掲載開始日:2021年10月14日更新日:2022年9月15日
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「宮崎県における水産資源の利用及び管理に関する基本方針(平成23年8月2日)」に基づき、令和3年に開催された第11回宮崎県資源評価委員会における評価結果を公表します。(新型コロナウイルス感染拡大防止のため、評価委員、事務局のみでWeb開催)
今年度の宮崎県資源評価委員会では、10魚種(アマダイ類、ヒラメ、イセエビ、マダイ、カサゴ、キス、エソ類、オオニベ、カマス類、トビウオ)の再評価が行われました。
なお、今回の評価対象魚種を含め、宮崎県ではこれまでに25魚種の資源評価が行われています。
魚種名 | 令和3年の評価結果 |
(参考)前回の評価結果 |
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水準 | 動向 |
特記事項 |
年 | 水準 | 動向 | |||
アマダイ類 | 中位 | 増加 |
資源増加傾向が継続 |
R2 | 中位 | 増加 | ||
ヒラメ | 低位 | 減少 |
若齢魚が減少 小型魚の保護が必要 |
R2 | 低位 | 減少 | ||
イセエビ | 低位 |
全体:横ばい 県北:横ばい 県中:横ばい 県南:横ばい |
藻場造成等による加入量 の確保や小型エビの再放流 等による資源の有効利用が必要 |
R2 | 低位 |
全体:減少 県北:横ばい 県中:横ばい 県南:減少 |
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マダイ | 低位 | 横ばい |
他の海域からの成魚の来遊状況 の影響が大きい |
R2 | 低位 | 横ばい | ||
カサゴ |
低位 |
横ばい |
資源量・資源尾数は維持されて いる |
R2 |
中位 |
増加 |
||
キス | 低位 | 減少 |
海洋環境変動等の影響が大きい |
H28 | 低位 | 横ばい | ||
エソ類 | 中位 | 横ばい |
生態情報の蓄積が必要 |
H29 | 中位 | 増加 | ||
オオニベ |
高位 | 増加 |
安定的な加入が継続 |
H29 | 高位 | 増加 | ||
カマス類 | 高位 | 増加 |
生態情報の蓄積が必要 |
H29 | 高位 | 増加 | ||
トビウオ類 | 中位 | 減少 |
長期的な海況変動に伴い資源量 が変化 |
H27 |
中位 | 減少 |
資源評価結果の詳細版は、宮崎県水産試験場のホームページにて掲載しています。以下の関連リンクからご覧になれます。
農政水産部水産局 漁業管理課資源管理担当
〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号
電話:0985-26-7635
ファクス:0985-26-7310
メールアドレス:gyogyo-kanri@pref.miyazaki.lg.jp