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各部・支場の研究紹介
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果樹部

●研究方針

 カンキツ類、落葉果樹の新品種や新品目の導入、開発を行いながら、出荷期の前進化や継続出荷等、県内産地の要望に応えた栽培技術の開発を進めます。

@カンキツ類では、本県の主力品目である極早生温州ミカンの高品質栽培技術の確立を進めると共に、品種登録された種なしキンカン「宮崎夢丸」の更なる改良や種なし日向夏の開発に取り組みます。

A落葉果樹では、ブドウ、ナシを中心に本県の気候に適した有望な品種、系統の選定と栽培技術の確立に取り組みます。

●最近の試験研究成果

@温州ミカン

 他県産と比較すると、降水量が多い、夜温が高いなど品質面で不利な条件下にあるので、それを克服するための「根域制限栽培+マルチ被覆栽培」による高品質果実生産技術を開発しました。
写真 根域制限栽培+マルチ被覆栽培
根域制限栽培+マルチ被覆栽培

Aキンカン

 完熟キンカンは県のブランド認証品目となっていますが、種が多く食べにくい面があったので、種なしキンカン「宮崎夢丸」を育成しました。
 また、「たまたまエクセレント」の出荷率を上げるため2L以上の大玉率が高い大玉キンカン「宮崎王丸」を育成しました。
写真 キンカン比較
キンカン比較

Bブドウ

 従来の黒色系ブドウに加え、糖度が高く食味の優れる黄緑色系ブドウ「ハニービーナス」の栽培技術を確立しました。
 また、尾鈴地区がキャンベルに代わる品種として導入した赤系中玉種「サニールージュ」の栽培技術を開発しました。
 これらはいずれも県のブランド認証品目となっています。
写真 サニールージュ
サニールージュ

●今後の研究

@温州ミカン

 「根域制限+マルチ栽培」は、土壌条件や樹勢によってかん水の方法が異なるため、分かりやすい指標を用いたかん水技術の開発を進め、高品質安定生産技術のマニュアル化を図ります。

Aキンカン

 現在の「宮崎夢丸」は、幼木時に強いトゲが発生したり、果実の大きさがやや小ぶりであるため、「宮崎夢丸」を素材に、トゲ無しの種なしキンカンや大玉の種なしキンカンを育成します。

Bブドウ

 次のブランド品となり得る高品質で食味の良い新品種の選定及び栽培技術の開発を進めます。

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