宮崎県総合農業試験場
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試験場の概要 各部・支場の研究紹介 最近の研究成果
最近の研究成果
平成28年度研究成果(普及技術)一覧 ※前期分
区分分類番号専門 部会成果名担当部成果の要約
前期科学・普及1作物普通期水稲「ヒノヒカリ」における追肥時期の稲体カリウム濃度診断手法土壌環境部追肥時期における稲体中のカリウム濃度診断のための分析手法は、普通期水稲「ヒノヒカリ」では主茎の地際部から5cmまでの間を細かく裁断した後、ニンニク絞り器で搾汁した汁液を直接ポータブルイオンメーターで測定する方法が簡便で精度が高い。
前期技術・普及2作物早期水稲「夏の笑み」の焼酎原料用加工用米としての施肥量作物部早期水稲「夏の笑み」の焼酎原料加工用米は増肥効果が小さいことから、基肥を窒素成分で7kg/10a、穂肥を窒素成分で3kg/10a施用することで収量が確保できる。
前期技術・普及3野菜加工用ホウレンソウにおける混合堆肥を活用した低コスト施肥法土壌環境部加工用ホウレンソウにおいて、基肥及び追肥の一部を混合堆肥(窒素2.9%、リン酸4.6%、カリ4.0%、炭素率8.2)で代替すると、10a当たり1万円以上(肥料費の32%)肥料代を節約でき、慣行と同等の収量が得られる。
前期技術・普及4野菜イチゴ育成系統「08−5−4」の基肥に適した肥効調節型肥料の選定野菜部イチゴ育成系統「08−5−4」の高設栽培に適した基肥は、シグモイド型肥効調節型肥料である。
前期技術・普及5野菜イチゴ育成系統「08−5−4」の高設栽培に適したかん水量野菜部イチゴ育成系統「08−5−4」の高設栽培では、「さがほのか」に適したかん水量より25%増やしてかん水すると可販果収量が増える。
前期技術・普及6野菜イチゴ育成系統「08−5−4」の高設栽培に適した株間野菜部イチゴ育成系統「08−5−4」の高設栽培における株間は、25cmが適切であり、良好に生育し、可販果収量が多い。
前期技術・普及7野菜焼酎粕濃縮液の促成トマトに対する肥料としての効果野菜部促成トマトにおいて焼酎粕濃縮液を基肥として使用した場合、生育や収量は慣行肥料と同等で、有機質肥料として活用できる。また、宮崎方式太陽熱土壌消毒前に処理すると焼酎粕濃縮液は速やかに無機化される。
前期技術・普及8野菜ニガウリ「宮崎つやみどり」の抑制栽培アコーディオン誘引における交配頻度野菜部ニガウリ「宮崎つやみどり」の抑制栽培におけるアコーディオン栽培に適した交配頻度は、週5日である。
前期技術・普及9野菜ニガウリ「佐土原3号」の抑制栽培アコーディオン誘引における交配頻度野菜部ニガウリ「佐土原3号」の抑制栽培におけるアコーディオン栽培に適した交配頻度は、週5日である。
前期技術・普及10野菜ニガウリ「宮崎つやみどり」の半促成栽培アコーディオン誘引における仕立本数野菜部ニガウリ「宮崎つやみどり」の半促成栽培におけるアコーディオン栽培に適した仕立本数は、5本である。
前期技術・普及11野菜ニガウリ「佐土原3号」の半促成栽培アコーディオン誘引における仕立本数野菜部ニガウリ「佐土原3号」の半促成栽培におけるアコーディオン栽培に適した仕立本数は、4本である。
前期技術・普及12野菜ピーマンの土壌病害虫複合抵抗性台木における初期多かん水の増収効果野菜部「京鈴」を穂木とした「試交20号」(ネコブセンチュウ抵抗性台木)および「試交8号」(青枯病、疫病抵抗性台木)の接ぎ木栽培において、定植後から収穫開始まで、点滴チューブのかん水に加え、同量の散水で畦全体を湿らせると、生育が良くなり3月までの収量が増加する。
前期技術・普及13野菜4・5月どり寒玉キャベツ有望品種「THY090」、「TCA489」、「N1001」の選定畑作園芸支場寒玉キャベツ「THY090」、「TCA489」、「N1001」を10月は種、年内定植することで、開花期で品不足となる5月上〜中旬を中心に出荷できる。収穫期は「THY090」、「TCA489」は「かんろく」と同程度、「N1001」は「さつき女王」と同程度である。
前期技術・普及14花き日持ち性の優れるスイートピー新品種「試交21号」の特性花き部スイートピー「試交21号」を育成した。「試交21号」は、「式部」に「スーパーミッドブルー」を交配した後代系統で、花色は旗弁が暗赤褐色(JHSチャートNo.1009)、翼弁が暗赤紫色(JHSチャートNo.9510)で春咲き性の品種であり、日持ち性が優れている。
前期技術・普及15花きロゼット性の低い青色系エラータム系デルフィニウムの新品種「試交12号」の特性花き部エラータム系デルフィニウム新品種「試交12号」を育成した。「試交12号」は最外層がく片及び最内層がく片が濃紫青色(JHSチャート 7606)、花弁は青地に白の縞が入り、2L率が高く、ロゼット性は低い。
前期技術・普及16花きロゼット性の低い白色系エラータム系デルフィニウムの新品種「試交13号」の特性花き部エラータム系デルフィニウム新品種「試交13号」を育成した。「試交13号」は最外層がく片及び最内層がく片が黄白色(JHSチャート 2501)、花弁が白で、発芽率が高く、ロゼット性は低い。
前期科学・普及17花き無菌培養条件下におけるラナンキュラスの塊根形成に適するショ糖濃度生物工学部ラナンキュラス「エムホワイト」と「ラズベリル」、「ローズクォーツ」は、無菌培養条件下の試験管内において、培地のショ糖濃度60g/Lと長日、高温を組み合わせた処理により、塊根形成が促進され、得られる塊根重量も最も肥大する。
前期技術・普及18果樹低濃度ジベレリンとマシン油乳剤混用散布による温州ミカンの花芽抑制法果樹部「日南1号」において、ジベレリン2.5ppmをマシン油乳剤60〜80倍に混用して、12月上旬に散布することで、翌春の直花を減らすことができる。また、マシン油乳剤60倍に混用して散布することで、翌春の新梢を増やすことができる。
前期技術・普及19果樹ウメ「露茜」における新規導入園での早期多収を図るための樹形は主幹形が優れる果樹部ウメ「露茜」において、主幹長2.5mの主幹形が早期の樹冠拡大や収量性および作業性に優れ、最適な樹形である。
前期技術・普及20茶業釜炒り茶製造工程における粗揉機使用方法 茶業支場釜炒り茶の製造工程における粗揉機使用において、葉浚い手と底竹の間隔は10〜15mm、揉み手バネ圧は煎茶基準とし、初期段階の軸回転数は27rpm、投入後5分後以降は33rpmで処理することで、粗揉機内の茶葉温度上昇を抑制し、荒茶品質は外観、内質ともに向上する。
前期技術・普及21茶業炒り葉機の排蒸筒を簡易に清掃できる炒り葉機の開発茶業支場炒り葉機の排蒸筒を円筒釜外に容易に引き出すことのできるように改良することで清掃しやすく、釜炒り茶の品質欠陥であるいぶり臭、こげ臭の発生抑制に効果が高い。
