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ご あ い さ つ

所長 飯村 豊

 宮崎県木材利用技術センター(以下センター)は、貴重な住環境資源であるスギ人工林材の有効利用研究を進め、地域木材関連産業の技術の向上、木材需要拡大につながる新技術・新製品開発に努め、木材関連産業の活性化、それによる山村と林業の再生に寄与することを目的に2001年に設立されました。
 開設から10周年という節目を迎え、新たな10年のはじまりに所長を就任することになりました。就任に当たり、先ず、これまでに多くの方々から頂いたご協力、ご支援に御礼を申し上げたいと思います。所長として民間出身の私に託された責務は、大熊・初代所長、有馬・前所長のリーダーシップの下に蓄積された研究成果を継承発展させ、本県が掲げる「競争力ある木材産業の構築」に向けて、主に県内企業に対する技術移転へと結実させることにあると考え、精一杯努力いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 さて、本県は現在に至るまで、木材産業の育成強化に取り組み、その一環として、路網や高性能林業機械など生産基盤の整備、人工乾燥機や高度木材加工機械の導入、大型製材工場の整備などを進め、さらに県外の東京をはじめとする大消費地でユーザー向けのトップセールスを開催してきました。トップセールスの折には、センター職員がスギに関する研究成果を発表するなど、スギを
PRする役割を担ってきました。
 こうした県の取り組みは、いわば、最終消費者に向けて利用技術を伴ったスギ製商品を届けるサプライチェーンづくりともいえます。センターもこれに参画することが求められており、サプライチェーンづくりの各現場では木材、加工、構法に高い見識を持つセンター研究員の指導力に大きな期待が寄せられています。
 それぞれの現場の要請に応えるためにも、、これまで以上に学術機関等との連携に努め、最新の技術・情報、直近の研究成果を的確に収集し、その上で研究開発を進めて支援・指導を推進しながら、これまでに
PRしたことをユーザーと共に着実に具現化していきたいと考えております。

 

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