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平成30年10月12日更新

 「来て見て知って 企業局のおしごと」パネル展より

 県立図書館で開催される「県政の重点施策情報発信事業」に「来て見て知って 宮崎県企業局のおしごと」パネル展として参加しました。
展示期間は9月4日(火)から17日(月)の14日間で、期間中の16日(日)には北側玄関で水力発電模型の実演を行いました。

展示図書類

 パネル展示は館内1階のギャラリーを利用して、企業局の歴史、水力発電所の位置や設備概要、緑のダム事業の取組などを紹介した写真のほか、県立図書館の方から水力発電に関係する図書の展示をしてもらいました。

 近年、再生可能エネルギーが注目され、それまで供給力として扱われていなかった太陽光発電や風力発電が主要な電源の一つを占めるまで拡大してきています。水力発電は戦後復興の原動力として昭和30年代を中心にあちこちで大規模な水力発電所が建設され、すでに開発し尽くされた感があります。九州内や宮崎県内をみまわしたときに主要な河川にはかなりの数のダムが造られこれ以上は大きなダムを造る余地はなさそうです。

 宮崎県企業局では、県営の多目的ダム8箇所と発電専用ダム3箇所で発電しているほか、ダムのかわりに小さな堰を造り川の水を引き込んで発電する流れ込み式といわれる小規模な水力発電所もあります。現在では、出力の小さい小水力発電の開発に力を入れています。

 

 さて、10年程前には「再生可能エネルギー」という言葉は一般にはなじみがありませんでした。再生可能エネルギーは水力、風力、太陽光、地熱などのように使っても尽きることがないエネルギーを指しますが、「再生可能エネルギー発電固定価格買取制度」が実施されたあたりからニュースなどでも日常的に使われるようになり、今ではすっかり定着してきました。

 ということで、期待の高まっている再生可能エネルギーですが、弱点は欲しいときに欲しいだけ発電するといった調整ができないということです。太陽光は夜は発電しませんし日が陰ると急速に発電量が低下します。風力は風がないと発電できませんし強風のときは発電を止めないと壊れてしまいます。一方、水力発電は、必要なとき必要なだけ発電できることや数分間でゼロから最大出力まで発電量を増やせるといった特徴があります。これが水力発電が再生可能エネルギー発電の中の優等生といわれる所以です。

 このようなことを、水車模型を使って体験してもらおうと実演を行いました。当日は、3連休の中日で天気もよく近くの公園では、子ども連れの家族などがボール遊びやお弁当を食べたりとのどかな日和りでした。(ちょっと暑い)
 そんな中、図書館に出入りする親子や子どもに「水車模型の実演やってます。見ていきませんか?」と声をかけ、模型を動かしながら「水の勢いで水車が回って、それに連結した発電機で発電した電気が模型の家に送られてきます。模型の家では扇風機やテレビ、カーペットなどのスイッチを入れていくと余った電気を示すランプが減っていきます。」などと説明していきます。

 次に、子どもたちに水量調節のバルブを開閉させ「水量によって発電量を示すランプが増えたり減ったりするね。」とか「模型の家のテレビは、いまあなたが発電機を動かして作った電気で点いてるんだよ。」などと声を掛けながら体験してもらいます。最後は「プレゼント」ということで、ダムのクラフト模型とオリジナルクリアファイル、ボールペンのセットをおみやげに手渡します。

 昨年までは水道水の水圧で発電模型を動かしていましたが、今回はポンプによる循環式に改造したため、屋内でも実演できるようになりました。ポンプはネタばれしないように下のボックスに隠してあります。それでも探求心の強い子は裏に回って仕掛けを見破ろうとします。想定外の行動にこちらがたじろぎますが、子どもの好奇心にしっかりと応えられるよう説明してあげることが大事だなと感じたところです。


 短い時間でしたけど、水車模型の実演を熱心に聞いてもらった子どもたちや親御さん方、ありがとうございました。

 

 

(総務課経営企画担当)

 

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