新燃岳の噴火警戒レベル引下げに伴う登山道の規制等について（令和2年12月11日）

1.噴火予報の発表（噴火警報の解除）

• 令和2年12月11日（金曜日）午前11時00分
• 福岡管区気象台及び鹿児島地方気象台が発表
  （令和2年12月11日発表噴火予報（警報解除）（外部サイトへリンク）

＜防災上の警戒事項等＞

活火山であることから、新燃岳火口内及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガス等に注意してください。

地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

2.登山道規制について

一部区間を除き、これまでの立入規制を継続します。（別図参照）

（1）立入規制が解除される登山道

• ア.大幡山～（約1.6km）～獅子戸岳～（約3km）～韓国岳
  • （獅子戸岳から新燃岳方面には進入できません。）
• イ.中岳探勝路終点～中岳中腹（約700m）
  • （中岳山頂、新燃岳方面には進入できません。）

（2）立入規制が継続される登山道

新燃岳周辺は登山道の消失や標識の埋没などにより、道迷いや滑落の危険があるとともに新燃岳火口内及び火口西側の地熱域への立入規制措置と避難に必要な対策など、利用者の安全確保のための整備が必要なことから、次の区間の登山道の立入規制が継続されます。

• ア.新湯登山口から獅子戸岳（環境省えびの管理官事務所）
• イ.中岳中腹～新燃岳、湯之野登山口から新燃岳（鹿児島県観光課）
• 登山道規制地図（PDF：675KB）

3.立入禁止区域（警戒区域）の設定について

• 新燃岳火口内、火口西側の地熱域及び火口北西側の溶岩流出区域については、警戒区域に設定され、立入禁止となります。
• また、新燃岳の噴火警戒レベルは1となりましたが、活火山であり、今後とも新燃岳の火山活動に関する情報に十分注意してください。

4.その他

• 令和2年12月11日（金曜日）11時宮崎県情報連絡本部を廃止
• 令和2年12月11日（金曜日）11時小林市情報連絡本部を廃止
• 令和2年12月11日（金曜日）11時高原町情報連絡本部を廃止

参考

これまでの新燃岳の経緯