い病気を防いだり、進行を遅らせることが可能とされています。
 宮崎県では、B型・C型ウイルス性肝炎の早期かつ適切な治療を推進するため、平成20年4月1日から、B型・C型ウイルス性肝炎に対するインターフェロン治療費の一部を助成する制度を実施しています。
  本年度(平成22年度)からは、より利用しやすくするため、次の3点について制度の拡充を行いました。

(1)自己負担限度額(月額)の引き下げ
(2)核酸アナログ製剤治療を助成対象に追加
(3)一定の要件を満たす方については、インターフェロン治療における2回目の制度利用が可能

 助成期間は、原則として有効期間の開始日(申請した日の属する月の初日)から1年間となります。そのため、新たにインターフェロン治療や核酸アナログ製剤治療を予定されている方は、治療をいつから開始するのかをあらかじめ医療機関などにご相談の上、申請を行ってください。
※核酸アナログ製剤治療については、一年ごとに有効期間を更新することができます。
  申請については、県内各保健所が窓口となっています。保健所に申請書様式などが備えてありますので、住民票上の住所地を所管する保健所にお申し出ください。
  また、申請書様式などは県ホームページからも入手できます。
※宮崎市居住の方は、中央保健所が申請窓口となります。
 健康増進課   0985(26)7079
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