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県広報みやざき

【特集】

宮崎県の新エネルギー



 本県は、恵まれた日照条件や、基幹産業である林業・畜産業からバイオマス資源(動植物由来の有機物)が発生するなど、多くの新エネルギー資源を有しています。
 特に、快晴日数、日照時間がともに全国第3位と日照環境に恵まれていることから、太陽光発電の普及啓発、導入促進などに、官民一体となって積極的に取り組んでいます。

みやざきソーラーフロンティア構想

元リニア実験線上に設置されるメガソーラーの完成予想図

 宮崎県では、太陽光発電の導入拡大を基本としながら、それを生かした地域づくりや産業集積にも積極的に取り組むことにより、本県が真の意味での太陽光発電の拠点となることを目指していきます。

メガソーラー全県展開プロジェクト

 本県の優れた日照環境を全国に向けて発信するシンボルとして、メガソーラー(出力1メガワット以上の太陽光発電所)の県内各地への立地を進めます。
 メガソーラーの実現後は、農業等の地域産業への利用など地産地消的な活用方法を研究します。
 また、電力だけでなく、発電施設自体についても、例えば観光資源や地域の環境・エネルギー教育の場としての活用などを進めます。

ソーラー住宅普及促進プロジェクト

住宅用太陽光発電システム11月から県補助を開始

 住宅用ソーラーシステムの世帯普及率全国第1位を目指し、県独自の支援制度として「住宅用太陽光発電システム融資制度」および「住宅用太陽光発電システム等導入支援事業補助制度」を創設しました。
 また、新エネルギーについて専門的な知識を有する団体に委託し、太陽光発電やバイオマスの相談窓口や啓発イベントなどを実施したり、グリーン電力証書の購入を通して、県のイベントや県庁舎で使用される電力をグリーン化するなど、新エネルギーの普及啓発を行います。

ソーラー産業育成・集積プロジェクト

 太陽光発電を含む環境や新エネルギーに関する分野は、今後も新たな需要と雇用を生む分野と期待されることから、地域経済の活性化につながるような取り組みを進めます。
 太陽電池産業は自動車産業と並ぶ裾野の広い産業であり、産業の集積に伴う県内経済への波及効果が期待されることから、企業誘致や地場企業の参入支援、産学官連携による人材育成や研究開発などに取り組んでいきます。

高速道路ができるまで

 県では、全国トップクラスの快晴日数や日照時間、豊かな自然などの恵まれた資源を活用した新エネルギー対策に取り組んでいます。
 特に、太陽光発電については、宮崎県が全国のフロントランナーとなるべく取り組んでいきます。現在、本県は住宅用ソーラーシステムの世帯普及率が全国第2位ですが、第1位を目指していきますので、県民の皆さんのご協力をお願いします。


 総合政策課 0985(26)7607

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