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更新日:2020年9月16日
~総合農業試験場管理棟正面玄関を入って左の試験研究情報展示コーナーは、各部・各支場の取組内容を紹介しています~
9月は果樹部の試験研究の取り組みや果樹の鳥獣被害対策について展示をしています。
果樹部では、温暖化等の気候変動に適応する栽培技術や新品種の育成、早期成園化・省力化技術の開発等の試験研究に取り組んでいます。
果樹部で育成したキンカン「宮崎夢丸」、採れたてのナシ、クリの果実等を紹介しています。
展示コーナーの中央のモニターでは「14年前の根域制限ベッドの設置作業」、「果樹部みかんの獣害と防護柵設置後(鳥獣被害対策支援センター撮影)の様子」の2本立てで上映を行なっています。
根域制限ベッドの設置当時と現在の様子を比較して見ることができます。また、アナグマやタヌキがみかんを食害する様子や防護柵による対策の効果が暗視カメラで撮影されています。
「簡易土壌水分計」の水位低下量の目安を紹介しています。
長年の経験と勘を必要とする水分ストレスの付与を「見える化」するこの技術で、生産現場のカンキツ類のさらなる品質向上を目指しています。
軽労化のために開発された「アシストスーツ」の展示を行なっています。特に摘粒作業やジベレリン処理等の作業での労力軽減が図られます。
その他、育種技術や植調剤を用いた新技術、温暖化対応品種紹介などのパネルも展示しています。
総合農業試験場にお越しの際には、是非ご覧ください。
お問い合わせ
宮崎県総合農業試験場 担当者名:宮廻(みやざこ)
〒880-0212 宮崎県宮崎市佐土原町下那珂5805
電話:0985-73-7099
ファクス:0985-73-2127