掲載開始日:2019年7月9日更新日:2019年7月9日

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動物の殺処分について

提言

(性別:女性、年齢:60代)

平成29年度の犬の殺処分の数字を見て驚いた。宮崎県は全国で群を抜いて劣悪レベルの数字である。民との連携不足ではないか。宮崎県の迷子の犬猫はかわいそうである。
動物行政を良くする具体的な発案がない限り、宮崎県の劣悪な数字は続く。どうか殺さない動物行政を考えてほしい。

回答

宮崎県の犬の殺処分頭数は年々減少してきてはいるものの、依然として、犬の保護頭数は多く、平成29年度は152頭の犬をやむなく殺処分せざるを得ませんでした。

このため宮崎県では、離乳前の子犬子猫に授乳を行なっていただくミルクボランティアの協力のもと譲渡の推進を図るとともに、動物愛護センターにおいて毎週日曜日に動物愛護団体と共同して譲渡会を開催するなど譲渡率向上に努めております。また、飼い主への返還率向上のために可能な限り飼養期間を延長するなどの取り組みも行なっております。

さらに、保護・引取頭数を減少させる長期的な取り組みとして小学生等を対象に動物愛護センターを活用した動物とのふれあいや動物との共存・命の大切さを学ぶための「いのちの教育」を道徳等の授業として行なっております。授業を通じて人と動物、人と人が共に生きることについて学んでいただき、児童から家族へ、家族から地域へと動物愛護思想が波及し、将来的な殺処分の減少に向け取り組んでいるところです。

お問い合わせ

福祉保健部衛生管理課乳肉衛生担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-26-7347

メールアドレス:eiseikanri@pref.miyazaki.lg.jp