2009年2月4日
−水がつなぐもの−
森から海までシンポジウム
1月25日に、宮崎市の宮日会館で、みやざき森づくりボランティア協議会の主催により、森と海のつながりを考えるシンポジウムが開催されました。
みやざき森づくりボランティア協議会は、県内で植栽や下刈りなどの森林づくり活動を行っている16のボランティア団体からなり、森林づくりに関する研修活動や青少年を対象にした体験活動などを行っています。
なお、協議会のこれらの活動の一部には、森林環境税が活用されています。
シンポジウムの内容
1.基調講演: 牡蠣の森を慕う会代表 畠山重篤氏 「森は海の恋人−鉄が地球温暖化を防ぐ−」
畠山氏は、宮城県在住で、カキ養殖業を営みながら、豊かな海を取り戻すため、漁民による植林活動「森は海の恋人」運動を続けられています。
食物連鎖の始まりである植物プランクトンの増殖に必要なものは鉄であり、沿岸域における鉄の供給源は森であること。落ち葉が腐葉土になる過程で合成されるフルボ酸と、土中でイオン化した鉄が結びつき、フルボ酸鉄となって川から海に供給されること。そのような「鉄」を中心にした、森と海についての興味深い話に、200人余りの聴衆が聞き入っていました。
2.パネルデイスカッション
畠山氏のほか、山梨県小菅村の「多摩川源流研究所」所長で、全国源流ネットワークの代表である中村文明氏、「宮崎グリーンヘルパーの会」会長の岩倉尚哉氏の3名によるパネルデイスカッションが行われました。
中村氏が生まれ育った宮崎市高岡町での体験がもとになって、現在の山梨県での活動が行われていることや、フルボ酸鉄の海への供給が妨げられる原因などについて、会場からの質問等も含め活発な意見交換がありました。
その他
みやざき森づくりボランティア協議会では、意見交換や今回のような活動に一緒に取り組んでいただくグループを募集しています。
(お問合わせ先:みやざき森づくりボランティア協議会事務局 電話:0985-85-2601)
- このページの内容についてのお問い合わせは
- 環境森林部 環境管理課 みやざきの森林づくり推進室
- 電話:0985-26-7153
- FAX:0985-26-7311
- E-mail:miyazaki-morizukuri@pref.miyazaki.lg.jp