前期科学・普及22茶業新香味茶(半発酵茶)用品種育成のための効率的な初期選抜方法の開発茶業支場摘採した茶葉(30〜50g)をネット袋に入れたまま、茶業支場で開発した萎凋機を用いて萎凋処理を行うことで、多くのサンプルを同時に処理することができ、新香味茶用品種育成のための初期選抜方法として有効である。

平成27年度研究成果(普及技術)一覧
区分分類番号専門 部会成果名担当部成果の要約
前期科学・普及1作物DNAマーカーによる水稲品種「おてんとそだち」と「まいひかり」の品種識別技術生物工学部宮崎県育成の水稲品種である「おてんとそだち」と「まいひかり」は、それぞれ2つのイネのSSRマーカーを使用することで、62品種間で品種識別が可能である。
前期技術・普及2野菜早生・良食味で炭疽病抵抗性を持った一季成り性新系統の育成野菜部「さがほのか」の後継品種として、収量性・果実品質が高く、炭疽病抵抗性を持つ一季成り性の促成栽培用イチゴ系統「08-5-4」を育成した。
前期技術・普及3花き日持ち性の優れるスイートピー新品種「試交20号」の育成花き部春咲き系スイートピー「試交20号」を育成した。「試交20号」は、「式部」に「スーパーミッドブルー」を交配した後代系統で、花色は旗弁は濃赤味紫(JHSチャートNo.8908)、翼弁が浅青紫(JHSチャートNo.8003)の複色タイプで春咲き性の品種であり、日持ち性が優れている。
前期技術・普及4花きトルコギキョウ新品種「試交1号」の育成花き部「試交1号」は、市販F1品種を自殖し形質を分離後に選抜・固定した系統間で交配して得られたF1品種。花色は紫ピンク(JHSチャート9703)の八重咲きで、早生の品種である。
前期技術・普及5花きルスカスの開花特性と収穫時期亜熱帯作物支場ルスカスは11月前後から3月にかけて花芽が伸長し開花する。開花すると商品価値が低下するため、2月から6月に展葉した枝は2月から10月頃まで収穫し、10月から1月に展葉した枝は展葉後速やかに収穫することが望ましい。
前期技術・普及6花きシキミの木質化部を含む挿し穂による挿し木の活着率向上亜熱帯作物支場シキミの春挿しにおいて木質化部を含む挿し穂を用いると挿し木の活着率が向上する。
後期技術・普及1作物トビイロウンカに対する有効な本田散布剤生物環境部トビイロウンカに対してジノテフラン液剤、スルホキサフロル水和剤およびジノテフラン・ブプロフェジン水和剤は安定した防除効果であり、本田散布剤として有効である。
後期技術・普及2作物地下水位制御システム(FOEAS)を用いた小麦栽培は穂数が多くなり増収する作物部地下水位制御システム(FOEAS)設置ほ場において地下水位-50p固定で「チクゴイズミ」の条播栽培を行うと、額縁排水と比較して穂数が多くなり増収する。
後期技術・普及3作物地下水位制御システム(FOEAS)を用いた大麦栽培は穂数が多くなり増収する作物部地下水位制御システム(FOEAS)設置ほ場において地下水位-50p固定で「ニシノホシ」の条播栽培を行うと、額縁排水と比較して穂数が多くなり増収する。
後期技術・普及4作物地下水位制御システム(FOEAS)を用いたそばの秋まき栽培は増収する作物部地下水位制御システム(FOEAS)設置ほ場において地下水位-30p固定で「宮崎早生かおり」の秋まき栽培を行うと、年次間差はあるが額縁排水と比較して千粒重が重くなり、増収する。
後期技術・普及5作物地下水位制御システムを用いたそば春まき栽培のばら播きは省力化に有効である作物部地下水位制御システム(FOEAS)設置ほ場において地下水位-50p固定で「宮崎早生かおり」の春まき栽培を行い、ばら播きとロータリーシーダ−を比較すると同等の茎数や分枝数が確保され、千粒重は低下するものの収量は同等以上となり、作業時間が短く、1名で実施できるため省力化が図られる。
後期技術・普及6作物地下水位制御システム(FOEAS)を用いたそばの春まき栽培は増収する作物部地下水位制御システム(FOEAS)設置ほ場において地下水位-50p固定で「宮崎早生かおり」の春まき栽培を行うと、年次間差はあるが、額縁排水と比較して千粒重が大きくなり、増収する。
後期科学・普及7作物DNAマーカーによる水稲品種「夏の笑み」の品種識別技術生物工学部宮崎県育成の水稲品種である「夏の笑み」は、2つのイネのSSRマーカーを使用することで、62品種と識別が可能である。
後期技術・普及8野菜ニラの鮮度保持における鮮度保持温度および最適包装資材生産流通部ニラの鮮度保持に対しては、0〜10℃の低温環境が品質保持に有効で、包装資材については、水蒸気透過速度並びにガス透過速度が遅い、二軸延伸ポリプロピレン(OPP)が優れる。
後期技術・普及9野菜包装方法及び貯蔵温度の違いがニラの鮮度保持に及ぼす効果生産流通部ニラの包装資材として二軸延伸ポリプロピレン(OPP)袋を用いた場合、密閉すると黄化及び腐敗等の発生が少なくなる。また、貯蔵温度を5℃にすることで、開放しても重量歩留まりを高く維持し、障害の発生も少なく、鮮度を保持できる。
後期技術・普及10野菜高張力パイプを採用したAPハウス2号改良型の耐候性向上生産流通部APハウス2号改良型のパイプに高張力パイプを採用したモデルは、母屋パイプ、屋根たるきパイプ以外は、最大瞬間風速35m/sの耐候性を有する。
後期技術・普及11野菜アルミ蒸着シート等を用いた高効率保温資材の燃料使用量削減効果生産流通部アルミ蒸着シート、発砲保温資材及びフィルムを組み合わせた高効率保温資材の貼り合わせ方法は、全面貼り合わせよりも部分貼り合わせの方が燃料削減効果が大きい。
後期技術・普及12野菜普通ショウガ栽培における畑地かんがい利用の増収効果と環境への影響土壌環境部4月定植の普通ショウガ栽培において、7、8月の干ばつ時期の畑地かんがい利用により、県内主要土壌の何れにおいても増収効果がみられる。一方、干ばつ時期の硝酸イオンの溶脱量は畑地かんがいを利用しても増加しない。
後期技術・普及13野菜宮崎方式太陽熱土壌消毒時における焼酎粕濃縮液の窒素肥効土壌環境部宮崎方式太陽熱土壌消毒において施用される焼酎粕濃縮液は、消毒終了までに窒素成分の70%程度が無機化し、その後は増加しない。硝酸化成は、消毒終了後概ね2週間で回復し始めるが、回復の早さは土壌によって異なる。
後期技術・普及14野菜ワタアブラムシとナミハダニに対する各種気門封鎖型殺虫剤の防除効果生物環境部各種気門封鎖型殺虫剤においてワタアブラムシにはオレイン酸ナトリウム液剤、ナミハダニにはプロピレングリコールモノ脂肪酸エステル乳剤が最も有効である。
