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更新日:2018年7月17日
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7月28日は「日本肝炎デー」です。 肝炎についての正しい知識を持ち、この機会に肝炎ウイルス検査を受けましょう。 |
世界保健機関(WHO)は、2010年に世界的レベルでのウイルス性肝炎のまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消や感染予防の推進を図ることを目的として、7月28日を“WorldHepatitisDay”(世界肝炎デー)と定め、肝炎に関する啓発活動等の実施を提唱しました。
日本においても、同日を「日本肝炎デー」として定め、普及啓発に取り組むこととしています。
肝炎について正しい知識を持ち、この機会に、肝炎について考えてみませんか。
ウイルス性肝炎には、A型からE型肝炎までの5種類あると言われていますが、厚生労働省によると、B型及びC型肝炎ウイルスの感染者・患者は合計で350万人以上とされており、国内最大級の感染症とも言われています。
いずれも徐々に肝臓の機能が失われていき、肝硬変や肝臓がんに移行することもある病気です。
B型及びC型肝炎ウイルスに共通する主な感染経路は血液感染で、具体的には次のとおりです。
また、B型肝炎ウイルスについては、性的接触や母子感染も考えられます。
通常の日常生活において、感染することはありません。
血液検査により、B型肝炎ウイルス及びC型肝炎ウイルスに感染しているかを調べます。
肝炎ウイルス検査で陽性と判明した方への初回精密検査費用の助成、B型・C型肝炎ウイルスによる慢性肝炎・肝硬変。肝臓がんのために定期検査を受けている方への定期検査費用の助成を行なっています。
ウイルスの増殖を抑制するような抗ウイルス療法、病気の進行を抑える肝庇護(かんひご)療法等があります。
治療に関しては、総合的に判断して実施されますので、主治医に相談の上、治療方法を決定することが必要です。
お問い合わせ
福祉保健部健康増進課感染症対策室感染症対策担当
〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号
電話:0985-44-2620
ファクス:0985-26-7336