このページの本文へジャンプ

トップ> 県政情報> 各種報告>
宮崎の新魅力発信!「宮崎観光遺産」 > 選定宮崎観光遺産一覧

2009年3月26日

選定宮崎観光遺産一覧

宮崎で禊ぎ、愛を紡ぐ「神話のふるさと」宮崎の新たなおすすめ神話スポット

阿波岐原のみそぎ池(宮崎市)

阿波岐原のみそぎ池
【概要】
イザナキノミコト・イザナミノミコトの国生み神話に登場する場所が阿波岐原(みそぎ池)である。
火の神様カグツチノカミを生んだことで大やけどを負い、亡くなってしまったイザナミノミコトを追って黄泉(よみ)の国へと行ったイザナキノミコトが汚れをはらった(みそぎをした)場所として伝承されている。古事記にも「筑紫(つくし)の日向(ひむか)の橘の小戸の阿波岐原(あわきがはら)」との記載があり、お祓いの際の祓詞(はらえことば)でも使用されている。
みそぎ池は、一ツ葉海岸に隣接する阿波岐原森林公園内にあり、近くにはイザナキノミコトを祀る江田神社をはじめ、シーガイアやフローランテ宮崎、フェニックス自然動物園など多くの観光施設がある。
【選定理由】
近年の神話を活用した観光キャンペーンやパワースポットブームなどにより、阿波岐原公園内にある江田神社の観光客が増加傾向にある。
「みそぎ」や「おはらい」という言葉は、日本人にはなじみの深い言葉であり、「みそぎ」発祥の地である「みそぎ池」の知名度向上が、日本古来の神話、ひいては「神話のふるさと宮崎」の知名度向上にも繋がる。
現状は、池があり、神話に関する説明板やモニュメントがある程度であるが、神話を説明する観光ボランティアガイドも存在しており、さらに実際にそこで何か楽しめる工夫が付加されれば、定番観光スポット化が期待される。

記紀の道(西都市)

記紀の道
【概要】
日本で最古の文献と言われている「古事記」の「記」と「日本書紀」の「紀」の二文字をとって名付けられた道で、沿道には、天孫ニニギノミコト(アマテラスオオミカミの孫)とその妃コノハナサクヤヒメの日本初のロマンスにまつわる日向神話ゆかりの地が点在しており、散策を楽しみながら古代ロマンを感じつつ、神話の世界に触れることができる。
コノハナサクヤヒメを祭神とする都萬神社を出発地として、西都原古墳群の男狭穂塚、女狭穂 塚までの全長約4キロメートル(徒歩約1時間)の道である。
【選定理由】
「日本初のロマンス?」に由来する史跡が点在するルートとなっており、縁結びの御利益がある都萬神社と男狭穂塚、女狭穂塚のある西都原古墳群が、出発地点と到着地点にあることも、ロマンスを感じさせ面白い。
また、都萬神社には、「日本一長い大太刀(長さ3.5メートル)」があるなど、新たな魅力も発信できる。
西都原古墳群には観光ボランティアガイドも存在しており、記紀の道のガイドも可能である。「ひむか神話街道」の新たな定番スポットとして期待される。

霧島周辺神社群(都城市、小林市、高原町)

霧島周辺神社群
【概要】
宮崎県と鹿児島県の県境にある霧島山の周辺には、霧島神宮、霧島岑神社、東霧島神社、狭野神社など、日本神話に記される神々が祀られている神社が多数ある。
特に、東霧島神社(都城市高崎町)には、イザナキノミコトが剣で三段に切ったと言われる「神石」や、鬼が一晩で築きあげたと伝えられ、振り向かずに登り切ると願いが叶うとされる「鬼岩 階段」など、面白いいわれがある。
※ 霧島神宮は鹿児島県霧島市に所在。
【選定理由】
各神社の神話伝説や御利益、独特の由来物に魅力があり、周囲の高千穂峰を望む雄大な自然景観も伴い、パワースポットとしての神社廻り(周遊型観光)などの提案が可能である。
諸県地区の新たな定番観光スポットとして期待できる。

三ヶ所神社(五ヶ瀬町)

