第2回宮崎県立高等学校再編整備南那珂地区部会議事概要

(南那珂地区専門高校の再編整備について)
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  1. 日時

    平成16年8月17日(火) 13時30分〜16時00分
  2. 場所

    日南総合庁舎第5会議室
  3. 議題

    専門高校の特色作りについて
  4. 出席者

    • 委員:委員名簿はこちら
      委員20名
    • 事務局:
      隈元教育次長、平田学校教育課長、飛田主幹兼高校係長、中村主幹兼職業教育係長、南那珂教育務所長、その他事務局員
  5. 概要

    県産業教育審議会答申の説明について
    (委員)
    1年の各学科の基礎科目は? 総合選択制は商業科の生徒でも工業科の科目を受けられるか?
    (事務局)
    基礎科目については、現在検討中であり、受講は可能である。農業科の生徒が商業科の科目を受けることはできるが、卒業は農業科となり商業科となることはない。
    (委員)
    基本的には大学方式であると思うが、専門性が中途半端にならないか。地域の産業を支えていくという人材育成の部分で不安を感じる。
    (事務局)
    基本は専門性を壊さないということである。入学の段階から学科は決まっている。専門だけをとることも可能であるし、他科の教科をとることもできる。
    (委員)
    学問的深さが薄れることを心配する。
    (事務局)
    3年間専門性を深めることもできるし、興味関心に応じて他の学科の科目をとることもできる。
    (委員)
    教育課程の図の履修にかかわる部分だが、図は専門教科の部分と考えてよいか。
    (事務局)
    よい。
    (委員)
    共通科目の履修については現行と同じか。
    (事務局)
    共通科目は現在ある高校と同様である。また、学科を越えて受講することもできる。
    (委員)
    カリキュラムは生徒が自分で選択するが、やりたい子とやりたくない子で選択の差が出るのではないか。また、選択の指導は教師が行うことになるが、教師に力量が求められるのでは、そのための研修が必要ではないか。
    (事務局)
    おっしゃる通りである。生徒が選択するため、事前指導はしっかりやる。そのための研修体制が必要と考えている。
    (委員)
    カリキュラムはすばらしいと思う。3年制では難しいのではないか。4年制というのはできないのか。卒業は3年で、その後もう1年という意味で。
    (事務局)
    意見として伺いたい。

    ○再編後の専門校高校像の説明について
    (委員)
    いい計画だと思う。中身、位置づけをきちんとすることが必要だと思った。

    ○南那珂地区における専門高校の在り方について
    (委員)
    願いは、今の機能を残して欲しいということである。農業は地区の基幹産業である。農業の専門性だけでやっていけないことは確かである。今後、農業は食と合わせて回復していくと思う。そのための人材育成の機能は残して欲しい。
    (委員)
    最近の卒業生は、基礎学力がないといわれている。基礎学力があれば会社での再教育が可能である。適切な規模の中での、コミニュケーション、チームワーク、自己主張などを学ぶ教育は大切である。
    (委員)
    総合制専門高校の構想は統廃合をしても、現状の教育環境を落とさないという方針である。答申はその通りだと思う。問題は、現実的にどれだけ後押しができるかである。魅力ある高校とは、生徒にとっても、産業界にとっても、地域にとっても魅力あるということである。それぞれの立場で意見交換しながら、そのようになるような努力が必要であると考えている。
    (委員)
    福祉という視点で述べたい。農業、工業、商業を卒業して、我々の職場に入ってくる。介護ロボットやバリアフリーについては工業、情報の活用については商業など、それぞれに福祉の中で生かされる。農林高校の福祉科は国家試験の受験資格はあるが、最後の取得までフォローが必要である。
    (委員)
    商業科で、例えばガソリンスタンドに勤める場合に、危険物取り扱いの資格が取れる可能性が出てきたように感じる。
    (委員)
    総合制専門高校はすばらしい可能性のある取組である。子ども達は、専門高校に入学しても途中で進路変更を考えることもある。幅広い選択肢が準備されていることはいいことだ。
    (委員)
    今の中学3年生でも進路は大きな悩みである。選択肢が広がることは、多様な勉強が可能であるということであり、早く進めて欲しいと思う。
    (委員)
    進路選択に失敗した場合も柔軟な対応が可能となる。南郷を考えると水産が入ってくるといい。環境の部分も加えてもらえるといいと思う。
    (委員)
    農家の子どもが卒業後会社を作り、ある会で見事な司会進行をしていた。今の社会においては、多様な能力を求められている。こういう意味で基礎学力をしっかりつけてやることの意味を痛感した。社会の要請に対応できるような子ども達を育てる必要がある。選択の幅の広さも必要であり、高いレベルの授業が求められている。
    (委員)
    妻高校に在籍していた。その当時色々な学科があったが、一緒に授業を受けることはほとんどなかった。一緒に学習できるのは交流の部分が出て良いと思う。25単位で本当に専門性が得られるのかどうか疑問も残る。選択制は、子ども達が自分で作ったカリキュラムで授業を受けることもできる。
    (委員)
    15歳という子どもが、専門性を決めることは難しいことである。中途退学者もでる。総合制は、3年間自分を見つめる期間となり得る。進路指導がやりやすくなる。
    (委員)
    保護者はいつ頃から統合されるのかと心配している。中間の段階で説明ができるのか、そのあたりを整理して欲しい。
    (委員)
    地域では、3校統合で学校がなくなるのでは、あるいは進路選択はどうなるかといったことで心配している。しかし、今回の説明で魅力ある総合制専門高校ができるということが分かり少し安心した。専門性の心配はあるが、いいものにして欲しい。

