掲載開始日:2021年2月17日更新日:2021年2月17日
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宮崎県では11か所の棚田が、平成11年度に農林水産省によって選定された「日本の棚田100選」に選ばれています。
市町村名 |
棚田名称 |
---|---|
日南市 |
坂元(さかもと) |
えびの市 |
真幸(まさき) |
西米良村 |
向江(むかえ) |
西米良村 |
春之平(はるのひら) |
高千穂町 |
尾戸の口(おどのくち) |
高千穂町 |
栃又(とちまた) |
高千穂町 |
徳別当(とくべっとう) |
日之影町 |
石垣の村(いしがきのむら) |
五ヶ瀬町 |
鳥の巣(とりのす) |
五ヶ瀬町 |
下の原(しものはら) |
五ヶ瀬町 |
日蔭(ひぞえ) |
宮崎県では、棚田の保全や地域振興の取組が展開されている優れた棚田を次世代に引き継いでいくため、県内17の棚田を令和3年1月27日に「ひなたの棚田遺産」として認定いたしました。
今後、「ひなたの棚田遺産」を盛り上げるため各種PRやイベントを企画していきますので、今後とも注目ください。
<拡大版はこちらから↓↓>
宮崎県には13市町村21地域の指定棚田地域があります。
<詳細はこちらから↓↓>
宮崎県では農林水産省と連携して、棚田の持つ「魅力」と、棚田で行われている保全活動の「実態」を知ってもらい、棚田を訪問するきっかけになることを目的として、令和元年度から棚田カードを作成しています。
宮崎県では、棚田カード第1弾として、日南市の「坂元」、日之影町の「石垣の村」、棚田カード第2弾として、西米良村の「向江」と「春之平」、高千穂町の「徳別当」を作成しており、現在、計5地区の棚田カードがあります。
宮崎県でこれまでに棚田カードを作成している棚田について紹介します。
坂元棚田は、その美しい景観から「日本の棚田百選」に選定されています。見所となる時期:紫陽花は6月前後、稲が青々とした状態は8月~9月初旬頃、彼岸花は9月中旬頃、稲が黄金に輝くのは9月中旬頃。
<棚田カード配布場所>
向江棚田の開発起源は古く奈良時代といわれており、大小さまざまな石を積み上げて作った石垣は先人たちの努力を伝えています。「石垣の美しさ」を見ていただくのに適した時期は田植え直後の6月頃か稲刈り後の10月頃になります。平成11年には「日本の棚田百選」に選定され、地域住民により農地・農業用施設が保全されています。
<棚田カード配布場所>
春之平棚田は、大正時代に地区の振興を図るため、4人の発起人と地区民が共同で開墾しました。この棚田の魅力である「石垣の美しさ」を見ていただくのに適した時期は田植え直後の6月頃か稲刈り後の10月頃になります。平成11年には「日本の棚田百選」に選定され、地域住民により農地・農業用施設が保全されています。
<棚田カード配布場所>
徳別当地区は、高千穂町の南西部に位置しており、九州山地特有の急峻な地形と狭い土地にあって、歴史の中で築き上げられたわずかな基盤の上に生活・生産の諸活動が営まれている集落です。
本集落より約4km離れた山中の渓流中に農業用水をもとめ、流末の棚田まで山腹を等高線のように通水する用水路は、明治から大正の頃より、この土地の人々の暮らしの中にありました。
地域の人々は、貴重な農用地や農業施設を守るため、地域の共同作業を通じて力強いコミュニティーを形成し、棚田の保全に努めています。なお本地区の棚田は、平成11年に「日本の棚田百選」にも選定されています。
<棚田カード配布場所>
石垣の村(戸川地区)は、宅地、耕地、石蔵から防風垣にいたるまで石垣が整然と積まれており、最古の石垣は嘉永年間(1848~)から安政年間(1854~)に築かれたといわれております。この村は、戸数が7戸と小さい集落ですが、棚田を保全していくために、農家と地域住民が一丸となった共同活動により、美しい景観が維持されています。平成11年には、「日本の棚田百選」にも選定されています。
<棚田カード配布場所>
棚田カードに関する詳細については農林水産省のサイトでご確認ください。
(農林水産省Webサイト「棚田に恋」)
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農政水産部農村整備課農村地域保全担当 担当者名:上妻、小牧
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