警察学校

憧れが今、現実となり
自分との新たな戦いがスタートする。

ここで手にするものは、生涯の自信と誇り。

採用が決まり、遂に私は警察官。
これから半年あるいは10カ月、
警察官として必要な知識や技術をここで学ぶ。
憧れの制服が肩になじむ頃、
そこにはきっと、新しい自分が立っている。

「警察学校」というところ。
 警察官採用試験に合格したら、まず警察学校で学びます。学生といえども『巡査』です。入校後は給与・賞与が支給されます。
 授業内容はには、憲法や刑法など法学や捜査などに関する知識分野、柔道や剣道、逮捕術、けん銃などの術科分野があります。柔道や剣道は、警察官としてかかせない技能です。しかし、未経験者でも不安を感じる必要はありません。教官が基礎からしっかりと指導しますし、自主的なトレーニングを積むことで、必ず技能は身に付きます。努力した分は、自分への自信に繋がります。
 さらに郷土史やパソコン、書道や華道など教養分野も豊富にあります。一見警察業務には必要ないように思えますが、警察官には人間性も求められます。視野が広がれば、物事をいろいろな側面から捉えることが出来ます。是非、より多くのことを学んで自分の個性を伸ばし、未来への可能性を広げてください。
 規律正しい集団生活は、自立心とチームワークを養います。同じ志を持つ仲間と一緒だから頑張れることもたくさんあります。ここで過ごした日々は、卒業時にはきっと代え難い生涯の財産になっていることでしょう。

6:30
昨日よりも今日。
一日一日が成長だ!
起床するとすぐに玄関前に集合し、点呼。早朝ランニングや体操で身体をほぐした後は、各自の部屋や学校周辺を綺麗に掃除します。すがすがしい朝の空気が、新しい一日の元気になる。
16:00
人間としての器を大きく、
教養を身につけるために。
県民の安全を守るという使命を果たすためには、人間としての常識が必要だ。警察学校では一般教養や情操教育として、パソコンをはじめ、郷土史、経済学、茶道、華道、手話なども学ぶ。
9:00
学ぶことが仕事。
知識の全てが未来の自分に
直結する。
午前中の授業は主に、法律や一般教養を中心に行われる。理想の警察官に近づくために、人間の幅を広げるために。教官から全てを学び取るような気持ちで、一秒一秒が真剣勝負。
19:00
仲間との語らいのときが、
なによりの安らぎ。
栄養バランスのとれた夕食を囲んで、仲間と和むひととき。今日も思いっきり動いたから、栄養をたっぷり補給しよう。仲間との語らいの時間が、一日の疲れを吹き飛ばしてくれる。
13:00
出来なかったことが出来る
ようになるという喜び。
術科と呼ばれる、柔道・剣道・逮捕術・体育・けん銃・点検教練等。人を守る警察官であるためには、自分自身が強くあらねばならない。授業に自然と身が入る。そこには肉体だけではなく、精神面でも以前とは違う自分がいる。
23:00
良いところや悪いところ、
すべてさらけ出した仲間
だから悩みや喜びを
共有できる。
夕食後、各自復習や自主トレを行い夜が更けてゆく。警察学校はさまざまな仲間が共に生活し学ぶ場。お互い助け合い、励まし合って向上していく。きっとこの仲間とは生涯の友となるだろう。
Interview
警察官としてはもちろん、
人として大きく成長して欲しいから。

 警察官の基礎を学ぶのが警察学校です。卒業したら、すぐに交番勤務。地域の人たちと円滑なコミュニケーションを図っていかなければなりません。話題の豊富さ、多面的な考え方、立ち居振る舞いなど、さまざまな能力やセンスが要求されます。警察官であるまえに、一人の人間としても成長して欲しい。その気持ちで、なるべく学生の興味や知識の幅を広げてあげたいと思っています。刑事として現場で活動していた私自身の経験を生かし、体験談や失敗談を盛り込んで、実務に役立つよう教えることを心がけています。
 警察官になろうと頑張っている皆さん。人の役に立ちたいとか、弱い人の味方になりたいという正義感を、しっかり持って飛び込んで来てください。確かに警察官は、不規則な勤務時間かもしれません。きつくて大変な仕事があるかもしれません。でも信念があれば、それはやりがいに変わるでしょう。入校当初は皆不安でいっぱいです。しかし、入ってから学ぶことで大きく成長します。やる気みなぎるキミを待っています。
  宮崎県警察学校教官