
放置竹林対策の一環として、タケノコ等による新たな食材開発に取り組んでいます。今回は、付加価値向上対策としてタケノコによるピクルス・甘皮を使ったチップスを試作・開発したので紹介します。
タケノコの需要をみてみますと、2月末当たりまでは小振りの早堀タケノコが生鮮物として高値で取り引きされます。しかし、3月半ばを過ぎる頃には、最盛期となるばかりか、タケノコが大型化して生鮮物としては不向きになります。その上、中国産水煮が国内市場へ流通し始め、単価的には極めて厳しくなります。このようなことから、以降に発生したタケノコは、価格面から掘り取られずにそのまま親竹化し放置竹林の一因となることになります。
福岡県では、中国産との競合を避け、4月下旬から5月中旬にかけてタケノコを2〜3m程度まで伸ばし、先の部分70cm程度をきりとる、いわゆる「穂先タケノコ」として出荷しています。しかし、タケノコは、和食・中華食材としてのイメージが強く、思うような需要の伸びは期待できません。そこで、新たな商品の開発が必要となります。
これらについては、当センターの研修生や宮崎市の飲食店等を対象に試食を実施しているところですが、概ね好評で、市販への要望もあがっております。
今後は、食品会社と提携して商品開発まで行うよう、検討を進めたいと思います。
写真1若竹のピクルス
写真2タケの甘皮のチップス