後期技術・普及15野菜宮崎県内のミナミキイロアザミウマおよびヒラズハナアザミウマに対する有効薬剤生物環境部ミナミキイロアザミウマ成虫の16薬剤に対する感受性は、エマメクチン安息香酸塩乳剤が最も高く、ヒラズハナアザミウマ雌成虫の12薬剤に対する感受性はスピネトラム水和剤が最も高い。
後期技術・普及16野菜ピーマンにおけるスワルスキーカブリダニの株間移動促進に有効な資材生物環境部スワルスキーカブリダニの株間移動には、麻ひも、ポリプロピレン製ひも、エスター線、ステンレスの資材が有効である。銅と真鍮製は本カブリダニの株間移動には不向きである。
後期技術・普及17野菜焼酎原料用かんしょ「コガネマサリ」のウイルスフリー優良株系統作出生物工学部、畑作園芸支場焼酎原料用かんしょ「コガネマサリ」(旧系統名九州160号)の茎頂培養により作出した上いも収量・でん粉重が高いウイルスフリーの優良株系統は、系統160-5である。
後期技術・普及18野菜イチゴ育成系統「08−5−4」の高設栽培における肥料の種類と基肥量野菜部イチゴ育成系統「08−5−4」の高設栽培における基肥は、肥効調節型肥料の180日タイプを窒素成分で3g/株施肥すると収量が高くなる。
後期技術・普及19野菜夏秋イチゴ「みやざきなつはるか」における基肥の窒素量と肥効期間による増収効果野菜部夏秋イチゴ「みやざきなつはるか」において、基肥に肥効期間が100日のものを用い、慣行の肥効40日より窒素量を多くし肥効期間を長くすると、果数が増加し、増収する。
後期技術・普及20野菜促成キュウリ摘心栽培における効率的なCO2施用方法野菜部促成キュウリ摘心栽培におけるCO2施用は、600ppmのCO2局所施用で1000ppmのCO2全体施用と同等の収量が得られる。
後期技術・普及21野菜中山間地域における夏秋カラーピーマン青枯病発生ほ場での白色不織布の効果野菜部白色不織布を用いることにより、接ぎ木栽培では、グリーンマルチよりもA品率と可販果率が高くなり、販売単価の高い8月から9月に収穫のピークを合わせることができる。また、自根栽培では、青枯病の発病は遅くなり、発病指数も低く推移し、グリーンマルチに比べ総収量は増加する。
後期技術・普及22野菜焼酎用原料かんしょ「ムラサキマサリ」の茎頂培養苗の有望系統畑作園芸支場ムラサキマサリ優良株の茎頂培養苗である系統「ムラサキマサリ-6」は、多収ででん粉重も高い。また加工適性に優れる規格の収量も高い。
後期技術・普及23野菜寒玉キャベツ晩秋まき春どり栽培でのべたかけに有効な資材畑作園芸支場パオパオ90、パスライトはべたかけ栽培をすることで結球重が重くなり有効な資材である。
後期技術・普及24野菜サトイモ中生品種「大和」の有望系統畑作園芸支場大和選抜系統「39」は、多収量で丸芋収量が高い。総収量で3t〜4.2t/10a、丸芋収量で1.2t〜3.4t/10aの能力である。
後期技術・普及25野菜加工業務用ホウレンソウの除草剤体系畑作園芸支場除草剤単剤では、播種覆土直後にレナシルを使用するのが効果的である。また、IPC又はアラクロールを播種直後に使用し、子葉展開期にアシュラムを使用しても同等の効果が得られる。
後期技術・普及26野菜アブラナ科地域作物のスプラウト利用薬草・地域作物センターイラカブは20℃、クマナは20℃〜25℃、いずれも暗黒下で栽培後、光源下で緑化することによってスプラウト利用が可能である。栽培前には24時間浸種を行う。
後期科学・普及27野菜農作物へのメタボロミクス分析応用技術の確立生産流通部糖・有機酸・アミノ酸等を中心とした親水性代謝物475成分をGC-MSで一斉に化合物推定できる技術を確立したことで、農産物へのメタボロミクス分析技術の応用が可能となる。
後期科学・普及28野菜440成分が分析可能な宮崎方式残留農薬分析技術の確立生産流通部宮崎方式残留農薬分析技術により、新たに除草剤7種、殺虫剤2種、殺菌剤1種、計10成分を分析することが可能となり、分析可能農薬数は、総計440成分となる。
後期科学・普及29野菜新たな機能性成分等の分析技術の開発生産流通部サクラネチン、ニコチン酸アミド、アラニン、セリン、イノシン酸、リンゴ酸、乳酸、ピルビン酸、マンニトール、キシロース10成分の迅速分析技術を開発し、分析可能な機能性成分等は140成分となる。
後期科学・普及30野菜大型カラーピーマン新品種育成技術における葯培養基本培地生物工学部大型カラーピーマン交配用新系統の作出での葯培養においての基本培地では、グリーンピーマン用CP培地並びにMS培地、N6培地でも同等の植物体の再分化が可能である。
後期技術・普及31花きシキミの木質化部を含む挿し穂による挿し木の活着率向上花き部8月開花作型における「精の一世」は、「フローラル優香4号」と比較して到花日数は15日程度遅く、切り花長が長くて切り花重が重く、上位葉の葉も大きい。また、摘芽数が少なく省力的な品種であり、県内の切り花栽培に適する。
後期技術・普及32花きダリア品種「ムーンストーン」は冬春開花作型の切り花栽培に適する花き部薄紫色の小輪系品種「ムーンストーン」は、1〜3番花の到花日数はほぼ一定で、切り花長は出荷規格の80cmを十分満たし、見た目のボリューム感もある。また、花の形質は安定しており、露心花の発生も少ないため、県内の冬春開花作型の切り花栽培に適する。
後期技術・普及33花きダリア品種「黒蝶」と「純愛」の育苗中の発蕾抑制に必要な暗期中断の電照時間花き部ダリア品種「黒蝶」と「純愛」では、大苗育苗時の鉢上げから定植までの期間中に5時間以上の暗期中断で電照を行うと、摘心から3か月間は発蕾を抑制できる。
後期技術・普及34花きダリア品種「黒蝶」の育苗中の摘心時期は鉢上げの2週間後から4週間後の間が適する花き部ダリア品種「黒蝶」において、育苗中の摘心を鉢上げの2週間後から4週間後の間に行うと、定植日からの到花日数は差がなく、品質も同等な切り花が得られる。
後期技術・普及35花きダリア品種「黒蝶」の育苗中の摘心回数の違いが切り花品質に及ぼす影響花き部ダリア品種「黒蝶」での育苗中の摘心回数は、1回摘心は1番花の切り花重や花径等が優れるが、2回摘心でも到花日数と切り花長に差はなく出荷規格の80cmを確保できる。
後期技術・普及36花きダリア品種「かまくら」と「彩雪」の変夜温管理が切り花の開花および品質に及ぼす影響花き部ダリアの変夜温管理は、慣行の10℃一定管理と比較して「かまくら」では2番花の開花が遅れ、「彩雪」では3番花の開花が大きく遅れるため、県内の切り花栽培における加温方法には適さない。
後期技術・普及37花きダリア品種「純愛」と「黒蝶」および「かまくら」の挿し芽に適する穂の長さ花き部ダリアの挿し芽時の穂の長さは、生長点から切り口までの長さが、「純愛」では3cm、「黒蝶」と「かまくら」では3〜7cmの間が適する。
