報道発表日:2025年4月24日更新日:2025年4月24日
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広葉樹等の植樹や育樹活動など、地域内外の緑化推進に取り組んでいる「水源の森づくりをすすめる市民の会」が、令和7年緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰を受賞したため、知事へ表敬訪問し、受賞報告を行います。
「緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰」とは、緑化推進運動の実施について、顕著な功績のあった個人又は団体に対し、関係省庁からの推薦に基づき、内閣総理大臣が決定し、表彰を行うものです。
令和7年5月7日(水曜日)14時45分から15時まで
宮崎県知事会議室
水源の森づくりをすすめる市民の会
同団体は、宮崎県を流れる大淀川・清武川流域に豊かな水源の森づくりを進めることを目的に平成8年に設立され、広葉樹等の植樹や育樹活動のほか、地域住民を対象とした講演会の開催や他団体と連携した活動など、地域内外の緑化推進に貢献しています。
平成9年から、都城市及び宮崎市にある国有林等を団体の活動フィールドとして借り受けて「わくわくの森」と名付け、広葉樹の植樹や育樹活動を継続し、豊かな水を蓄える森を守り育ててきました。現在は綾町内で会員の手で種から育てた広葉樹の苗木約2,000本を植樹した、新たな「わくわくの森」で育樹活動を継続しています。さらに、そこでは森の中に奏者らを招き、音楽を鑑賞する「森のコンサート」を開催するなど、参加者同士が交流できる場の創出にも取り組んでいます。
また、綾町にある日本最大級の照葉樹林を保護する「綾の照葉樹林プロジェクト」に参加し、森の植生調査やイベントのサポートを行うなど、他団体と連携した取組も積極的に行なっています。
さらに、森の役割と森と人との関わりを伝えるため、環境問題等の講演会や、地域の子どもを対象とした環境教育の実施に加え、活動内容をSNSで発信するなど、地域内外の緑化意識の醸成にも貢献しています。
水源の森づくりをすすめる市民の会は、「地域の水源を守ることだけでなく、地域全体の緑化意識を高める役割も果たしており、その功績は高く評価される」として、令和7年緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰の受賞者となりました。
所属:環境森林部環境森林課 担当者名:林政計画担当
電話:0985-26-7153
ファクス:0985-26-7311