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更新日:2017年4月13日

感染性胃腸炎の流行状況について

感染症発生動向調査事業における定点医療機関からの感染性胃腸炎の報告数は、平成29年第14週(4月3日から4月9日)の報告数は341人(定点医療機関あたり9.47)で、先週(平成29年第13週(3月27日から4月2日))の報告数と比較してほぼ横ばいでした。

感染性胃腸炎は抵抗力の弱い乳幼児や高齢者などは重症化することもあるため注意が必要です。

感染予防、感染拡大防止のため、嘔吐時の適切な対処、石けんを用いた丁寧な手洗い等を励行しましょう。

県内の発生状況について

平成29年第14週(4月3日から4月9日)の定点医療機関からの報告数は341人(定点あたり9.47)となり、前週352人(定点あたり9.78)と比較してほぼ横ばいの報告数でした。

【感染症発生動向調査事業における定点医療機関からの報告】

  • 県内の定点医療機関数:36医療機関(小児科定点医療機関)
  • 流行警報レベル開始基準値:国立感染症研究所が過去の患者発生状況を基に設けたもので、大きな流行の発生、継続が疑われることを示す。感染性胃腸炎の終息基準値は定点あたりの報告数が「12」未満になるまで。

H29年第14週感染性胃腸炎グラフ

県内における感染症の発生状況については、「宮崎県感染症週報」により定期的に情報提供しています。

感染性胃腸炎とは

原因ウイルス

な原因ウイルスは、ノロウイルスで、他にはロタウイルス、アデノウイルス、サポウイルスがあります。

症状

き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱などが見られます。

一般的には数日で軽快し、後遺症もありませんが、免疫力が弱い乳幼児や高齢者は脱水症状を起こして、重症化する場合がありますので注意が必要です。

感染経路

ほとんどが経口感染で、次のような感染様式があると考えられます。

  • 患者のウイルスが大量に含まれるふん便や吐物から人の手を介して感染する場合。
  • 家庭や共同生活施設などヒト同士の接触する機会が多いところでヒトからヒトへ飛沫感染等、直接感染する場合。
  • 食品取扱者(食品の製造等に従事する者、飲食店における調理従事者、家庭で調理を行う者が含まれます。)が感染しており、その者を介して汚染した食品を食べた場合
  • 汚染されていた二枚貝を、生あるいは十分に加熱調理しないで食べた場合

12日以上前にウイルスに汚染されたカーペットを通じて、感染が起きた事例も知られています。

感染予防策

(1)手洗いの励行

  • 流水と石けんにより丁寧に行い(30秒程度)、清潔なタオルやペーパータオルで手を拭きましょう。
  • 調理や食事の前、トイレや嘔吐物の処理の後などには必ず丁寧な手洗いを心掛けましょう。

(2)食品の取り扱い

  • 肉、魚、野菜などの生鮮食品は新鮮なものを購入し、消費期限を守りましょう。
  • 食材は十分に加熱して調理しましょう(目安は食品の中心温度を85度~90度で1分半以上の加熱です)。
  • 調理器具(包丁、まな板、布巾等)は、家庭用漂白剤または熱湯により消毒して清潔を保ちましょう。

(3)入浴

  • 浴槽は洗浄して清潔を保ち、浴槽につかる前には肛門部を十分に洗いましょう。
  • 症状のある時は、できればシャワーだけにするか、入る順番を最後にしましょう。
  • バスタオルなどの共用はしないようにしましょう。

(4)消毒

  • ノロウイルスの消毒には次亜塩素酸ナトリウムが有効です。
  • 次亜塩素酸ナトリウムは、市販されているハイターやブリーチに含まれています。
  • 市販されているハイターやブリーチの濃度は5%です。
  • 汚染部分や人の手が触れる部分(トイレ、ドアノブなど)を次亜塩素酸ナトリウムで丁寧に行いましょう。
  • ウイルスは乾燥すると容易に空中に漂い、これが口に入って感染することがありますので、吐物やふん便は乾燥しないうちに床等に残らないよう速やかに処理し、処理した後はウイルスが屋外に出て行くよう空気の流れに注意しながら十分に喚起を行うことが感染防止に重要です。

<嘔吐物、糞便の処理方法>

  • 使い捨てのビニールエプロンや手袋を着用し、ウイルスが飛散しないように、ペーパータオルなどで嘔吐物などを拭き取る。
  • 0.1%の次亜塩素酸ナトリウムで浸すように拭き取り、10分程経過した後、水拭きする。
  • 拭き取りに使用したペーパータオル等は、ビニール袋に密閉して廃棄する。
    (0.1%の次亜塩素酸ナトリウムを入れることが望ましい)

<嘔吐物がリネン類などに付着した場合の処理方法>

  • リネン類は、付着した嘔吐物が飛散しないようにペーパータオルなどで拭き取る。
  • 汚染部分を水で洗った後、0.1%の次亜塩素酸ナトリウム、または熱湯(85℃・1分間以上)で消毒し、他の洗濯物とは別に洗濯する。
    (次亜塩素酸ナトリウムには漂白作用があるので注意が必要)

<家屋内など環境の消毒>

  • ドアノブなどは、0.02%の次亜塩素酸ナトリウムで拭き取る。
    (次亜塩素酸ナトリウムには金属腐食作用があるので、消毒後、十分に水拭きをする)

【0.02%次亜塩素酸ナトリウムの作り方】

  • 原液濃度が5%の市販の塩素系家庭用漂白剤を250倍に希釈する。
    →水1リットルに原液4ml(ペットボトルキャップ約1杯分)を加える。

【0.1%次亜塩素酸ナトリウムの作り方】

  • 原液濃度が5%の市販の塩素系家庭用漂白剤を50倍に希釈する。
    →水1リットルに原液20mlを加える。

早期受診

早期に診断し、治療を受けることが重症化や二次感染を防ぐことになるため、自己判断で下痢止め薬を使用せず、症状がある時は医療機関を受診しましょう。

その他

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お問い合わせ

福祉保健部健康増進課感染症対策室感染症対策担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

電話:0985-44-2620

ファクス:0985-26-7336

メールアドレス:kenkozoshin@pref.miyazaki.lg.jp