三ヶ所神社
【概要】
三ヶ所神社は、西暦900年後半ごろに創建され、1818年に社殿が改築された。流れ造りは総檜造りで、建築風と彫刻は、近世の傑作と言われている。この本殿は、平成14年10月に県の文化財に指定されており、県の有形文化財の石刻門守神像(二面)もある。
秋の例大祭には、坂本地区に伝承されている国の重要無形民俗文化財の指定を受けている荒踊が奉納される。
また、シャクナゲやしだれ桜の名所としても隣接する浄専寺とともに有名である。
奥宮は、天孫降臨の地と言われる二上山の急峻な岩肌にあり、神々が宿るにふさわしい荘厳さを誇っている。訪れる人は急な階段を登り、神々の深き山間を探索しながらの参拝となる。
六峰街道沿いにあり、付近の山は、春はアケボノツツジ、夏は新緑、秋は紅葉、冬には光り輝く樹氷が見られる。
【選定理由】
神話ゆかりの地であるとともに、その独特の風景や展望、貴重な文化財である本殿や荒踊に加え、花の名所でもあり、新たな魅力発信により誘客が期待できる。

御崎神社(串間市)

御崎神社
【概要】
都井岬の最突端の断崖絶壁の中腹にある御崎神社は、708年(和銅元年)の創建と伝えられており、昔から海の神、航海の安全の神として、漁や海運に携わる人々に信仰されている。
約1,300年もの長い歴史は、都井岬沖の海が、昔から、海運、水産の上で重要でかつ難所であったことを物語っている。
また、周辺はソテツ自生地の北限となっており、国の特別天然記念物に指定されている。参道は、両側にソテツなどの亜熱帯植物が繁茂し、さながらジャングルの中を歩いているような気分が味わえる。
なお、御崎神社のすぐ目の前には、紺碧の太平洋が広がり、青い空と透き通った海、白い波が織りなす美しい風景も楽しむことができる。
【選定理由】
神話ゆかりの地であるとともに、その独特の風景や展望、貴重な天然記念物であるソテツや野生馬と相まって、新たな魅力発信により誘客が期待できる。

自然が作り出した大地の神秘。巨大なよろず生産の神

陰陽石(小林市)

陰陽石
【概要】
霧島火山帯の溶岩が造り出した自然の造形。男石(陽石)が高さ17.5メートル、女石(陰石)が周囲5.5メートル ある。三之宮峡の下流にあり、昔から「よろず生産の神」「子宝の神」として知られる。
明治の詩人「野口雨情」がこの地を訪れた際、「浜の瀬川には二つの奇石 人にゃ言うなよ 語るなよ」と詠んでいる。美女に見ほれた竜が天から降りてきたという伝説もあり、別名「竜岩、夫婦岩」とも言う。
以前は、小林市内の業者が、土産店等を営業していたが、廃業し、競売にかけられ、平成18年9 月に小林市が土地・建物を取得している。店舗の撤去、管理棟の建設など、自然公園としての整備が完了している。
【選定理由】
他に類を見ない巨大さと自然の造形の見事さ、また男石・女石の両方が揃っていることなど宮崎にしかない資源だと言える。
「よろず生産の神」として古来より祀られてきた一種のパワースポットである。神聖な意味での「生産」「子宝」など、売り方、見方を変えることにより、ヒットする可能性を秘めている。

古墳を守る巨大石像群をたった一人で彫り上げた男

高鍋大師と持田古墳群

高鍋大師と持田古墳群
【概要】
地元で「おだいっさん」と呼ばれる高鍋大師は、盗掘された古墳に眠る古代人の霊を慰めるべく、故岩岡保吉氏が私財をなげうち半生をかけて自ら造像したものである。芸術的な価値は高くないが、気持ちを込めて彫り上げた神仏混合の石像は約750体に上り、巨大なものは7メートルを越える。ユニークな石像や掘られた文言を見ると、半生をかけてノミを振るい続けた男の素朴なやさしさが伝わってくる。
また、持田古墳群は、5世紀から6世紀にかけて築造された古墳が、大小合わせて85基点在。石棺が露出している石舟塚、長径120メートルで県内屈指の壮大さを誇る計塚、帆立貝塚式古墳である亀塚など珍しい古墳がある。昭和のはじめに盗掘にあい、重要文化財に指定されている持田古墳群出土といわれる画文帯神獣鏡は少なくとも3面以上存在するはずというものの、全国に散逸した状況にある。小丸川左岸台地の田園の中に古墳が点在する独特の風景も楽しめる。
【選定理由】
田園の中に円墳の小山が点在する風景や不思議な巨大石像群は、独特のユニークさがありここでしか見られないものである。
丘陵地までのアクセスに難があるが、地域に親しまれている場所でもあり活用意思も高く、個人客を中心とした誘客が期待できる。

