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各部・支場の研究紹介
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花き部

●研究方針

 本県の花き産地づくりのため、品種育成と栽培技術の開発を両輪として研究を進めます。

@オリジナル品種の育成や新品目の導入により、有利販売対策や時代を先取りした産地づくりを図ります。

A効率的な種苗増殖技術や生産技術の開発により、低コストで安定生産できる生産体制の構築を図ります。

Bヒートポンプ等の機器を利用した栽培安定技術の開発を行います。

●最近の試験研究成果

@スイートピー新品種「恋式部」の育成


 「恋式部」は、「式部」から出現した突然変異株で、花色は旗弁が鮮紫ピンク、翼弁が黄白の複色タイプの品種です。
 2014日本フラワー&ガーデンショウの「新花コンテスト」において1位となり、園芸文化協会長賞を受賞しました。
スイートピー新品種「恋式部」
スイートピー新品種「恋式部」

Aエラータム系デルフィニウムの長日処理期間の検討

 宮崎県では、農試オリジナル品種を中心にエラータム系デルフィニウムの産地が形成され、開花促進のために電照による長日処理が行われていますが、適当な長日処理期間は不明でした。
 長日処理時期を花芽の発達段階と併せて検討した結果、定植時から小苞形成期まで長日処理を行うと、定植時から開花まで長日処理を続けた場合と同様に到花日数が短縮することを解明しました。
デルフィニウムの花芽検鏡:小苞形成期
デルフィニウムの花芽検鏡:小苞形成期

●今後の研究

@品種育成

  • スイートピーでは、新花色・良日持ち・省力・難落蕾などの付加価値・栽培安定・低コストを図る形質の品種を育成します。
  • デルフィニウムでは、新花色、低ロゼット性、高収量性の品種を育成します。
  • 電照ギクでは、年末作型における優良系統の選抜を行います。

A栽培技術

  • ICT活用を見据えた各種花きの生理生態解明に取り組みます。
  • スイートピーでは、ヒートポンプ等の機器を利用した安定生産技術の開発に取り組みます。
  • デルフィニウムでは、日長処理や温度管理技術の開発に取り組みます。
  • ラナンキュラスでは、球根の効率的増殖技術の確立に取り組みます。
  • ダリア、サイネリア、アネモネ等の有望品目の栽培技術の確立に取り組みます。

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