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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2026年24号

第28巻第24号 [宮崎県第24週(6/8〜6/14) 全国第23週(6/1〜6/7)]


宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県薬務感染症対策課
宮崎県衛生環境研究所

令和8年第24週(ARIのみ第23週)の発生動向

全数報告の感染症(24週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:結核2例。
  • 3類感染症:報告なし。
  • 4類感染症:報告なし。
  • 5類感染症:多剤耐性緑膿菌感染症1例、播種性クリプトコックス症1例、百日咳1例。

全数把握対象疾患累積報告数(2026年 第1週〜第24週 保健所受理分)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

・定点医療機関からの報告総数は341人(定点当たり20.4)で、前週比97%とほぼ横ばいであった。なお、前週に比べ増加した疾患は新型コロナウイルス感染症、RSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患は感染性胃腸炎、手足口病であった。
また、第23週の急性呼吸器感染症の報告総数は878人(定点当たり31.4)で、前週比95%とほぼ横ばいであった。

【新型コロナウイルス感染症】

報告数は115人(4.1)で、前週比195%と増加した。年齢群別は15歳未満が全体の約9割を占めた。

【RSウイルス感染症】

報告数は19人(1.3)で、前週比136%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.18)の約7.1倍であった。年齢群別は1歳以下が約半数であった。

【手足口病】

報告数は58人(3.9)で、前週比67%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(5.5)の約0.7倍であった。年齢群別は6ヵ月から2歳が全体の約8割を占めた。

*新型コロナウイルス感染症流行前5年間(2015−2019)の
当該週、前週、後週(計15週)の平均値

基幹定点からの報告

○マイコプラズマ肺炎:報告数は1例(定点当たり0.14)で、宮崎市保健所から報告があった。年齢は5〜9歳であった。

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患

病原体検出情報(衛生環境研究所微生物部)

急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection:ARI) 
(2026年第23週:6月1日〜6月7日搬入分)

○ 急性呼吸器感染症(ARI)※1サーベイランス検体について、急性呼吸器感染症サーベイランス遺伝子検査マニュアルに従い、検査を実施した。

※1 急性呼吸器感染症(ARI):咳嗽、咽頭痛、呼吸困難、鼻汁、鼻閉のいずれか 1 つ以上の症状を呈し、発症から10日以内の急性的な症状であり、かつ医師が感染症を疑う外来症例
※2 左記のいずれのウイルスも検出されなかった検体数を計上

全国2026年第23週の発生動向

全数報告の感染症

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比101%とほぼ横ばいであった。なお、前週と比較して増加した主な疾患は手足口病で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。また、急性呼吸器感染症の報告数は前週比96%とほぼ横ばいであった。

感染性胃腸炎の報告数は11,033人(4.9)で前週比95%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(6.5)の約0.8倍であった。石川県(9.8)、奈良県(9.0)、愛媛県(8.2)からの報告が多く、年齢群別では1歳から2歳が全体の約3割を占めた。

手足口病の報告数は4,485人(2.0)で前週比140%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.6)の約1.2倍であった。鹿児島県(11.4)、大分県(9.3)、熊本県(9.1)、石川県(9.1)からの報告が多く、年齢群別では6ヵ月から2歳が全体の約9割を占めた。

* 新型コロナウイルス感染症流行前5年間(2015−2019)の
当該週、前週、後週(計15週)の平均値

月報告対象疾患の発生動向 <2026年5月>

性感染症

【宮崎県】 定点医療機関総数:13
定点医療機関からの報告総数は35人(2.7)で、前月比103%とほぼ横ばいであった。また、昨年5月(2.9)と同程度であった。

《疾患別》

  • 性器クラミジア感染症:報告数21人(1.6)で、前月の約1.2倍、昨年5月と同率であった。20歳代が全体の約半数を占めた。(男性6人・女性15人)
  • 性器ヘルペスウイルス感染症:報告数7人(0.54)で、前月の約0.9倍で、昨年5月の約0.8倍であった。(女性7人)
  • 尖圭コンジローマ:報告数1人(0.08)で、前月及び昨年5月の約0.3倍であった。(男性1人)
  • 淋菌感染症:報告数6人(0.46)で、前月の約1.2倍、昨年5月の約2.0倍であった。(男性5人・女性1人)

【全国】
定点医療機関からの報告総数は4,114人(4.2)で、前月比100%と横ばいであった。疾患別報告数は、性器クラミジア感染症2,188人(2.3)で前月比101%、性器ヘルペスウイルス感染症875人(0.90)で前月比98%、尖圭コンジローマ462人(0.48)で前月比102%、淋菌感染症589人(0.61)で前月比94%であった。

薬剤耐性菌

【宮崎県】 定点医療機関総数:7
定点医療機関からの報告総数は18人(2.6)で、前月比129%と増加した。また、昨年5月(2.6)と同率であった。

《疾患別》

  • メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症:報告数18人(2.6)で、前月の約1.3倍で、昨年5月と同率であった。70歳以上が全体の約8割を占めた。
  • ペニシリン耐性肺炎球菌感染症:報告なし。

【全国】
定点医療機関からの報告総数は1,260人(2.6)で、前月比107%と増加した。疾患別報告数は、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症1,222人(2.6)で前月比106%、ペニシリン耐性肺炎球菌感染症38人(0.08)で前月比133%であった。

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