後期技術・普及38花きダリア品種「純愛」と「黒蝶」および「かまくら」の挿し芽に適する育苗用土花き部ダリア品種「純愛」、「黒蝶」、「かまくら」の挿し芽に用いる育苗用土は、市販滅菌用土とバーミキュライトを混用した用土または固化培地が適する。
後期技術・普及39花きエラータム系デルフィニウムの長日処理の終了適期は小苞形成期である花き部エラータム系デルフィニウムの長日処理を小苞形成期に終了すると、定植時から開花まで長日処理を続けた場合と同様に到花日数を短縮できる。
後期技術・普及40花きエラータム系デルフィニウムを13.5p4条で密植すると収益が向上する花き部エラータム系デルフィニウムを慣行の20p2条より密植となる13.5p・4条で栽培すると、切り花本数が増加すると同時に労働時間も増加するが、労働単価は慣行と同等で、農業所得は慣行の149%に増益する。
後期技術・普及41花きアネモネ「ミストラル」系の開花促進のための球根冷蔵は10℃が適する花き部アネモネ「ミストラル」系の球根冷蔵温度は、10℃または5℃で到花日数が短く、開花本数も多くなるが、冷蔵経費を考慮すると10℃が適当である。
後期技術・普及42花きアネモネ「ミストラル」系の栽培夜温は5〜10℃が適する花き部アネモネ「ミストラル」系は、夜温5℃、10℃、15℃で管理すると、3月末までの切り花本数に差はないが、出荷規格に影響する切り花長は夜温10℃において伸長する傾向があるため、栽培夜温は5℃から10℃の間が適する。
後期技術・普及43花きラナンキュラスの挿し芽による球根養成花き部ラナンキュラスでは球根から萌芽した芽を切り取り、その穂を挿し芽することによる挿し芽増殖が可能であり、その挿し芽の管理温度は20℃が優れる。11月に定植すると乾燥球根重6g程度の球根が得られる。
後期技術・普及44花きラナンキュラスのかぎ芽由来球根の切り花生産能力花き部ラナンキュラスの切り花促成栽培において、かぎ芽由来球根は慣行の2年養成球と同等の切り花本数及び切り花品質が得られる。
後期技術・普及45花きホオズキの実生栽培によるウイルス病の感染抑制生物環境部宮崎県内のホオズキ産地4地域14ほ場のにおけるMicro tissue direct RT-PCR法によるウイルス検定において、実生栽培を行う地域でのToMV及びTMGMVの感染株率が低かったことから、実生栽培によるウイルス病の感染抑制が期待できる。
後期科学・普及46花きMicro tissue direct RT-PCRによるホオズキのウイルス診断法生物環境部検体(葉)を昆虫針で刺してRNA抽出を行うMicro tissue direct RT-PCR法は、ホオズキ葉からのトマトモザイクウイルス(ToMV)およびタバコ微斑モザイクウイルス(TMGMV)の検出が可能である。
後期技術・普及47果樹ライチ「クエイメイピンク」の最適鮮度保持温度生産流通部ライチ「クエイメイピンク」の鮮度保持温度は、果皮の変色や糖酸の変化が小さい5〜10℃が適温である。
後期技術・普及48果樹ライチ「チャカパット」の最適鮮度保持温度生産流通部ライチ「チャカパット」の鮮度保持温度は、果皮の変色が小さい10℃が適温である。
後期技術・普及49果樹ライチ「チャカパット」の貯蔵時の湿度環境の違いが果皮色に及ぼす影響生産流通部ライチ「チャカパット」の果皮色は、貯蔵中の湿度が低いほど変色が早まる。果皮の変色を抑えるためには高湿度に保つ必要があり、袋等に入ることで、果皮色を維持できる。
後期技術・普及50果樹水分ストレスチェックボールを用いた根域制限シートマルチ栽培極早生温州ミカンのかん水管理法果樹部水分ストレスチェックボールを用いて、7〜8月の期間、3日毎に日没頃に調査を行い、8月11日までは青色のボール、それ以降は黄色のボールよりも柔いと感じる場合にかん水を行うことで、果実肥大を損なうこと無く、高品質果実の生産が可能である。
後期技術・普及51果樹ブドウ「シャインマスカット」の着粒安定技術果樹部若木の「シャインマスカット」では、無核化処理時にジベレリン25ppm処理液にホルクロルフェニュロン5ppmを加用すると着粒が安定し、ジベレリン単用と比較して房形や房しまりが優れる。
後期技術・普及52果樹「口之津41号」混植日向夏園では自然受粉で少核果実が生産でき収量は約3t/10aとなる亜熱帯作物支場「口之津41号」と「早生日向夏」を1:3の比率で混植すると、自然受粉でも少核果実生産が可能で、概ね7割がL果以上の階級となり、定植6年目で約3t/10aの収量となる。
後期技術・普及53果樹「口之津41号」において自然受粉で日向夏の少核果実生産が可能である亜熱帯作物支場日向夏の主枝1.5〜1.7mの高さのところに「口之津41号」を高接ぎし、第二亜主枝を形成し受粉樹として用いることにより、自然受粉でも、やや小玉となるが少核果実が生産できる。
後期技術・普及54果樹ライチ「チャカパット」及び「ノーマイチー」は花穂整形により結果数が多くなる亜熱帯作物支場ライチ「チャカパット」及び「ノーマイチー」は、開花前に花穂整形すると無処理に比べ結果数が多くなる。しかし、「クエイメイ」及び「クエイメイピンク」は、着花数制限による結果数の増加はみられないので、花穂整形は不要である。
後期科学・普及55果樹従来法の1/6の時間で分析可能なヘスペリジン分析技術生産流通部ヘスペリジン定量分析において、宮崎方式迅速分析技術を活用した試験場法は、抽出法を簡素化し、かつLC-MS/MSの分析条件を整えることで、従来法と比較し、約1/6の時間で分析が可能である。
後期技術・普及56茶業釜炒り茶生産に対応した省力的かつ安定的に香気発揚が可能な萎凋機茶業支場釜炒り茶用として開発した新型萎凋機は、回分式でドラム型の構造であり、生葉換算50〜80kg/回/台の萎凋処理が可能である。日干萎凋した茶葉を、萎凋機内で13〜16時間かけて自動で萎凋処理することで、安定して高い香りが発揚し大幅な省力化が図られる。
後期技術・普及57茶業「みなみさやか」の新香味茶適性 茶業支場緑茶用品種「みなみさやか」を用いた新香味茶は、消費者及び外国人の評価も高く、新たな消費拡大、インバウンド需要が期待できる。
後期技術・普及58茶業カミツレの流体播種におけるキサンタンガムの利用 薬草・地域作物センター薬用植物カミツレ(別名:ジャーマンカモミール)の育苗において、キサンタンガム0.25%溶液は、発芽、その後の生育に影響をあたえず、流体播種の資材として利用可能である。
後期技術・普及59茶業カキドオシの送風定温乾燥機による乾燥特性薬草・地域作物センター薬用植物カキドオシを40℃で29時間、送風定温乾燥すると重量歩留まりは25%となり、乾燥終了後の水分含量は自然乾燥よりも低くなる。
