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【特集】平成18年度予算は、「みやざき再生改革予算」
■新年度予算のポイント
 安全・安心な県民生活の確保 
 財政改革推進計画の最終年度にあたり、職員給与や事業の見直し、公共事業の縮減・重点化、指定管理者制度の導入などに積極的に取り組み、さらに251億円の経費を削減しました。

 最小限の経費で最大の効果を 
 平成18年度重点施策の推進方針に基づき、徹底した事業の見直しと選択と集中の観点からの施策の重点化を積極的に進め、119件、52億円の新規事業を計上しました。
 「県民が主役」を基本に 
 県民の皆さんとの協働や民間活力の活用、県民の利便性の向上に積極的に取り組みます。
 また、知恵と工夫により、新たな予算措置を伴わずに県民サービスの向上を図る「ゼロ予算施策」を積極的に展開していきます。
 生活・防災に特別の配慮 
 公共事業などの縮減・重点化を進める一方で、景気・雇用への配慮、防災対策、合併市町村への支援といった観点から、45億円の「生活・防災特別枠」を設けました。
 この特別枠と合わせて、合併市町村に対し、総額135億円の支援を行います。

 ■歳入と歳出の内容はこうなっています。 

歳入の円グラフ:5,801億円
歳出の円グラフ:5,801億円

●平成18年度はこんな事業に取り組みます。

 安全・安心な県民生活の確保 

■大規模な災害などの危機を24時間監視し、県庁内の速やかな初動体制を構築。
24時間防災ウオッチ体制整備事業(800万円)

■災害ボランティアに参加する人すべてのボランティア保険掛金を県で負担。
災害ボランティア活動支援事業(100万円)

■県立学校の耐震診断と補強工事を推進。
県立学校耐震対策事業(9億4100万円)

■「シニアパワー宮崎づくり月間」や「社会参加顕彰制度」を創設。
シニアパワー気運づくり強化事業(100万円)

■県北・県西地域の障害児への支援をこれまで以上に強化。
県北・県西地域障害児療育支援体制強化事業(4600万円)

■女性のチャレンジ情報の提供や相談窓口の設置など、女性の挑戦を支援。
女性のチャレンジ支援事業(300万円)

■へき地や小児科など、不足している分野の医師となる医学生を育成。
医師修学資金貸与事業(600万円)

■県立宮崎病院こころの医療センターの整備に着手(基本設計など)。
県立宮崎病院こころの医療センター整備事業(2600万円:公営企業会計)

昨年の台風14号の災害復旧には、多くの災害ボランティアが活躍しました
 
シニアパワーを元気なみやざきづくりに(子どもの見守り活動を行う延岡市の「黄色いリボンの会」)

 家庭・学校・地域の教育力の向上 

■県民みんなで、健やかな子どもを育てる環境づくりを推進。
「みやざき子ども教育週間」推進事業(900万円)

■県立高校普通科の通学区域撤廃へ向けて調査研究などを実施。
県立高等学校通学区域弾力化推進事業(300万円)

 交通・物流体制の再構築 

■地域の実情に応じた交通システムを導入する市町村を支援。
地域バス再編支援事業(3300万円)

 農業の構造改革 

■地域農業を中心となって支える元気な農業法人を育成。
農業法人経営力強化・雇用拡大対策事業(2700万円)

■国内トップレベルの残留農薬分析技術をさらにレベルアップ。
農産物安全・安心日本一推進事業(6400万円)

 雇用の確保 

■本県産業の基盤強化につながる企業誘致をさらに推進。
企業誘致体制強化事業(700万円)

■中小企業の経営安定のため、借り換えに対する貸付金を創設。
経営支援借換貸付(32億円、融資枠80億円)

 観光宮崎の再生 

■地域が主体となった元気な公民協働の観光地づくりを支援。
元気、感動みやざき観光地づくり事業(2100万円)

 健康立県・環境立県の推進 

■スポーツを通じて、県民が元気になる宮崎県づくりを推進。
「元気みやざき」みんなでスポーツ事業(500万円)

■森林環境税を活用し、荒廃した森林を再生。
水を貯え、災害に強い森林づくり事業(1億2400万円)

高千穂町を走る「ふれあいバス」
 
本県の残留農薬分析体制は、分析できる農薬の種類も早さも全国最高水準
楽しく体を動かして健康に
(さんさんクラブスポーツ大会での坂副知事)

(問)財政課 TEL 0985(26)7014