県広報みやざき
【特集】
県政の刷新と更なる発展を目指して新たなる県の総合計画「新みやざき創造計画」を策定しました。
基本目標「日本の原点時代の起点 創造みやざき」

日本の原点ともいえる宮崎から日本を変えるとの気概のもと、
宮崎が、大きな変革が求められている時代の起点となって、新しいライフスタイルや経済社会システムの創造を目指します。


<本県の目指す姿>

計画では、基本目標の目指す姿を、「人づくり」、「くらし」、「経済・交流」の3つの側面から描きました

日本を支える次世代の人づくりの舞台は宮崎
成熟化した日本の生活舞台は宮崎
太平洋・東アジアに向けた東九州の交流の舞台は宮崎

「郷土の宝『宮崎人』づくり」戦略


郷土を愛し、郷土に誇りを持ち、郷土を支える知・徳・体の調和のとれた「宮崎人」を郷土の宝として、家庭・学校・地域が一体となって社会全体ではぐくみ、県内外に輩出していきます。


●小・中・高の12年間を見通した系統性・一貫性を深める教育を推進します。
地域の特性を生かした多様な一貫教育研究事


●時代の変化に対応できる総合的な特別支援学校の整備計画を策定します。
「宮崎県特別支援学校総合整備計画」策定事


●「元気な幼稚園・保育所モデル事業」などを行い、就学前教育の充実を図ります。
宮崎の就学前教育すくすくプラン推進事業


●子育て支援に積極的に取り組む中小企業への施設整備の貸付を創設します。
中小企業融資制度貸付金みやざき子育て応援

「成熟社会における豊かな暮らし」

 

県民の皆さんが住み慣れた地域で生きがいを実感しながら、安全で安心な暮らしをおくることができる、新たなライフスタイルを全国に向けて提案します。


●関係市町村と一体となって、医師の求人情報などを全国に発信し、医師確保に取り組みます。 医師確保対策強化事業 (100万円)


●県北・県西地域に発達障害者支援センターのサテライトを設置し、相談・訓練を行います。 発達障がい者支援強化事業 (2,300万円)


●市町村と共同で、自然災害時において被災者の生活を支援する災害時安心基金を設置します。 災害時安心基金(仮称)設置事業 (1億円)


●荒廃林地の再造林、針広混交林への誘導などにより、水を貯え、災害に強い森林づくりを推進します。 災害に強い森林づくり事業 (1億8,000万円)


「『経済・交流』拡大」戦略

 

本県の豊富な農林水産資源を生かした「みやざきブランド」向上のためのプロモーション活動の強化や「おもてなし日本一の宮崎」づくりによって、経済・交流の拡大を図ります。


●消費者から信頼される産地づくりを進めます
「みやざきブランド」安全・安心総合推進体制整備事業 (2億1,800万円)


●長期滞在型の観光ニーズに対応できる体制を整備します。
長期滞在型観光促進事業 (1,400万円)


●都市住民など、本県との二地域居住などを進め、市町村における交流居住の取り組みを支援します。
宮崎に来んね、住まんね、お試し事業


●補助金制度を充実・強化することにより企業立地を促進します。
(20億2,000万円)


計画の特徴
■計画期間:平成19年度から22年度まで(4年間)
■今後4年間に優先的に取り組む重点施策となる 「新みやざき創造戦略」を計画の中心に位置づけました。

この戦略を、具体的な施策・事業の進め方や数値目標を示した工程表に基づき推進していきます。 また、実施状況についての評価・検証を行い、その結果を公表します。

県民総力戦
「県民総力戦」によって、みやざき本来の魅力や発展の可能性を引き出す県づくりを進めます。県民の皆さん自身が様々な役割を担っていただく事を期待します。
県民の皆さんに期待する事柄の例

●全ての大人が教師となって地域の子どもを地域で守り育てる
●自主的な健康づくりにより、生涯にわたって健康な暮らしをおくる
●自主的な防災・防犯活動に取り組むことにより、安全・安心な社会をつくる
●環境保全活動への積極的な取り組みにより、自然と共生した環境にやさしい社会づくりを進める
●県外からの観光客や移住者等に「おもてなし」の心で接する

数値目標


新みやざき創造戦略では、その実現に向けた施策展開の方向を示すとともに、数値目標を掲げています。


東国原  英夫
宮崎県知事写真

東国原  英夫
宮崎県知事


この計画は、本県の目指す姿を明らかにするとともに、私のマニフェストを具現化する新たな宮崎の創造に向けた具体的な戦略を示すことにより、県政運営の指針とするものです。 新しい県づくりの基本目標「日本の原点 時代 の起点 創造みやざき」の実現に向けて、県民総力戦で取り組んでまいりたいと考えておりますので、皆さんのご理解と積極的なご協力をお願いいたします。