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県広報みやざき

−常在危機− 安全・安心へのココロがけ
新燃岳噴火活動に対する危機管理
 新燃岳は、1月26日に噴火警戒レベルが、レベル2(火口周辺警戒)から3(入山規制)へ引き上げられました。
 その後、大規模な墳火が続いたことで、降灰や空振、噴石により建物や農作物などでさまざまな被害が報告されています。
 今後においても、噴火について予断を許さない状況が続いており、また、降灰が続いたことによる土石流の発生なども懸念されています。
 新燃岳周辺市町では、今後の火山活動に備えた避難計画の策定などを急いでおり、県としても「常在危機(常に危機は存在している)」の精神で危機管理対策に取り組んでまいります。
 県民の皆さんにも、ご理解とご協力をいただき、一緒に危機管理への取り組みを進めましょう。
土石流への備え
 土石流とは谷や斜面の土砂が、大雨による水とともに一気に流れ出す現象です。
 火山灰が降り積もることで吸水力が落ち、水が地表を流れやすくなるため、わずかの雨でも発生しやすくなります。
 スピードが速く、破壊力が大きいのが特徴です。そのため、発生してから避難するのは困難であり、事前に予測して避難を行うことが重要です。
避難情報の流れ
 避難にあたっては、市町村長より段階的に次のような発令があります。発令があったら速やかに行動を開始することが大切です。
避難情報の段階
災害への備えをしていますか(家庭での備え)
(1) 市町村が作成した防災マップを基に、避難所の位置や安全な避難経路、家の周囲の危険箇所などを確認しましょう。
(2) テレビ・ラジオの気象情報や、市町村から発せられる情報などに注意して、早めに防災対策を始めましょう。
(3) 避難する際に、最低限必要な非常持出品を、家族構成を考えて用意しましょう。
食料(乳幼児がいる場合は粉ミルクも)・水3日分、携帯ラジオ、懐中電灯、医薬品などのほか、貴重品もすぐ持ち出せるようにしておくことが大切です。
(4) 家族が離ればなれになったときの連絡方法を話し合いましょう。
災害用伝言ダイヤル「171」の使い方を確認しましょう。また、県外に住む親戚や知人を中継地点にして、連絡を取るのも有効な手段です。

宮崎県 新燃岳
問危機管理課
電話0985(26)7066
 
火山灰一口メモ

県防災・防犯メールの活用
 県では、気象情報や、災害時の避難勧告・指示等の避難情報などを、メールでお知らするサービスを実施しています。ぜひ、ご活用ください。
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https://www.fastalarm.jp/miyazaki/
(入会料や年会費などは無料ですが、パケット通信料は自己負担です。)

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