掲載開始日:2021年10月26日更新日:2021年10月26日
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大地震が発生した場合、住宅そのものの被害が少なくても、家具や家電製品が転倒・散乱して怪我をしたり、出口や逃げ道がふさがれて避難や救助が遅れてしまう危険性があります。
発生が予測されている南海トラフ巨大地震などから命を守るため、身近なところから「住まいの安全対策」を行いましょう。
出入り口付近で家具の固定ができない場合には。家具が倒れても出入り口をふさがないように、ドアの開く位置を考えて家具を置きましょう。
寝る位置に家具が倒れてこないよう、寝る位置と転倒方向が重ならない方向に家具を配置しましょう。
家具や本棚などには重いものを下に、軽いものを上に置き、できるだけ家具や本棚の重心を低くするようにして転倒を防ぎましょう。
本棚やタンスなどは、背が高く奥行きが短いものほど地震が発生したときに倒れやすいので、家具を壁面に固定したり、天井で支える安全対策を行いましょう。
L型金具などを使って壁や柱に固定する方法が最も確実な安全対策とされています。
確実性を高めるため、L型金具や突っ張り棒などと併用して、家具の転倒を防ぎましょう。
天井がしっかりしていて、家具とのすきまが小さくないと効果が期待できないことに注意しましょう。
テレビや冷蔵庫などの大型家電製品はベルトを使い、壁や柱に固定しましょう。
窓ガラスは飛散防止対策済みの窓ガラスに交換するか、飛散防止フイルムを貼りましょう。
また、収納した食器などが揺れてガラスが割れないよう。食器棚などにも飛散防止フィルムを貼りましょう。
引き出しや食器棚には飛び出し防止の金具などを扉に取り付け、引き出しそのものや収納したものが飛び出さないようにしましょう。
また、本棚には本の落下を防止するためのベルトや滑り止めシールをつけましょう。
二段重ねの家具は上下を連結金具で一体化してから、壁などに固定しましょう。
総務部危機管理局危機管理課防災企画担当
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