後期技術・普及60茶業ハトムギ品種「あきしずく」、「とりいずみ」の特性薬草・地域作物センターハトムギ品種「あきしずく」、「とりいずみ」を7月下旬には種したとき、出穂期・成熟期等は同等で、「あきしずく」の収量が高い。

平成26年度研究成果(普及技術)一覧
区分分類番号専門 部会成果名担当部成果の要約
前期技術・普及1作物普通期水稲「おてんとそだち」の収穫適期作物部「おてんとそだち」の収穫適期は、出穂期以降の積算平均気温(日平均気温の累計)が1,000〜1,100℃に達する時で、概ね出穂後39〜41日である。
前期技術・普及2作物醸造適性に優れる普通期水稲「南海酒175号」の施肥法作物部「南海酒175号」の窒素施肥量は、基肥は2kg/10a、穂肥は1s程度が適している。また、穂肥時期はヒノヒカリと同程度の出穂前20〜15日が適している。
前期科学・普及3野菜430成分分析可能な宮崎方式残留農薬分析技術生産流通部宮崎方式残留農薬分析技術による分析可能農薬数は、2013年度追加10成分を含めた430成分である。
前期技術・普及4野菜施設土壌の除塩を目的としたクリーニングクロップの選定土壌環境部施設土壌における除塩を目的としたクリーニングクロップは、ソルゴー、ヒマワリが有望である。
前期技術・普及5野菜線虫(I型及びI型打破系)およびトバモウイルス抵抗性(L3)を有するピーマン台木系統(試交20号・同24号)の育成生物工学部試交24号は、線虫(I型及びI型打破系)抵抗性およびトバモウイルス抵抗性(L3)を有する。また、試交20号は線虫(I型及びI型打破系)抵抗性、トバモウイルス抵抗性(L3)、青枯病抵抗性を有する。これらの系統は、自根栽培と同等の生育収量である。
前期技術・普及6花きホオズキ収穫後の残渣処理によるトマトモザイクウィルス(ToMV)の土壌伝染防止花き部トマトモザイクウイルス(ToMV)によるモザイク病発生ほ場において、ホオズキ収穫後のカーバムナトリウム塩液剤処理、残渣の抜き取り除去、堆肥の土壌混和による残渣分解処理を行うことにより、ToMVの土壌伝染を防止できる。
前期技術・普及7果樹ブドウ「ゴルビー」への環状剥皮処理により着色が向上する果樹部「ゴルビー」では、環状剥皮処理は主枝単位、2cm幅で満開45日後から55日後に処理すると、着色が向上する。
前期技術・普及8果樹カンキツ新品種「みはや」は露地栽培で年内出荷ができる亜熱帯作物支場カンキツ新品種「みはや」は、外観・食味が良好で年内出荷が可能であり、本県での適応性が高い。
後期技術・普及1作物加工用米の水稲新品種候補「南海181号」の育成作物部「南海181号」は、「まいひかり」より成熟期が2日早い普通期水稲晩生の中の加工用米の系統である。「まいひかり」より多収で、いもち病に強い。大粒で千粒重が重く、主食用品種との識別が容易である。
後期技術・普及2野菜土壌多成分簡易分析技術の開発土壌環境部土壌の無機態窒素、リン酸、カリウムの分析は1:5水抽出、カリウム、カルシウム、マグネシウムの分析は1:10酢酸アンモニウム(以下、酢安)溶液(0.01M)抽出で、RQフレックス等の簡易分析機器を用いて測定できる。
後期技術・普及3野菜カーバムナトリウム塩液剤によるキュウリ緑斑モザイク病防除のための腐熟処理期間の短縮化生物環境部キュウリ緑斑モザイク病(KGMMV)の防除技術である牛糞堆肥を施用した約3か月の腐熟処理期間は、カーバムナトリウム塩液剤の堆肥施用前処理により2か月以内に短縮できる。
後期技術・普及4野菜2014年に宮崎県で初確認されたモトジロアザミウマの薬剤感受性生物環境部、病害虫防除・肥飼料検査課モトジロアザミウマに効果の高い薬剤は、成虫8薬剤、幼虫17薬剤であり、成虫幼虫ともに最も効果の高い薬剤は、ニテンピラム水溶剤、スピネトラム水和剤、スピノサド水和剤、アバメクチン乳剤、エマメクチン安息香酸塩乳剤、クロルフェナピル水和剤である。
後期技術・普及5野菜ピーマン促成栽培における効率的なCO2施用方法野菜部ピーマン促成栽培におけるCO2施用は、株間50〜60cmでは600ppmのCO2局所施用で1000ppmのCO2全体施用と同等の収量が得られる。
後期技術・普及6花きダリアの品種「彩(さい)雪(せつ)」と「純愛」は冬春開花作型の切り花栽培に適する花き部冬春開花作型のダリア抑制栽培において、「彩(さい)雪(せつ)」と「純愛」の2品種は1番花から3番花までいずれも出荷時の規格を満たす。県内の沿岸地域での切り花栽培に適する。
後期技術・普及7花きラナンキュラスは株元加温を行うと3月中旬以降の切り花数量が増加する花き部ラナンキュラス栽培において株元加温を行い、無加温栽培に対し地温を2℃〜3℃上げると3月中旬以降の切り花数量が増加する。
後期科学・普及8花きホオズキの生長点培養および継代培養技術の開発花き部ホオズキの培養はMS培地に、BAとNAAを添加した培地で効率的に茎頂培養が可能である。また、MS培地にBAを添加した培地を用いた継代培養で、6週間で5倍に増殖し鉢上げが可能である。
後期技術・普及9果樹マンゴー軸腐病の発生軽減に有効な収穫回数生物環境部マンゴーの収穫を一日に複数回行うことにより、軸腐病の発生が軽減される。
後期技術・普及10枝濡れセンサーを用いたクワシロカイガラムシの節水型散水防除法茶業支場枝濡れセンサーによる散水防除は、時間制御による散水防除に比べて、散水量を約4割削減でき、クワシロカイガラムシの防除効果も同等である。

平成25年度研究成果(普及技術)一覧
区分分類番号専門 部会成果名担当部成果の要約
前期技術・普及1作物醸造適正に優れる水稲新品種候補「南海酒175号」の育成作物部「南海酒175号」は、暖地における普通期水稲中生の醸造用系統である。「はなかぐら」より心白粒の発現率が高く、醸造適性に優れる。「山田錦」より多収で耐倒伏性も強い。
前期技術・普及2作物そば品種「宮崎早生かおり」の春まき栽培における収穫期判定作物部成熟期(黒化率70〜80%)は開花期以降の積算気温が600〜650℃に達したときであり、収量は、成熟期以降はほぼ変わらない。また、主茎頂部の集合花房の黒化率は、収穫期の判定指標として利用できる。
前期技術・普及3野菜ピーマン接ぎ木苗栽培マニュアルの作成野菜部「みやざき台木2号」及び「みやざき台木3号」を利用したピーマンの接ぎ木栽培では、1.若苗(セル苗)定植、2.定植後約1ヶ月のかん水量を増やす、3.白色不織布マルチにより、自根と同等の収量が得られる。この成果を普及するため、接ぎ木栽培マニュアルを作成・配布し、栽培技術の普及を図った。
前期技術・普及4野菜秋ウコンの種根茎の重さと植付け時期の違いが生育・収量等へ及ぼす影響薬草・地域作物センター県内での秋ウコン栽培において、全根茎を出荷する場合70g以上の根茎が、主根茎のみを出荷する場合45〜70gの根茎の使用が適する。植付け時期は5月10日頃までが望ましい。
