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県広報みやざき


【特集】

こんにちは!河野俊嗣(こうのしゅんじ)です。県民の皆さん、よろしくお願いします。

今回の大地震災害について

 このたびの東北地方太平洋沖地震において、被災された方々に心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。
 本県は、昨年の口蹄疫、そして鳥インフルエンザ、新燃岳の噴火という一連の災害の中で、全国の皆さまから温かいご支援を賜り、再生・復興に向け大きな勇気と励ましをいただきました。
 この経験を踏まえ、県民の皆さまととともに、出来る限りの支援をしてまいりたいと考えております。
 あわせて今後想定されている、東南海・南海地震や日向灘地震の備えも再確認し、万全なものにしていくことが重要と考えております。

※ 静岡県沖から四国沖で、これまで100年から150年と周期的に起こっている大地震。今後も高い確率で発生が予想され、巨大な揺れと大津波による甚大な災害が想定されている。

本県での取り組みは
 本県で予想される地震や津波対策として、県民防災力の向上や、県・市町村の防災体制の充実などに取り組んでまいります。
 また、今後想定される危機的な事象に対しても「常在危機(常に危機は存在している)」の意識を徹底し、国、市町村、関係団体、民間企業などと連携し、危機管理体制の充実と強化を図ります。
県政全般へ取り組む姿勢は
県・市町村連携推進会議の開催 私は、県民の皆さんはもちろんのこと、県議会、市町村、関係団体ときめ細かく丁寧な「対話」を重ねるとともに、県民の皆さんの強い絆を活かして、より緊密な「協働」の仕組みをつくり上げ、新たな「県民総力戦」を展開することを核とした県政運営を行ってまいります。
 また「現場主義」を徹底し、県民の皆さんにとって最も身近な存在である市町村との連携を重視する姿勢で、県政に取り組みます。
平成23年度予算の考え方は
県議会議場にて 今年度の当初予算は、時間的な制約などから、いわゆる「骨格予算」となりました。
 しかしながら、鳥インフルエンザや新燃岳対策に係る必要な経費、口蹄疫の復興対策や経済雇用対策など、早急な対応を要する予算は計上し、県民生活に支障が生じないよう「骨太な骨格予算」を編成したところです。
 今後6月の補正予算で、私の政策提案を実行に移すため、より具体的な予算措置を行っていきたいと考えています。
最後に県民の皆さんへのメッセージを

 私は6年前に宮崎に赴任して以来、人情味豊かな県民性に触れることにより宮崎が「第2のふるさと」になりました。愛する宮崎の希望に満ちた未来に向け、今後とも全身全霊を傾けて県政運営にまい進しますので、県民の皆さんのご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。

※政策的経費を抑えた、教育・福祉関係などの義務的な経費中心の予算



明日のみやざきの礎づくり〜私の4つの基本政策〜

基本政策1 「口蹄疫からの再生・復興」
「口蹄疫からの再生・復興方針」に基づき、さまざまな対策にスピード感を持って取り組みます。
防疫体制の強化や、特定疾病のない畜産経営の確立など「全国のモデルとなる安全・安心な畜産経営の再構築」
畜産経営を多角化するため「産地構造・産業構造の転換」
埋却地の環境対策
中小企業の経営支援や雇用対策
畜産農家をはじめ地域住民のこころと身体のケア
被害地域の振興対策 など
子牛セリ市の様子 (高千穂町)

基本政策2 「産業・雇用」づくり
農林水産業の振興と「食の王国みやざき」づくりに取り組みます。
農商工連携を促進し、力強く成長性の高い「食」産業の構築
安全・安心で高品質な農林水産業の安定生産や、高付加価値化などの推進
農山漁村における地域ビジネスの展開
本県の強みを活かした地域産業の育成、雇用の場の確保に努めます。
企業立地の推進
ソーラーフロンティア構想や東九州メディカルバレー構想などに基づく、新エネルギーや医療など新たな成長産業の育成
循環型の林業・木材産業の振興や、つくり育て・管理する漁業の推進
中小企業の競争力、経営力の強化
産業を支える人材の育成と雇用の確保
観光・物産等の総合的な販売の促進に取り組みます。
民間と行政が一体となった「オールみやざき営業チーム」の結成
地域資源の発見と地域間交流を促進する「宮崎を知ろう!!100万泊県民運動」
西岳農産加工グループ (都城市)

メガソーラー発電所 (都農町)

基本政策3 「人財」づくり
明日の県づくりの原動力となる「人財」づくりを進めます。
地域の絆と安心できる子育て環境の中で、子どもたちが未来の人財として、のびのびと育っていく「日本一の子育て・子育ち立県」
社会貢献活動や起業など「女性や高齢者の活躍の場づくり」
NPOや市民団体、企業などの多様な主体による協働の推進
大河内へき地保育所 (写真提供:椎葉村)

基本政策4 「くらし」づくり
宮崎らしい「豊かさを実感できるくらし」を実現します。
防災・危機管理体制の充実・強化、自殺や犯罪、交通事故のない「安全・安心なくらしづくり」
医師確保やドクターヘリの導入、保健・福祉・介護・医療サービスの連携強化などに取り組む「医療・福祉が充実したくらしづくり」
世代間交流や地域の絆づくりの推進、自然環境の保全や鳥獣被害対策など「暮らしやすい地域づくり」
ドクターヘリ(日本医科大学千葉北総病院)
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