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掲載開始日:2023年5月1日更新日:2023年5月1日

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令和4年10月27日開催の宮崎県公安委員会会議録

開催日時

令和4年10月27日(木曜)13時45分~16時00分

出席者

公安委員会

島津久友委員長、江藤利彦委員、山下恵子委員

警察本部

警察本部長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

第1.議事の概要

1.報告

令和4年度宮崎県警察逮捕術大会の実施について

警務部長から

  • 実施日時・場所、実施内容、表彰

について報告があった。
委員が、「厳しい訓練に励まれ大会に臨まれる警察官を見ると、心強く感じる。大会を楽しみにしている。」旨発言した。

令和4年度第2四半期における監察の実施結果について

首席監察官から

  • 九州管区警察局による監察、警察本部による総合監察、監察の実施結果、警察本部の総合監察により把握した業務改善等要望事項

について報告があった。
委員が、警察本部の総合監察により把握した業務改善等要望事項に関して、「実際にシステムを活用している現場の職員からの改善要望に迅速に対応されており、仕事のモチベーションも上がると思う。」旨発言した。
委員が、「新型コロナウイルスの影響により総合監察等は現在もオンラインで実施しているのか伺いたい。」旨質問したところ、首席監察官から、「現在もWEBを利用したり電話で聴取したりとやり方は本部内各所属が判断しているが、監察課が警察署の職員と実施する検討会は警察署に行なって対面で行なっている。」旨の説明を受けた。
委員が、「コロナ禍以前は機会があれば警察署職員との検討会に参加していたので、今後も同検討会を対面で実施するということであれば参加する方向で調整させていただきたい。」旨発言した。

令和4年全国地域安全運動の取組結果について

生活安全部長から

  • 期間、運動の重点、主な取組結果

について報告があった。
委員がモデル校との連携によるキャンペーンに関して、「モデル校の高校生と一緒にキャンペーンすることによって、生徒の防犯意識がより高まっていくと思う。」旨発言した。
委員が、防犯診断により無施錠の自転車に対して警察が鍵を掛ける「思いやりロック」に関して、「二重ロックしていない自転車についても思いやりロックを実施しているのか伺いたい。」旨質問したところ、生活安全部長から、「無施錠の自転車を対象に思いやりロックを実施している。警察では自転車の盗難防止の観点から二重ロックを推奨している。」旨の説明を受けた。

山岳遭難に対する警察活動について

生活安全部長から

  • 山岳遭難の発生件数、山岳遭難に対する警察活動

について報告があった。
委員が、「昨年に比較して山岳遭難の発生件数が増加している原因はどのように考えているのか伺いたい。」旨質問したところ、生活安全部長から、「コロナ禍で減少していた登山者が増加したことや、大雨等の影響により以前の山の様子が変わったりしていること等が原因ではないかと考えている。」旨の説明を受けた。
委員が、「捜索時に見つけてもらいやすい物があれば教えていただきたい。」旨質問したところ、生活安全部長から、「電波が入らない場所でも手元のスマホで地図を見て現在地を確認できる登山用のGPS地図アプリなどがある。また、笛を携行するのは有効だと思う。」旨の説明を受けた。
委員が、「登山口近くの施設や登山グッズを販売しているスポーツ店などにも協力依頼して、登山届出の推奨等の広報啓発をすることも効果があるのではないかと思う。」旨発言した。

日本ラグビー協会からの感謝状贈呈について

刑事部長から

  • 日時、場所、贈呈者、受賞所属、功労概要

について報告があった。

令和4年度捜査用似顔絵講習会の実施結果について

刑事部長から

  • 開催目的、開催日時・場所、講師、受講者数、捜査用似顔絵のメリット実施状況、受講者の感想

について報告があった。

夕暮れ時の早めの点灯・ピカピカ運動の実施について

交通部長から

  • 月別交通事故死者数、運動の期間、主催、運動の重点、警察の主な取組

について報告があった。
委員が、「時間帯別の交通事故死者数の分析などから焦点化した取組をしていただいていると感じる。反射材が一般の方特に高齢者に普及すれば事故が減少していくと思う。」旨発言した。
委員が、「これから日が短くなるのでライトの早めの点灯は必要だと思う。また、ライトを下向きにしたままで気付かなかった事故もあるので、こまめな切り替えについても啓発してもらいたい。」旨発言した。

警護警備実践塾の開催結果について

警備部長から

  • 開催趣旨、日時・場所、参加者、内容

について報告があった。
委員が、「訓練状況がニュース等で報道され、来年のG7宮崎農業大臣会合に向けてよいアピールになったと思う。また、何か悪事を考えている者に対しては抑止になったのではないか。」旨発言した。
委員が、「本番では訓練以上のことはできない。サミット関連の会合以外でも要人の来県はあると思うので、その時に万全の対応ができるようしっかりとお願いしたい。」旨発言した。

宮崎県警察大規模災害対応図上訓練の実施結果について

警備部長から

  • 訓練の目的、訓練日時、訓練場所、訓練参加機関・人員、訓練項目、訓練実施状況

について報告があった。
委員が、「事前の訓練なしでは災害対応はうまくいかないと思う。また、災害はいつ起こるかわからない。深夜、休日もあり得ることを意識しておくことも大事だと思う。」旨発言した。
委員が、「大災害への備えは長期的に体制を整えていかなければならないが、メンバーは異動などで入れ替わっていくので、定期的な訓練が必要であると思う。」旨発言した。

その他

本部長から、「先ほど夜間、休日の災害対応の発言があったが、在勤時間と勤務時間外とを比較すると在勤時間の方が圧倒的に少ないことから、災害等は勤務時間外に発災することが多い。そうしたことから、警察では当直体制を構築して対応しているが、勤務時間外に発災することを十分に念頭に置いて、夜間休日の対応訓練も実施していく必要がある。また、訓練の後に東日本大震災当時の宮城県警本部長であった竹内氏を招いて講演会を行なったが、大変有意義であった。」旨の発言があった。

第2.意見の聴取・聴聞

運転免許課長から、運転免許の行政処分に関し、被処分者の出欠状況、点数制度に基づく基本量定、意見の聴取結果等の報告があり、公安委員合意でそれぞれの処分を決定した。

第3.交通規制の意思決定

交通規制課長から、信号機(2件)、一般交通規制(973件)について公安委員会意思決定伺いがあり、公安委員合意でそれぞれ意思決定がなされた。

第4.決裁

宮崎県公安委員会事務専決規定の一部改正について(生活環境課)

お問い合わせ

宮崎県公安委員会  

〒880-8509 宮崎県宮崎市旭1の8の28