    ○学科構成について
    (委員)
    農林のコースとはどういう概念か?
    (事務局)
    例として、普通科の中に体育コースというのがあるが、特定の分野について学習するコース毎に定員を設けて募集する。より学科に近いものである。ここにあるコースというのは、普通科でいうと文科、理科といった類型のことであり、入学してから選択することになる。
    (委員)
    各校の案をこれから調整するということか。
    (委員長)
    そうである。
    (委員)
    私立高校との連携はどうか。
    (事務局)
    連携の意味はいろいろあるが、募集定員については、連絡協議会で調整している。
    (委員)
    私の家は農家ではないが、子どもは農業高校に行っている。私は日南振徳の情報処理科で学んだが、工業にも農業にも情報があることが分かって驚いた。とても魅力を感じる。情報関係に進みたいという子どもは多い。3校の内容を集めた情報科は魅力あると感じる。
    (委員)
    日南振徳に一人、日南工業に一人、子どもが通っている。今の内容を損なわずに専門性を維持しながら、選択の幅を広げて欲しい。どれを減らすかというのは難しい問題だが、子ども達の目線で熟慮して欲しい。
    (委員)
    王子製紙に勤めている。専門性の必要な職場だが、職場で仕事を覚えるということで普通科出身の子ども達が沢山入っている。今の子ども達はパソコンを使い慣れている。一般教科の中でパソコンの学習をさせていくことは大切であると思う。総合的な授業の内容も必要だと考えている。
    (委員)
    総合的な力をつけることは必要であるが、変化に対応できる力をつけることがこれからは大切だと思った。農業が基盤になっているので、自分たちの地域の状況をきちんと見つめられるよう子どもを育てる必要がある。
    (委員)
    義務教育の中で基礎学力をつけて受験し、選択して高校へ行っている。そして更に選択を求められている。もっと大きな枠の中で考えていいのではないか。細かなコース設定で弾力的な運用ができるようなものもいいと考える。
    (委員)
    先生になりたい、体育も好きだという子どもには、小林高校の体育コースはとてもあっていた。生徒数が減る中、多様性が求められている。入学してからどのコースへ行くのかを選べるのはいいことだと思う。
    (委員)
    情報処理は、農業、工業、商業全部に通じる。情報学科ではなく、各学科の基礎科目として捉えた方がいいのではないか。
    (委員)
    同じ意見である。全員が目的をもって選択できるわけではない。そうなるとどれかに集中する可能性がある。それを避ける意味で、基礎科目に入れるという考えはいいと思う。
    (委員)
    地区の分析の中に即戦力と書かれているが、子ども達が卒業して社会の中で中心として働くようになる10年後、20年後の社会状況が分析されているともっと考えやすいと思う。
    (事務局)
    日南市の計画やその他の資料を基に考えた。
    (委員)
    少子高齢化の中で、県としてどのような教育が必要か検討されたと思うが、問題はアクセスである。宮崎はアクセスが悪い。だから地域性の問題が出てくる。アクセスがよければ人は集まる。今後も世の中はもっと変化するだろう。地域の中での連携がどうあればよいかまで考えるとよいのかも知れない。
    (委員)
    魅力ある高校を前提とするなら、今の農業、工業という枠に縛られなくてもよいのではと思えてきた。面接をすることがあるが、挨拶などはとても大切だと感じる。現場は、ワードやエクセルができれば通用する。プログラミングまでは求めていない。情報についてはその程度の内容を基礎的な知識として全ての生徒に学習させて欲しい。
  6. 宮崎県立高等学校再編整備地区部会設置要綱

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