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更新日:2019年5月7日

麻しん(はしか)患者発生に伴う注意喚起について

宮崎県内での発生について

平成31年4月30日に宮崎市保健所管内の医療機関から麻しんの発生届出があり、宮崎市保健所より下記のとおり情報提供がありました。

  • 【患者の概要】
    • 30代日本人、女性、宮崎市在住海外渡航歴なし予防接種歴不明
  • 【患者の経緯】
    • 4月14日:東京都滞在中に医療機関を受診し麻しん患者と接触
    • 4月29日:発熱。宮崎市内のA医療機関を受診(A医療機関ではほかの患者との接触はなし)
    • 4月30日:遺伝子検査の結果、麻しん陽性。本人は自宅療養中

県外での発生について

千葉県で、成田空港職員の麻しんの発生があり、千葉県より情報提供がありました。

  • 【患者の概要】
    • 4月23日:発症(発熱)
    • 4月27日:発疹出現。成田市内医療機関Aを受診
    • 4月28日:遺伝子検査により麻しん陽性と判明
  • 【患者の行動歴等】
    患者は、以下の日程で、成田国際空港第2ターミナルに勤務。
    • 4月22日(月曜日):午前7時00分~午後10時30分
    • 4月24日(水曜日):午後2時30分~午後10時30分
    • 4月26日(金曜日):午前6時00分~午後6時30分

上記の日程から2時間経過するまでの間に、成田国際空港第2ターミナルに滞在した方で、麻しんの抗体がない方(低い方)は、麻しんに感染した可能性があります。

その他の発生状況については、国立感染症研究所感染症疫学センターのウェブサイト(外部サイトへリンク)より御確認ください。

麻しん(はしか)が疑われる場合には

しんが疑われる症状が出現した場合は、医療機関を受診する前に電話連絡を行い、受診の時間等を確認の上、受診するようにしてください。

その際は、約10~12日前の行動を思い出し、特に麻しん患者との接触があった場合、海外や麻しんの発生が確認されている場所に行なっていた場合などには、その情報も伝えましょう。

また、その場合は、公共交通機関を利用しないようにするとともに、できるだけ外出を控えるようにしてください。

ただし、呼吸困難やけいれんなどの症状がみられる場合は、早めに主治医に相談しましょう。

県内の患者発生状況について

国は平成31年4月17日現在、宮崎県は平成31年4月30日現在の報告数

平成
23年

平成
24年

平成
25年
平成
26年
平成
27年
平成
28年
平成
29年

平成
30年

令和元年
(平成31年)

全国

439

283

229

462

35

165

186

282

406

宮崎県

1

8

0

4

0

0

1

0

1

麻しんとは

しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。

染力は強く、免疫が持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると、一生免疫が持続すると言われています。

感染経路

気感染、飛沫感染、接触感染でヒトからヒトへ感染が伝播します。

症状

  • (1)カタル期(2~4日)
    38度前後の発熱、咳、鼻水、くしゃみ、目やに、結膜充血などがみられ、熱が下がった頃に頬粘膜に白い水疱(コプリック斑)が出現します。
  • (2)発疹期(3~4日)
    一度下がった発熱が再び高熱(39~40度)となり、特有の発疹が耳の後ろ、首、顔、体幹、上肢、下肢の順に広がります。
  • (3)回復期(7~9日)
    熱が下がり、発疹も消失する。
    • 肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。
    • その他合併症として、10万人に1人の程度と頻度は高くありませんが、麻しんウイルスに感染後、特に学童期に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる中枢神経疾患を発症することもあります。

予防

麻しんは感染力が強く、空気感染するため、手洗いやマスクの着用のみで予防はできません。

麻しんの予防には予防接種が最も有効です。

また、麻しんの患者さんに接触した場合、72時間以内に麻しんワクチンの接種をすることも効果的であると考えられています。

定期接種の対象者だけではなく、医療・教育関係者や海外渡航を計画している成人も、麻しんの罹患歴や予防接種歴が明らかでない場合は、接種を検討してください。

麻しんの予防接種

麻しんは有効な治療薬はなく、あらかじめ定められた期間に予防接種を受けることが大切です。現在は、麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)により抗体を獲得することが一般的です。

  1. 予防接種法に基づく定期予防接種の対象者の方は、無料で接種できます。
    • 第1期:1歳
    • 第2期:小学校入学前の1年間
  2. 定期予防接種の対象でない場合は、任意接種(有料)となります。
    また、妊婦の接種はできません。
  3. 10代や成人の方で2回接種を受けていない場合、海外渡航前に予防接種を受けることを検討してください。定期予防接種の対象でない場合は、任意接種(有料)となります。

参考:学校保健安全法

しんは、学校保健安全法における第2種の感染症とされており、解熱した後3日を経過するまでは出席停止となっています。

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お問い合わせ

福祉保健部健康増進課感染症対策室感染症対策担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

電話:0985-44-2620

ファクス:0985-26-7336

メールアドレス:kansensho-taisaku@pref.miyazaki.lg.jp