3 年齢別人口

老年人口が年少人口を初めて上回り、県人口の20.7%に

  平成12年の宮崎県の人口を年齢3区分別にみると、年少人口(15歳未満人口)が187,431人、生産年齢人口(15歳以上65歳未満人口)が740,401人、老年人口 (65歳以上人口)が241,754人となっており、それぞれ総人口の16.0%、63.3%、20.7%となっています。
これを平成7年と比較すると、年少人口が23,375人(11.1%)減、生産年齢人口が20,350人(2.7%)減となっているのに対し、老年人口が37,532人(18.4%)増となっています。
この結果、総人口に占める年齢3区分別人口の割合は、年少人口が1.9ポイント縮小、生産年齢人口が1.4ポイント縮小、老年人口が3.3ポイント拡大し、老年人口は調査開始以来、初めて年少人口を上回りました。(図3−1)

表3−1 年齢(3区分)別人口の推移(大正9年〜平成12年)
 
 

老年人口の割合、全ての市町村で拡大

  平成12年の市町村の人口を年齢3区分別にみると、老年人口の割合が最も高いのが北郷村で38.5%、次いで西郷村が36.3%、西米良村が35.9%、南郷村が34.5%、日之影町が33.7%などとなっています。
一方、最も低いのは清武町で11.4%、次いで宮崎市が16.0%、佐土原町が17.3%、新富町が17.4%、日向市が18.1%などとなっています。
これを平成7年と比較すると、全ての市町村で拡大しており、全県的に高齢化が進行しています。
また、75歳以上の後期老年人口の割合も全ての市町村で拡大しており、北郷村(16.8%)、西郷村(16.3%)など10%を超えている市町村の数は、平成7年の12から全市町村の3分の2にあたる29にまで増加しています。(図3−2)

表3−2 市町村別年齢3区分別人口及び割合(平成12年)
表3−3 市町村別年齢3区分別人口割合の推移(平成2年〜12年)
 
 
 
 
 
 
 

年少人口、生産年齢人口の割合、全ての市町村で縮小

平成12年の年少人口の割合を市町村別にみると、三股町が19.0%と最も高く、次いで清武町が18.0%、新富町が17.9%、五ヶ瀬町が17.7%、北浦町が17.1%などとなっています。
 一方、最も低いのは、西米良村で12.0%、次いで西郷村が12.7%、北郷村が12.9%、日之影町が13.4%、東郷町が13.7%などとなっています。
 これを平成7年と比較すると、少子化などの影響により全ての市町村で縮小しています。
 
生産年齢人口の割合を市町村別にみると、清武町が70.6%と最も高く、次いで宮崎市が67.6%、佐土原町が66.5%、高鍋町が65.6%、日向市が64.9%などとなっています。
 一方、最も低いのは、北郷村で48.6%、次いで南郷村が50.8%、西郷村が51.1%、西米良村が52.0%、諸塚村が52.8%などとなっています。
 これを平成7年と比較すると、全ての市町村で縮小しています。(図3−3、3−4)

表3−2 市町村別年齢3区分別人口及び割合(平成12年)
表3−3 市町村別年齢3区分別人口割合の推移(平成2年〜12年)
 
 
 

急激に上昇した老年化指数

  平成12年の宮崎県の年齢構成指数をみると、「年少人口指数」は25.3で過去最低、「老年人口指数」は32.7で過去最高、「従属人口指数」は58.0、「老年化指数」は129.0で過去最高となりました。
これらを大正9年以降についてみると、「年少人口指数」は、昭和20年まで上昇していましたが、戦後の引き揚げ等により出生率を上回る生産年齢人口の増加があったため、低下し始め、その後出生率の低下を反映して急速に低下しています。
一方、「老年人口指数」は、戦前は10前後で推移していましたが、昭和25年以降は生産年齢人口を上回る率で老年人口が増加したため、一貫して上昇し、特に生産年齢人口が減少し始めた平成2年以降、その割合は急速に上昇しています。
これらの合計値である「従属人口指数」をみると、昭和20年まで上昇していましたが、年少人口の減少により低下し続け、昭和50年には調査開始以来最も低い51.5になりました。その後は、老年人口の大幅な増加により、上昇傾向を示し、平成12年には58.0となりました。
また、「老年化指数」は、戦前は14前後で推移していましたが、昭和35年以降は年少人口の減少と老年人口の増加により上昇し続け、さらに少子化、高齢化の急速な進行により平成2年に69.5、平成7年に96.9となり、平成12年は129.0と急激に上昇しています。(図3−5、表3−4)
 
 
 
 
 

老年化指数が100を下回っているのは4市町のみ

市町村別に平成12年の年齢構成指数をみると、「年少人口指数」は五ヶ瀬町が33.0で最も高く、以下諸塚村が31.3、三股町が30.3、北浦町が30.2、南郷村が29.0などとなっています。これに対して、最も低いのは高鍋町の22.8で、次いで西米良村が23.1、木城町が23.4、宮崎市が24.1、南郷町が24.2などとなっています。これを平成7年と比較すると、南郷村、五ヶ瀬町以外の42市町村で低下しています。
 
 「老年人口指数」は北郷村が79.1と最も高く、次いで西郷村が71.1、西米良村が69.1、南郷村が67.9、日之影町が63.6などとなっています。これに対して、最も低いのは清武町で16.2、次いで宮崎市が23.6、佐土原町が26.0、新富町が26.9、日向市が27.9などとなっています。これを平成7年と比較すると、2.8〜21.6の幅で、全ての市町村で上昇しています。
 
 「従属人口指数」は、北郷村が105.7と最も高く、以下南郷村が97.0、西郷村が95.9、西米良村が92.2、諸塚村が89.3などとなっています。これに対して、最も低いのは清武町で41.6、次いで宮崎市が47.7、佐土原町が50.3、高鍋町が52.3、日向市が54.0などとなっています。これを平成7年と比較すると、0.1〜19.7の幅で、全ての市町村で上昇しています。
 
 「老年化指数」は西米良村が298.9で最も高く、以下北郷村が298.1、西郷村が286.6、日之影町が252.3、南郷村が233.9などとなっており、12市町村で200を超えています。これに対して、最も低いのは清武町で63.6、次いで新富町、三股町が97.0、宮崎市が98.2となっており、100を下回っているのはこの4市町のみとなっています。これを平成7年と比較すると、14.6〜96.4の幅で、全ての市町村で上昇しています。
 
 「平均年齢」は北郷村が52.9歳で最も高く、以下西米良村が51.8歳、西郷村が51.2歳、南郷村が50.4歳などとなっており、この4村で50歳を超えています。これに対して、最も低いのは清武町が35.8歳で唯一30歳台となっており、次いで宮崎市が40.1歳、新富町が40.4歳、三股町が40.8歳、田野町が40.9歳などとなっています。これを平成7年と比較すると、0.8〜3.5の幅で、全ての市町村で上昇しています。

表3−5 市町村別年齢構成指数及び平均年齢(平成7年、12年)

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