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県広報みやざき


【特集】

宮崎県総合計画 未来みやざき創造プラン(長期ビジョン)〜未来を築く新しい「ゆたかさ」への挑戦〜

総合計画とは?

 県では、昭和34年に「宮崎県経済振興計画」を策定して以来、平成19年度の「新みやざき創造計画」に至るまで7回にわたって計画を策定してきました。
 これらの計画は、それぞれの時期における社会経済情勢を踏まえながら、長期的・総合的な展望に基づき、施策・事業を推進する役割を果たしてきました。

計画の役割
総合計画審議会会長から河野知事への答申 本格的な少子高齢化・人口減少時代を迎えようとする一方で、グローバル化は一層進展し、また、地球温暖化対策など環境に優しい持続可能な社会への転換も求められています。
 長期的な視点でこれからの時代をとらえると、社会や経済のありようは大きく変わっていかざるを得ません。
 このような環境に対応し、豊かな未来の宮崎県を築いていくため、県では20年後を見据えた今後の県政運営の指針として、新たな県総合計画(「未来みやざき創造プラン」)の「長期ビジョン」を策定しました(「アクションプラン」については策定中)。
 「未来みやざき創造プラン」は、宮崎県がこれから進むべき道筋を示す「県民共有の指針」となるものであり、県や市町村、企業や民間団体、そして県民の皆さま一人ひとりが連携、協働し、自らの役割をしっかりと果たしていくことが大切です。
 計画実現のため、県民の皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
※「未来みやざき創造プラン」について、詳しくは県ホームページをご覧ください。
問総合政策課 0985(26)7607
未来みやざき創造プランを検索
未来みやざき創造プラン
長期ビジョンに掲げる8つの長期戦略と20年後の目標 ※平成23年度から4年間の目標はアクションプランで定めます(現在策定中)。

戦略 1 脱少子化・若者活躍戦略
内容 若者が県内で生活でき、安心して結婚・子育てができる環境づくり
子育てを楽しいと感じられる環境づくり
すべての子どもに成長する機会が等しく保障される環境づくり
目標 県内若者(29歳以下)人口の割合 25%以上
合計特殊出生率 1.85

 
戦略 2 将来世代育成戦略
内容 将来の職業や生き方を考えられる環境づくりと“生きる力”の向上
地域の社会や産業を支える社会人・職業人の育成
グローバルに活躍する人材の育成
目標 将来の夢や目標を持ち職業や生き方を考えている中学3年生の割合 100%

 
戦略 3 健康長寿社会づくり戦略
内容 健康づくりと介護予防の促進
高齢者が生きがいを持ち社会活動できる環境の整備充実
目標 65歳の県民が自立して生活できる平均年数 男性2年、女性2年延伸
60歳以上70歳未満の就業率 60%

 
戦略 4 環境・新エネルギー先進地づくり戦略
内容 太陽光や太陽熱など新エネルギーの創出拡大・事業化
地域型スマートグリッドの実現及び環境価値活用による地域活性化
資源循環の仕組みづくりの推進
目標 新エネルギーの導入量 10倍
温室効果ガス1990年度比 64%削減

 
戦略 5 フードビジネス展開戦略
内容 農業の企業的経営による生産体制の強化及び生産性の高い基盤づくり
広域連携や産業間連携による南九州地域の食料供給基地化
第一次産業を支える県内産業の充実及び低炭素・循環型農業の促進
農業の6次産業化など成長産業としての「食の王国みやざき」づくり
目標 就業者1人あたり農・水産業及び食料品の生産額 20%増

 
戦略 6 「地域発」産業創出戦略
内容 環境関連、医療、健康・福祉分野等での産業創出、戦略的産業集積
産業間・産学官連携による新事業・新産業の展開
交通・物流ネットワークの早期形成、既存施設の維持管理・有効活用
目標 従業者1人あたり製造品出荷額等の金額 20%増

 
戦略 7 海外展開戦略
内容 県内企業の海外展開の支援及びグローバルな経営人材の育成
観光資源の掘り起こしや磨き上げと広域連携による海外からの誘客
アジア等地域との様々な分野での人材交流の推進
目標 輸出企業数 60%増

 
戦略 8 持続可能な地域づくり戦略
内容 各地域ブロックにおける市町村の連携による生活機能の維持
3拠点を中心とした圏域づくりによる高次都市機能の確保
住民自らが主体的に地域経営に参加する仕組みづくり
目標 これからも住み続けたいと思う人の割合 100%

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