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掲載開始日:2021年12月23日更新日:2021年12月23日

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水力発電の“血管”の中を点検してきました!

こんにちは!

企業局施設保全課土木担当です!

みなさんは、企業局って何をしているか分かりますか?

企業局では、電気事業で水力発電をメインに行なっています。水力発電は水が管の中を流れる力を利用して電気を作るため、二酸化炭素が発生しない、とてもクリーンな発電なのです!

水力発電といえば、「水」が絶対必要ですよね。

ですが、水以外にも欠かせないものがたくさんあります。

例えば、発電機

発電機が無ければ肝心な電気を作れないので、とても大事なものになります。

人間でいう、「心臓」ということです!

 

さー、ここで問題です!

人間の「血管」は、水力発電ではどの部分になるでしょ~か?

3、2、1...ブッブ~

 

正解は「導水路(どうすいろ)」というものになります。

 

初めて聞く人が多いのではないでしょうか。

導水路とは、発電で使う水をダムから発電機へと送る管のことです。

つまり!

心臓に血液を送る血管と一緒ということです!

導水路

赤い四角で囲んである場所が導水路です。

私たち土木担当は、主にこの導水路等の土木設備を保全する担当です。

先月、この導水路を点検してきましたので、その様子を簡単に説明します。

今回、点検を行なったのは高原町にある猿瀬(さるぜ)発電所というところです。

猿瀬外観

発電所の外観

企業局が管理している発電所の中で2番目に新しい発電所で、平成16年から発電をしています。

点検のおおまかな流れは以下のとおりです。

 

1.抜水(ばっすい)

抜水とは字のとおり、水抜きのことです。

導水路内は常に水があるため、人が点検できるように、一度水を抜かないといけません。

2.点検前打合せ

点検前は、点検に関わる全ての人が集まり手順などを確認します。

危険なポイントなどの再確認のためにとても重要です。

打ち合わせ

3.酸素の確認

導水路内は、水が常にあるため酸素が薄くなっているかもしれません。

人が中で作業できるくらいの酸素があるかを酸素濃度計で確認する必要があります。

4.点検

酸素が十分あるかを確認できたら、いよいよ点検です。

導水路の中には、マンホールから入ります。とても狭い穴です...

点検中は、水が漏れていないか、コンクリートにひび割れが起きていないかを確認します。

写真は点検中の様子です!

マンホール

↑マンホールに足から入っていきます。

タラップ

↑導水路は傾斜が急なのでタラップで登って行きます。

制水門

水車

↑水車入口の点検です。

今回点検した猿瀬発電所の導水路は長さが短いため、点検は1時間ぐらいで終わりましたが、企業局が管理している発電所の中には、長さが約5km以上の導水路もあります。

真っ暗の中、片道5km、往復で10km以上の道のりを歩きながら、懐中電灯の明かりのみで点検をしていかなければならず、とても大変な作業です。

私たちは、皆さんにクリーンで安価な電気を届けるため、このような点検を定期的に行なっています。

もし、このブログを読んで少しでも日々の電気に隠れた苦労があることを知っていただけたら、それだけで嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

以上、企業局施設保全課土木担当でした!

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