INDEX

県広報みやざき


【特集】

食べよう宮崎のさかな〜宮崎県水産物ブランド品〜

宮崎県水産物ブランド認証制度とは
 県、漁連、漁協、おさかな普及協議会連合会など、宮崎県の水産業に携わる機関等で構成される「いきいき宮崎のさかなブランド確立推進協議会」が一定の基準を定め、その基準に適合する優れたものに対して認証を行う制度です。
 認証を受けた県水産物ブランド品の消費拡大および認証品を通じて県水産物に対する消費者の信頼を高めることを目的としています。
 
認証基準

宮崎県水産物ブランドマーク 水産物ブランドの認証を受けるには、次のような基準があります。
(1)県内で水揚げあるいは養殖された魚介類または県内産の原材料を使用した水産加工品
(2)品質あるいは規格などが特に優れている魚介類または原材料あるいは製造方法に特色がある水産加工品
(3)認証を受けることにより、認証品に対する消費者の信頼が高まり消費拡大が見込めるもの

 認証を受けた水産物については、専用のブランドマークの使用が可能になります。

 豊かな宮崎の海(波)と活きの良い魚がモチーフになっており、手書きによる波のパーツは「海」「波」「船」を表現しています。

 
安全・安心な水産物の生産・流通体制の強化

県水産振興祭での水産物PR・即売会 県では水産物の付加価値向上と販路拡大などを図るため、ブランド認証を推進するとともに、消費者評価の検証に基づき、ブランド品の定着・定番化を推進するためのPRや販促活動に取り組んでいます。
  宮崎県水産物ブランド品は、県内各店舗で購入または食べることができます。詳しい内容については「いきいき宮崎のさかなブランド確立推進協議会」ホームページをご覧ください。

いきいき宮崎のさかなブランド確立推進協議会(リンク先)

水産政策課0985(26)7635

 
宮崎県水産物ブランド品おいしさの秘密!!
ひむか本サバ 門川金鱧(きんはも) 北浦灘アジ 宮崎カンパチ
 養殖業が大変盛んな北浦では、県内でも珍しいサバの養殖が行われています。「ひむか本サバ」は無投薬で管理、養殖されており安全・安心、しかもお客様に直接出荷するため、鮮度が抜群です。さらに、迅速な出荷を可能にするための機器の整備や出荷調整を図り、毎日の出荷体制を構築するなど、より新鮮でおいしいマサバの提供を目指しています。
 ハモと言えば京都というイメージがありますが、日向灘でも多く漁獲されます。
  「門川金鱧」は、主に底曳網やはえなわで漁獲され、6〜8月が最盛期ですが、小型底曳網漁業では周年漁獲されます。傷みを避けるため底曳網の操業時間を極力短くし、規格は400g以上1kg以下のものと定められ、紫外線殺菌した海水で4日間以上畜養したもののみが「門川金鱧」と命名されます。
 「北浦灘アジ」は、全国でも三指に数えられる波の荒い日向灘に生息するアジをまき網で漁獲し、人の手を触れずに港まで持ち帰ります。漁獲後1週間以上エサを一切与えずに畜養し、胃内容物を除去することによって、脂を全身に回らせるため、味にまろやかさがあるのが特徴です。
 また、規格は100g以上とし、出荷時には活け締めすることを条件にしています。
 「宮崎カンパチ」は、良好な漁場環境で漁連指定の厳選されたエサを使用し、一貫した飼育管理をしているため、肉質が均一で締まった良品です。病気防止のため、稚魚期にワクチンを接種するなど安全性にも十分配慮しています。
 出荷に際しては、独自の「自動活け締め脱血装置」を使用し、鮮度と歯触りを永く保つことができいつまでも美味しいのです。

宮崎県水産物ブランド品の新たな候補「みやざき金ふぐ」
みやざき金ふぐ 現在、新たな宮崎県水産物ブランド品の候補として認証が検討されているのが、この「みやざき金ふぐ」です。県内では、都農町や川南町などで、多く水揚げされます。
 標準和名は「シロサバフグ」といい、毒はありません。
 秋〜冬にかけて漁獲され、透明感と弾力に富んだ身はトラフグにも負けないおいしさで、刺身はもちろん焼き切りや唐揚げ、鍋料理の具としても人気があります。低脂肪・高タンパクでコラーゲンも多く含まれるヘルシーな魚です。
(注意!※無毒と言われますが、調理する場合には、県の条例によりフグ処理師の免許が必要です。フグの仲間は見分けが難しく、中毒の恐れもありますので、自分で調理しないようにしてください。)

宮崎一口あわび浦の恵 宮崎焼酎もろみ漬け(シイラ) 五ヶ瀬やまめ 宮崎かつおうみっこ節
 延岡市南浦周辺海域の静かな入り江で、良質な海藻のみをエサとし、およそ半年〜2年間飼育して5cm以上〜10cm未満のサイズで出荷します。
 宮崎県では天然物のアワビは殻長10cm以下は採補が禁止されており、通常では味わえない一口サイズの「宮崎一口あわび“浦の恵”」は、生で食べても、火を通しても肉質が適度にやわらかく甘みがあるのが特徴です。
 宮崎が全国でトップクラスの漁獲量を誇るシイラ。このシイラを、もっと魅力ある商品にできないかという思いから、水産加工品の町でもある門川で生まれたのが「宮崎焼酎もろみ漬け(シイラ)」です。
 焼酎の粕に麹を加えて熟成させておいた漬け床に、3枚に卸したシイラの切り身をじっくりと漬け込み、その切り身を今度は網の上で炙って仕上げます。
 粕漬けとも西京漬けとも違う、新たな旨味。酒の肴、ご飯のお供にどうぞ。
 ヤマメの人口ふ化に日本で初めて成功した五ヶ瀬町。「五ヶ瀬やまめ」は、日向灘に注ぐ五ヶ瀬川の源流奥深い地にある養魚場で、ミネラルを多く含む水源を利用して育てられています。
 定められた種苗と施設において、無投薬で飼育管理することを条件にしています。
 また、規格は45g以上のものと定め、出荷前3日以上エサを一切与えずに畜養されたもののみが「五ヶ瀬やまめ」と命名されます。
 漁師まちの伝統料理「かつおしょうゆ節」は、庶民の味として今日まで親しまれてきました。
 その味を宮崎の味として伝えるべく、日南市大堂津漁港で水揚げされたカツオを材料に、添加物を一切使わない伝統製法で商品を仕上げています。また、一連の工程はすべて手作業のため、完成まで2日間掛かるほどのこだわりがあり、宮崎のカツオを使った珠玉の逸品として有名です。
※特集内容については、「いきいき宮崎のさかなブランド確立推進協議会」ホームページより引用させていただいています。
TOP