前期技術・普及5野菜ガジュツの種根茎の重さと植付け時期の違いが生育・収量等へ及ぼす影響薬草・地域作物センター県内でガジュツを栽培する場合、100〜150gの根茎の使用で、植付け時期は5月10日頃までが望ましい。
前期技術・普及6花きラナンキュラス実生系の切り花栽培に適した種子冷蔵期間花き部種子冷蔵処理を20日行うことで開花が促進され収量も増加する。
前期技術・普及7花きルスカスの高品質多収生産のための1株当たり母枝の数と長さ亜熱帯作物支場ルスカスの母枝の数を1株当たり25本に整理すると収穫本数が多くなり、母枝の長さを50cm程度にすることで切り葉の品質を向上できる。
前期技術・普及8果樹「陽のかおり」ウイルスウイロイドフリー樹の簡易雨よけ栽培果樹部「陽のかおり」ウイルスウイロイドフリー樹は、11月から収穫時まで雨よけ栽培することで、露地栽培に比べ、糖度が高まる傾向にあり、クエン酸ほほぼ同等である。また、収穫後、1カ月程度の常温貯蔵後では、露地栽培の果実より水腐れ症の発生が少なくなる傾向がある。
前期技術・普及9果樹秋季高温時の極早生温州ミカン秋芽発生の抑制効果果樹部秋季(9月)高温時に、極早生温州ミカン「日南の姫」の秋芽の発生初期に、ターム水溶剤(成分:1-ナフタレン酢酸ナトリウム22%)を散布することで、秋芽の発生が抑制され、翌年の着花も確保される。
前期技術・普及10茶業鮮緑色で香味が優れ、走り新茶として高価格が期待できる「宮崎34号」茶業支場「宮崎34号」は、鮮緑色で香味が優れる早生種で、走り新茶として高価格が期待できる緑茶用新品種候補である。耐寒性が強く、輪斑病に耐病性があり、「やぶきた」より萌芽期が9日、摘採期が5日早い。
前期科学・普及11野菜420成分分析可能な宮崎方式残留農薬分析技術生産流通部宮崎方式残留農薬分析技術による分析可能農薬数は、平成24年度追加9成分を含めた420成分である。
前期科学・普及12果樹新たな機能性成分等の分析技術の開発生産流通部ポンシリン、シネンセチン、ラムネチン、ロビネチン、エリオシトリン、アジピン酸、フマル酸、フェラル酸、セサミン、D-リモネン 10成分の迅速分析技術を開発し、分析可能な機能性成分等が120成分となる。
前期科学・普及13果樹光防虫器と平板粘着トラップとの組み合わせによるチャノキイロアザミウマ成虫の効率的捕獲生物環境部チャノキイロアザミウマ成虫に対する光防虫器の捕獲数は、黄色平板粘着トラップに比較して明らかに多く、小型ファン(20型)で約3〜9倍、大型ファン(21型)で約4〜20倍であった。光防虫器のファン上部に平板粘着トラップを設置すると、捕獲数は格段に増加する。
前期科学・普及14果樹本県オリジナルキンカン「宮崎夢丸」における品種判別マーカーの開発生物工学部簡易で安定的に識別が可能なCAPSマーカーと5つのSSRマーカーを組み合わせて用いることにより、本県オリジナルキンカン「宮崎夢丸」 の正確な識別が可能である。
後期技術・普及1作物そばの春まき栽培の播種時期は3月中〜下旬、播種量は6s/10aが適している作物部そばの春まき栽培は、播種適期が3月中〜下旬である。また、播種量は、6s/10aが最適播種量である。なお、「春のいぶき」は「宮崎早生かおり」よりも開花から成熟までの期間が短く、子実重が多いため春まき栽培に適している。
後期技術・普及2作物そばの春まき栽培の3月下旬播種の最適窒素施用量は、「宮崎早生かおり」では6s/10a、「春のいぶき」では6〜9s/10aである作物部そばの春まき栽培は、播種適期が3月中〜下旬である。また、播種量は、6s/10aが最適播種量である。なお、「春のいぶき」は「宮崎早生かおり」よりも開花から成熟までの期間が短く、子実重が多いため春まき栽培に適している。
後期技術・普及3作物そば品種「宮崎早生かおり」の秋まき栽培の収穫適期は開花期以降の積算平均気温が約800℃に達した時である作物部主茎頂部の集合花房の黒化率は、収穫期の判定指標として利用できる。また、成熟期(黒化率70〜80%)は開花期以降の積算平均気温が約800℃に達した時である。
後期技術・普及4作物早期水稲「夏の笑み」の収穫適期は、出穂期以降の積算平均気温が900〜1000℃に達した時である作物部「夏の笑み」は収穫適期まで増収し、品質も向上して安定している。その時期は、出穂後32〜37日頃である。
後期技術・普及5作物普通期水稲「おてんとそだち」の移植適期は6月上旬で、栽植密度は密植が適している作物部普通期水稲「おてんとそだち」は、特に高温登熟でも品質が低下しないので、6月上旬移植が適している。また、密植栽培は株間15p(22.2株/u)で収量が多くなる。
後期技術・普及6野菜改良DIBA法はキュウリ黄化えそ病を簡便・迅速かつ低コストで診断できる生物環境部1次抗体(抗ウイルス抗体)及び2次抗体(酵素標識抗ウサギ・ヤギ抗体)を混合して同時に処理する改良DIBA法により、キュウリ黄化えそ病(病原ウイルス:MYSV)を、簡便・迅速かつ低コストに診断することが可能である。
後期技術・普及7野菜キュウリの生産指導の現場でウイルス病の迅速診断が可能な改良DIBA法診断キットと診断マニュアル生物環境部改良DIBA法を活用したKGMMV・MYSVの診断キットと、実施手順をわかりやすく解説した診断マニュアルを用いて、キュウリ緑斑モザイク病・キュウリ黄化えそ病の迅速な診断が可能である。
後期技術・普及8野菜ピーマン接ぎ木栽培では慣行施肥量よりも基肥と追肥を増量する必要はない野菜部ピーマンの接ぎ木栽培では、慣行施肥量よりも基肥や追肥を増やしても増収効果は見られず、基肥と追肥の増量は不要である。
後期技術・普及9野菜中型カラーピーマン促成栽培では白色不織布マルチで増収する野菜部中型カラーピーマン促成栽培において、白色不織布で定植直後からマルチすることにより増収する。
後期技術・普及10野菜中型カラーピーマンの接ぎ木栽培における白色不織布マルチの効果野菜部中型カラーピーマン接ぎ木栽培において、白色不織布で定植直後からマルチすることにより、無マルチの自根栽培と同等以上の収量が得られる。
後期技術・普及11野菜中型カラーピーマン促成栽培において7月下旬には種すると8月上旬は種より増収する野菜部中型カラーピーマン促成栽培で、7月下旬には種を行うと、8月上旬には種をするよりも年内収量が増加し、総収量も増加する。
後期技術・普及12野菜7月下旬は種の中型カラーピーマン促成栽培において白色不織布マルチをすると増収する野菜部7月下旬は種の中型カラーピーマン促成栽培において、白色不織布で定植直後からマルチすることにより増収する。