冬限定!巨大な白いオブジェ

大根やぐら

大根やぐら
【概要】
大根の生産が盛んな宮崎市田野町では、毎年冬になると、畑に巨大な“大根やぐら”が出現する。竹で組んだやぐらに、大根をかけて並べて、鰐塚山から吹き下ろす「鰐塚おろし」という冷たい風にさらして干していく。こうしてできた干し大根は、田野町名産の漬け物に加工され、全国へと出荷される。
やぐらの大きさは、高さ6メートル、長さ50メートルに及び、畑の中にやぐらがそびえたつさまは、遠方からでも確認することができる。
【選定理由】
初見の観光客が「あれは何だ?」と必ずといっていいほど関心を持つ存在のユニークさ、物体感があり、宮崎限定のものと言える(鹿児島県に一部存在する話はある)。
風景写真の被写体としての魅力もある(以前から、写真家からの問い合わせが多い。)。
大根やぐらを見て、体験して楽しむと同時に、農作業、農産加工品として出荷されるまでの過程を学ぶなど、体験観光、農業体験プログラムとしての可能性が期待される。

ここにルーツあり。宮崎のソウルフード

チキン南蛮(県全域)

チキン南蛮
【概要】
もともとは、かつて宮崎県延岡市内にあった洋食店の厨房で出されていたまかない料理がその原型であると言われている。その後、発祥とされる2店舗が存在するなど、由来のストーリーも面白い。
現在では、弁当店でも取り扱われるなど全国区のポピュラーな料理となっているが、発祥が宮崎県延岡市であることは認知度が低い。
【選定理由】
全国的に認知度が高い料理だと思われる「チキン南蛮」のルーツが宮崎県延岡市にあることをアピールすることにより、「本物を食べてみたい」「発祥の地で食べてみたい」という気持ちを喚起し、誘客が期待できる。

一企業が街を形作った歴史

旭化成の工業遺産群

旭化成の工業遺産群
【概要】
宮崎県延岡市は旭化成株式会社の発祥の地であり、現在も多くの工場や関連会社などがある。大正12年に建設された日本窒素肥料の延岡工場は、創業者の野口遵氏がイタリアで特許を買ったカザレー式アンモニア合成法を世界で初めて実用化したものである。記念広場に展示してある装置は当時のもので、銀色の合成塔は英国アームストロング社製、圧縮機はイタリア・フィレンツェのピニョーネ鋳造所製。この装置を使った新しいアンモニア合成法の成功により延岡ではベンベルグ、レーヨン、火薬などの化学工場が次々と建設され大きく発展してきた。
経済産業省近代化産業遺産に登録されている「カザレー式アンモニア合成塔」「ハンク式ベンベルグ紡糸機」、「バタワース式レーヨン紡糸機」をはじめ、ベンベルグ工場、旭化成延岡展示センター、歴史史料室などの近代化学工業の先駆けとなった施設の見学が可能である。
また、延岡工場の敷地になったのは愛宕山の東にあたる恒富村(現延岡市恒富)のさびしい湿地帯であったが、この工場立地についての経緯が市町村合併にまで影響を及ぼし、現在の工都・延岡市の土台となる延岡町が誕生することとなったという歴史もある。現工場内にある歴史史料室では、工場建設当初から延岡の街が形作られていく様子が写真や史料で確認できる。
【選定理由】
日本有数の企業である旭化成及び近代化学工業の先駆けとなった技術の発祥が宮崎県延岡市であることをアピールできる。工場景観が一部のHPでブームとなり「工場萌え」という言葉も生まれている中、産業観光としてや一企業が市街地形成や市町村合併にまで影響を及ぼした歴史史料による誘客が期待できる。
このページの内容についてのお問い合わせは
商工観光労働部 観光交流推進局みやざきアピール課 「宮崎観光遺産」担当
電話:0985-26-7530
FAX:0985-26-7327
E-mail:miyazaki-appeal@pref.miyazaki.lg.jp

このページの先頭に戻る

[ 宮崎県トップページへ ] [ 宮崎の新魅力発信!「宮崎観光遺産」 へ戻る]