報道発表日:2024年4月17日更新日:2024年4月17日
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県埋蔵文化財センターでは、県内の遺跡や埋蔵文化財に関する活動について紹介・報告する講座を開催します。
樋口(ひぐち)遺跡は、五ヶ瀬川支流である室野(むろの)川北岸沿いの標高約554mにある遺跡で、緩やかな谷地形の傾斜地に立地しています。
発掘調査の結果、縄文時代の陥し穴(おとしあな)跡3基、弥生時代後期の竪穴住居跡(たてあなじゅうきょあと)1基、近世初頭以前の掘立柱建物跡(ほったてばしらたてものあと)4棟などが見つかりました。また、縄文時代や弥生時代、古墳時代の土器などが出土しました。
今回の講座では、調査結果から見えてきた遺跡周辺の斜面地における土地の利用について考えていきます。また、調査に用いた三次元測量技術(3Dモデルなど)についても紹介します。
令和6年5月19日(日曜日)
13時30分から15時00分まで
県埋蔵文化財センター分館(県総合博物館となり)
事前申込みは不要です
無料