後期技術・普及13野菜夏秋カラーピーマンにおける青枯れ病強汚染ほ場での接ぎ木栽培は青枯れ病が発病しない野菜部夏秋カラーピーマン(パプリカ)で「みやざきL1台木1号」を用いた接ぎ木栽培を行うと青枯病強汚染ほ場でも発病しない。
後期技術・普及14野菜ピーマン促成栽培では炭酸ガス施用により増収する野菜部ピーマンの促成栽培では、炭酸ガス施用により収穫果数が多くなり増収する。
後期技術・普及15花きダリア栽培において、定植後の摘心回数を増やすと開花日の調整ができる花き部冬春開花作型のダリア抑制栽培において、株あたり仕立て本数を4本として定植後の摘心を2回行うと、1回行うより1番花、2番花とも開花日が遅れ、出荷時期を調整することができる。なお、摘心回数で品質に差はあるが、出荷時の規格はいずれの場合も満たしている。
後期技術・普及16花き赤色LEDと3波長蛍光灯はエラータム系デルフィニウムの開花を促進する花き部エラータム系デルフィニウムの長日処理において、赤色LED(9W、波長635nm、1.8w/nm)、3波長蛍光灯(21w)は、1番花、2番花の開花を白熱灯と同じく促進し、1番花の切り花形質で赤色LEDが白熱灯より優れる。
後期技術・普及17花きエラータム系デルフィニウムにおいて、長日処理は抽だいと発蕾を促進する花き部長日処理を定植時から行うと抽だいが促進され、抽だいピーク時から行うと発蕾が促進される。発蕾以降に長日処理を行っても開花は促進されない。なお、いずれの時期に長日処理を行っても切り花品質は低下しない。
後期技術・普及18花きエラータム系デルフィニウムの定植時からの長日処理は1番花と2番花の開花を早める花き部定植時からの長日処理により、1番花及び2番花の開花が早まる。ただし、2番花の抽だいは1番花開花以降の長日処理によって促進され、1番花開花より早い時期の長日処理は2番花の抽だい促進には影響しない。
後期技術・普及19果樹ライチ品種「クエイメイ」、「チャカパット」の着花安定には秋芽の除葉及び切除が効果的である亜熱帯作物支場ライチ品種「クエイメイ」及び「チャカパット」は、10月下旬以降に発生した緑化していない新梢を、11月中旬に除葉もしくは切除を行うと、出蕾枝率が高くなる。
後期技術・普及20茶業仕上げ釜上部を覆った火入れ処理による釜炒り茶の品質向上茶業支場仕上げ釜を用いて釜炒り茶の火入れ処理中に、簡易資材を用いて釜上部を覆うことで雰囲気温度と茶温が上昇して、こげ等の欠点をなくして安定的に火香(味)を付与することが可能となる。特に気温が低い時の火入れを容易にする方法として有効である。
後期科学・普及21野菜圃場における大腸菌群数把握のための土壌サンプリング及び計測方法土壌環境部圃場における大腸菌群数を把握するためには、1〜6cmの深さから、圃場内の四隅の4点、圃場を対角線で結んだ交点、交点と四隅の点との中間点の計9点を採取し、寒天培地で24時間培養後に計測する。
後期科学・普及22花き宮崎県内のラナンキュラス切り花栽培ほ場におけるウイルス病の発生実態生物環境部県内主要産地で栽培しているラナンキュラス株は、ラナンキュラスマイルドモザイクウイルス(RanMMV)の感染率が高い。感染率はメリクロン苗からの経過年数に関係なく、モザイク発症株率は、経過年数が長くなるにつれて高くなる。

平成24年度研究成果(普及技術)一覧
分類番号専門 部会成果名担当部成果の要約
技術・普及1野菜ホウレンソウの栄養・機能性成分等に与える降灰の影響生産流通部ホウレンソウの生育中(草丈15cm時)かつ堆積量3.0cm以下の降灰は、収穫時点での機能性成分(βカロテン、ビタミンC)、糖含量及びシュウ酸含量に影響を与えない。また、生育量についてもほとんど影響はみられない。
技術・普及2野菜ネオニコチノイド系薬剤感受性低下ワタアブラムシに対する代替薬剤生物環境部2012年に県内で確認されたネオニコチノイド系薬剤感受性低下ワタアブラムシの代替薬剤を明らかにするため、系統の異なる20薬剤を調査した結果、合成ピレスロイド系薬剤のトレボン乳剤、アディオン乳剤、アグロスリン乳剤、殺ダニ剤のピラニカEWの死虫率はネオニコチノイド系薬剤感受性個体群と比べ低いが、16薬剤はほぼ同等の高い死虫率である。
技術・普及3野菜ネオニコチノイド系薬剤感受性低下ワタアブラムシに対する各種粒剤の防除効果生物環境部ネオニコチノイド系薬剤感受性低下ワタアブラムシに対するネオニコチノイド系粒剤のきゅうりにおける防除効果は、残効期間が短い。ネオニコチノイド系以外のオルトラン粒剤、オンコル粒剤5、チェス粒剤は、処理29日後までワタアブラムシの密度を低く抑える。
技術・普及4野菜ミナミキイロアザミウマに対する青色および黄色粘着板の誘殺力の比較生物環境部ミナミキイロアザミウマに対する市販2製品の青色及び黄色粘着板の誘殺能力は、2製品とも黄色の誘殺力が青色と比べ同等以上である。
技術・普及5野菜キュウリ緑斑モザイク病現地発生ほ場における残渣の腐熟処理による防除効果生物環境部臭化メチル剤全廃後のキュウリ緑斑モザイク病は、完熟牛糞堆肥を約4t/10aを施用し、約3ヵ月間残渣の腐熟処理することで防除できる。
技術・普及6野菜タオルを用いたキュウリ緑斑モザイクウイルス(KGMMV)の蔓延防止対策生物環境部キュウリ緑斑モザイク病の2次伝染の要因となる整枝・収穫用のハサミに付着した汁液をタオルで拭き取ることで、キュウリ緑斑モザイク病の汁液伝染を軽減することができる。
技術・普及7野菜ムギ焼酎粕加工液のメロン黒点根腐病に対する抑止効果生物環境部ムギ由来の焼酎粕加工液をメロンの定植前に土壌に処理することにより、メロン黒点根腐病に対し被害抑止効果を持つ。
技術・普及8野菜土壌病虫害複合抵抗性を有するピーマン台木品種「みやざきL1台木1号」の育成生物工学部ピーマン台木品種「みやざきL1台木1号」は、トバモウイルス抵抗性L1を有する品種であり、併せて青枯病、およびサツマイモネコブセンチュウ(基準線虫:Mi西合志)抵抗性を有する。
技術・普及9野菜ピーマン接ぎ木苗栽培における白色不織布マルチ被覆及びマルチ被覆時の初期かん水量と収量・品質野菜部ピーマンの接ぎ木栽培で、定植直後から白色不織布マルチをすることにより、自根栽培と同等以上の収量が得られる。また、主に年内収量が増加し、栽培前半のアザミウマ類による傷果の発生が少なくなる。一方、点滴チューブにより初期かん水量を4割増やしても自根区と大きな差はなく、マルチをする場合は初期かん水量の増加は必要ない。
技術・普及10野菜夏秋カラーピーマン(パプリカ)における定植苗の大きさの違いと生育・収量野菜部大きい苗を定植することにより収穫が早まり、A品収量、可販果収量及び総収量も多くなる。中山間地の無加温ハウスで栽培する場合は、できるだけ大きな育苗ポットで育苗した大苗を定植する方が有利である。
