宮崎県では、本県農水産業の喫緊の課題である地球温暖化に対応するため、平成20年6月に県総合農業試験場内に「宮崎県農水産業温暖化研究センター」を設置し、今後の農水産業のあり方を検討するための調査や技術開発に取り組んできています。
　このたび、平成２３年度の主な成果について、農林水産業に携わる県及び市町村、ＪＡ、ＪＦ等の関係職員を対象に、成果発表会を開催します。
　成果発表会では、宮崎県農水産業に関する地球温暖化の影響評価のほか、民間企業・大学・行政が連携して取り組んできた技術開発等の活動成果を報告します。

1.日時	平成24年5月30日 水曜日 午後1時30分 から 4時30分まで
2.場所	宮崎県総合農業試験場　研修棟及び場内ほ場（宮崎市佐土原町下那珂5805）
3.内容	(1)開会 (2)あいさつ（宮崎県農水産業温暖化研究センター長） (3)発表 <講演会> 「近年の異常気象と温暖化」 講演者：元宮崎地方気象台長 鈴木和史 氏 <成果発表会> 宮崎県農水産業地球温暖化対応方針 発表者：宮崎県 農政企画課 主幹 菓子野利浩 氏 家畜の暑熱ストレスへの気象温暖化の影響評価 発表者：宮崎気象利用研究会 農学博士 内嶋善兵衛 氏 近未来における県内水資源の変化の予測 〜 かんがい水温が耕作環境に与える影響評価 発表者：宮崎大学 農学部 准教授 竹下伸一 氏 地球温暖化に対応したカワハギ養殖の確立 発表者：宮崎大学 農学部 教授 吉田照豊 氏 藻場の変遷と今後の対応 発表者：宮崎県 水産政策課 主査 荒武久道 氏 <現地説明会> 太陽熱を活用したハウス冷暖房技術の開発経過について 発表者：宮崎県 総合農業試験場 主任研究員 榎本清和 氏 地球温暖化に対応したみやざき型の高遮熱・高断熱ハウスの開発 発表者：株式会社長友農機 企画営業マネージャー 久保田保 氏 (4)閉会
4.出席者	市町村、農業及び漁業関係機関・団体、民間企業、県関係職員、マスコミ関係者、宮崎県農水産業温暖化研究センターアドバイザー・運営会議員（約100名程度）