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更新日:2018年11月15日

平成28年度第1回宮崎県公共事業評価委員会審議録

1.開催日

平成28年8月22日(月曜日)

2.場所

婦人会館3階大会議室「さくら」

3.出席者

  1. 委員
    • 委員長:谷口義信
    • 委員:稲垣仁根
    • 委員:柴田志摩子
    • 委員:平奈緒美
    • 委員:谷口由美繪
    • 委員:鳥山純代
    • 委員:松浦里美
    • 委員:村上啓介
  2. 執行部局
    • 農政水産部次長、農村計画課長
  3. 事務局
    • 県土整備部技術企画課

4.審議事業

農政水産部所管事業における公共事業事前評価について

事業名

市町村名

箇所名

湛水防除事業

宮崎市

正蓮寺地区(PDF:332KB)

5.審議結果

  • 農政水産部所管事業における公共事業事前評価の審議結果について
    次の事業については、評価の内容及び方針は適当である。
  1. 湛水防除事業:正蓮寺地区

6.審議録

農政水産部所管事業における公共事業事前評価について

(1)農政水産部公共事業事前評価

湛水防除事業正蓮寺地区(宮崎市)
(農村計画課長説明)

  • 委員
    「現況を旧況までに回復すること」について、詳しく教えてください。

  • 正蓮寺排水機場は昭和56年に整備されていますが、その後、宮崎大学等の学園都市の整備等土地利用状況の変化による影響もあり、山下排水機場の整備が平成3年に計画され平成6年に完成しています。旧況とは、この平成3年の計画時点の排水能力に今回整備するものです。
  • 委員
    湛水はどの程度の時間ぐらいまで認めるのですか。

  • 今回の計画では、現況が23時間ほど湛水する状況になっているため、それを7時間縮減して、16時間で排水し、湛水被害を旧況の状態に戻す計画になっています。
  • 委員
    20年確率降雨で計画するということですが、どの時点の20年確率降雨を採用するかにより、雨の量は変わってくるため、今回計画する排水路の断面や排水機の規模で大丈夫でしょうか。

  • 排水計画については、昭和54年からの気象庁データを利用し、その中で3日連続の降雨がピークになったところを捉え、3日連続雨量で499ミリ、日雨量で360ミリを想定し、排水機場の規模等を計画しています。
  • 委員
    できるだけ水位の低いときに早く排水するということですが、大潮や台風と重なると、河川の水位が上がると思いますが、排水機場と河川の水位差はどの程度あるのですか。また、ポンプの揚程は何メートルぐらいですか。

  • 排水機場から樋門を通じて流しますが、河床高と樋門の高さの差が2.84メートルあります。また、揚程は、全揚程で2.3メートル、実揚程で1.7メートルです。
  • 委員
    津波対策として、河口部の堤防は幾つか嵩上げの計画があったと思いますが、これらの事業と併せて行うという話にはならないのですか。

  • 計画策定に当たり河川部局とは協議していますが、堤防嵩上げに関する内容については協議の中では出てきていない状況でした。
  • 委員
    今後、堤防の嵩上げを進める話はあるため、河川と調整する余地はあるかもしれません。
  • 委員
    山下排水機場のエリアまで正蓮寺排水機場の受益になる仕組みについて教えてください。

  • 山下排水機場だけでは排水し切れなかった水が水路や道路を越流し、正蓮寺排水機場まで流れるということです。
  • 委員
    受益面積91ヘクタールの内訳はどうなっているのですか。

  • 田が75ヘクタール、ハウスが5ヘクタール、畜舎等の施設が7ヘクタール、宅地が4ヘクタールで、合わせて91ヘクタールとなります。
  • 委員
    ハウスを設置すると浸透率がゼロとなり、水門には影響が大きいと思われますが、ハウスはどれくらいあるのですか。

  • ハウスは5ヘクタールで、31棟ほど出来ています。
  • 委員
    平成28年の雨の状況では、木花の町が冠水していますが、ここは受益面積に入らないのですか。B/C(費用対効果)を計算する際に、木花の町の冠水がなくなることでB(効果)が増えるということになるかと思います。

  • 本事業は、20年確率降雨で計画しており、浸水被害に至らないため、本事業の効果としては、県道塩鶴木崎線や木花地域センターは入らないということになります。
  • 委員
    現在、19名の農家がいらっしゃるとお聞きしましたが、地区の生産量は増えていく見込みなのですか。今後の生産量の増減や生産効果を算出されていないのですか。
  • 委員
    灌排事業の場合は、新しく整備して生産物等を生み出すための投資となるため、それがB/Cに現れますが、今回は農地防災事業であるため、旧況に戻すのが目的となっています。
    このため、新たに作物生産を生み出すというより、減っているものを取り戻しているという効果の算出になっていると思われます。

  • 言われるとおり、本事業は、湛水被害を軽減する事業であるため、生産量の増減ではなく、湛水により作物被害が軽減する効果を算出しています。なお、本地区の水稲や施設園芸関係を含めた生産額は、粗収益で約2億7,000万円が上がるような計画になっています。
    これは、湛水による水害しか計上されていないためで、農作物生産量等による増減は入っていません。
  • 委員
    排水路の改修については、ブロック積みということですが、環境に配慮した工法として、張芝や植生を使用したものでは維持が困難なのですか。

  • 維持の他に、排水路の勾配が非常に小さい(6,300メートルいって1メートル下がるぐらいの勾配)ため、コンクリート張りで水を流れやすくしています。
    また、芝や土水路にすると、広い水路幅を要するため、用地の問題もあります。
  • 委員
    地元と協議して、できるだけ自分達で自然な水路を整備するという機運をつくって欲しい。コンクリート水路により、水を流すという機能だけは優れてきますが、水路と農地が分断され、そこで農家の人が鍬を洗うことも出来づらくなるため、コンクリートではなく、多自然型のものが考慮されて欲しいと思います。
    様々な条件を考慮しなければならないところがあり、私が考えているような単純な形ではいかないと思いますが、自然に配慮された計画を実施して欲しいと思います。

  • このことについては、採択されて実施設計に入った時点で再度検討していきたいと考えています。

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