検査体制はトップレベル
農産物の一般的な残留農薬検査方法は、農薬ごとに検査方法が決まっており、農薬の数だけその作業を繰り返すため、結果がわかるまでに約2週間近くを必要とし、農産物が消費者に届いた後、結果が判明することもあります。 本県では、県総合農業試験場が、2時間で残留農薬を一斉に検査することができる検査システムを開発。 JA宮崎経済連農産物検査センターや2つのJAの検査センターへ技術移転を行い、現在290種類の農薬の「出荷前自主検査」を行っています。 短時間で多くの種類の残留農薬が分析可能なこの技術は、「宮崎方式」とも呼ばれる、全国唯一の技術です。 この技術により、本県産の農産物は、消費者に届く前に安全性を確認することができます。 さらに、今年度から現在3ヵ所に分散している検査機関を統合、最新の分析機器を導入し、3ヵ年かけて農薬の分析能力を400種類へ大幅に向上させる予定です。 これで、国内に流通するすべての農薬を分析できるようになります。
特長ある農畜産物づくり
〜商品ブランド認証制度〜
消費者と生産者を安心・満足で結ぶために、宮崎ならではの商品づくりも進めています。
おいしさや鮮度、安全性などの面で一定の基準を備えた農畜産物を、宮崎県の「商品ブランド」として認証する、「商品ブランド認証制度」を設けています。
生産者にとっては生産する上での目標に、消費者にとっては品質の証となるものです。
現在30品目が認証されています。
この「商品ブランド」を確実かつ安定的に供給でき、品質管理、検査体制などが確立されている産地を「商品ブランド産地」として64産地を認定しています。
みやざきブランド推進本部
このような取り組みは、農業者、農業団体、行政が力を結集し、組織する「みやざきブランド推進本部」で行っています。
農畜産物の安全・安心についてはもちろん、国内他産地や輸入農産物との競争に打ち勝つ、宮崎の「ものづくり」「ひとづくり」の整備を進めています。
食の安全・安心を目指して
本県では早くから「宮崎県から供給する農産物の安全は産地の責任である」として、自主検査システム開発を全国に先駆けて取り組んできました。
今後も、「宮崎産なら安心」「選んで買うなら宮崎産」と呼ばれる産地づくりを、関係者と一体となって目指します。
食の安全・安心を目指して
本県では早くから「宮崎県から供給する農産物の安全は産地の責任である」として、自主検査システム開発を全国に先駆けて取り組んできました。
今後も、「宮崎産なら安心」「選んで買うなら宮崎産」と呼ばれる産地づくりを、関係者と一体となって目指します。
みやざきブランド推進本部 http://www.miyazakibrand.jp/
お問い合わせ
農政水産部農政企画課 TEL 0985(26)7127