技術・普及11野菜夏秋カラーピーマン(パプリカ)における低温期の本ぽでのトンネル被覆の有無と生育・収量野菜部無加温ハウスで栽培する場合は、夜間にトンネル被覆による保温を行うことにより収穫が早くなり、A品収量及び可販果収量も多くなる。
技術・普及12野菜イチゴ‘さがほのか’の頂花房分化後の育苗ポットへの施肥と生育・収量野菜部さがほのか'の頂花房の分化確認後に、肥効調節型肥料をポット当たりN成分で 0.26〜0.39g施肥し定植を遅らせることで、頂花房の花数を減少させることなく、第1腋花房の出蕾・開花が早進化できる。
技術・普及13野菜サトイモのタイヤ式いも分離収穫調整作業機の開発畑作園芸支場"サトイモ株をタイヤにより横両方向から圧力を加えることにより子芋を分離するトラクタ直装型の収穫調製作業機を開発した。  タイヤの空気圧等の調整により、芋株の大きさに合わせた調整が可能である。また、分離後の芋を効率的にコンテナ収容できる。"
技術・普及14野菜「べにはるか」におけるウイルスフリー母株の選定畑作園芸支場収量および形状が優れる「べにはるか」の有望系統143-5は優良母株として適する。
技術・普及15野菜「コガネセンガン」ウイルスフリー母株有望系統66-3の現地適応性及び醸造適性畑作園芸支場平成23年度にウイルスフリー母株として選定した「コガネセンガン」の有望系統66-3の現地適応性試験では、現系統より多収でありでん粉重が高い。醸造適性試験では現系統と同等の官能評価であり、現系統との酒質の差はない。
技術・普及16野菜貯蔵用かんしょ「宮崎紅」の輸出に係わる輸送時の許容温度生産流通部食用かんしょ「宮崎紅」の20日程度の輸送環境において、適温13℃に対して10℃でも腐敗の発生・品質劣化の恐れはない。しかし、5℃では食味の劣化がみられ、輸送温度には適していない。
技術・普及17花きスイートピー収穫後の適切なSTS処理開始時間(3月期)生産流通部3月期のやや気温が高くなる時期におけるスイートピー収穫後の前処理について、収穫後速やかにSTSを処理することが望まれる。
技術・普及18花きスイートピー新品種「試交18号」の育成花き部「試交18号」は平成14年度にスーパースヌーピー(赤)を子房親に「ロゼ」を花粉親に交配し、その後代を選抜育種した系統である。花色は旗弁が明紫赤(JHSチャートNo.9706)、翼弁が鮮紫ピンク(JHSチャートNo.9505)の巻きひげを有しない春咲き性品種である。
技術・普及19花きスイートピーの幼苗の生育に適した地温花き部スイートピーの播種時の地温が30℃以上になると、地温25℃に比べ主根の伸長および側根の発生が抑制される。
技術・普及20花きダリアの主力品種「黒蝶」と「熱唱」の長日処理時間花き部ダリアの「黒蝶」と「熱唱」の抑制栽培では、14時間の長日処理が適している。
技術・普及21花きダリアにおける白熱電球の代替光源花き部ダリア栽培において、3波長型蛍光灯とピンク色蛍光灯は、白熱電球の代替光源になりえる。
技術・普及22花きラナンキュラスの球根貯蔵温度花き部5℃から30℃の間では、球根保存温度の違いによる発芽や球根腐敗および切り花本数、切り花品質に及ぼす影響は認められない。
技術・普及23花きラナンキュラスのメリクロン苗の夜冷育苗による増収効果花き部ラナンキュラスのメリクロン苗を10月に定植した場合、夜冷育苗すると雨除け育苗よりMサイズ球根数が多く収穫できる。
技術・普及24花きラナンキュラス種子の発芽適温花き部ラナンキュラス種子の発芽適温は10〜15℃で発芽勢が優れる。
技術・普及25果樹秋季の夜間冷房がマンゴーの出蕾に及ぼす影響亜熱帯作物支場 9月下旬から11月下旬までヒートポンプによる夜間冷房を行い、夜温が外気温より2〜5℃低い環境を保つと、出蕾が安定し通常管理より出蕾枝率が高まる。また、出蕾や収穫時期の遅れがみられない。
技術・普及26良質多収で耐寒性が強い早生品種候補「宮崎31号」茶業支場宮崎31号」は、色沢が優れる良質多収の緑茶用新品種候補である。耐寒性が強く、輪斑病に耐病性があり、摘採期が「やぶきた」より3日早い早生種である。
科学・普及27作物他新たな機能性成分等の分析技術の開発生産流通部硝酸、亜硝酸、シュウ酸、キナ酸、シキミ酸、コハク酸、マロン酸、マレイン酸の8成分の迅速分析技術を開発し、分析可能な機能性成分等が110成分となる。
科学・普及28作物他RNA検出用ユニバーサルプライマーの開発生物工学部グリセルアルデヒド3リン酸脱水素酵素(GAPDH)遺伝子をベースとしたユニバーサルプライマーは多くの作物の抽出RNAが検定可能である。
科学・普及29野菜芍薬薬効成分の効率的な分析法の開発生産流通部芍薬の薬効成分であるアルビフロリン、ペオニフロリンについて、LC-TOF/MSを用いた超音波分析法は、従来分析法に比べ、効率的な分析法である。
科学・普及30野菜トウガラシ類における染色法を用いたミナミキイロアザミウマ被害の定量的評価法の開発及び抵抗性系統の選抜生物工学部ミナミキイロアザミウマによる食害痕を1%ピロニン水溶液で染色したリーフディスクのデジタル画像を解析し、染色された部位の面積を求め食害率を数値化することにより、客観的で正確な評価が可能である。また、同一シャーレ内に食害を受けやすい標準系統と検定対象系統を入れることにより、被害を受けにくい系統の選抜が可能となる。 ミナミキイロアザミウマによる食害痕を1%ピロニン水溶液で染色したリーフディスクのデジタル画像を解析し、染色された部位の面積を求め食害率を数値化することにより、客観的で正確な評価が可能である。また、同一シャーレ内に食害を受けやすい標準系統と検定対象系統を入れることにより、被害を受けにくい系統の選抜が可能となる。
科学・普及31野菜サツマイモネコブセンチュウにおける大量採取法の確立生物工学部"ネコブセンチュウ卵嚢を,吸引器等を用いて大量に採取し、流水撹拌法により孵化させることにより、従来の手法と比較して2期幼虫採取の大幅な効率化が図られる。
行政・普及32野菜鳥インフルエンザ消毒剤パコマ(動物用医薬品)の土中残留性生産流通部パコマは、土中に1年以上残留する。また、大根の生育阻害が起きた地点の土中残留濃度は、1ppm以上だったが、生育阻害が起きない地点では、1ppmを超える残留はない。また、パコマは、使用した地点の土壌表層に高濃度に残留し、水平方向や垂直方向に拡散しにくい。生育阻害が認められない大根からは、パコマは検出されない。

<過去の成果>


試験場の概要各部・支場の研究紹介最近の研究成果
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